生きることは「悲しみ」に近く

はじめまして。吉田 真樹(よしだ まさき)と言います。山梨県は甲府市在住で、山梨ではまだ数少ないとされている、男性オイルトリートメントセラピスト“候補生”です。

こちらでは、普段の活動や宣伝以外の、私の個人的な想いや気持ちを書き出していきたいと思っています。まあ、ちょっとしたメルマガみたいなものにできたらいいなと。よろしくお願いします。

・このnoteタイトルの意味について

『生きることは「悲しみ」に近く』。
タイトルは山田太一先生の著書『生きるかなしみ』のオマージュです。

『喜びは悲しみのあとに』なんて言葉もあります。

悲しみ。
生きることが楽しいことなのか、悲しいことなのか。それは考え方や信念によって人それぞれでしょうし、生きてきた環境や経験によっても異なるだろうと思います。
ただひとつ言えることがあるとすれば、悲しみは常に生きることのすぐ隣に連れ添っているということです。

だからこそ、悲しみの反対側の隣には“癒やし”を必要とする。そのために、セラピーそしてセラピストというものは存在しているんだろうと思うんです。
本当に人生が喜びや輝きに満ち溢れているだけのものなのだとしたら、セラピーはとうの昔に、自分へのご褒美のため“だけ”に存在しているものというか、自らの栄華を誇るために存在する、鷹の剥製や虎の毛皮の絨毯と同等の存在になっていただろうと思います(現にそういうセラピストもいないとは言えない)。

もし、人生が楽しいものであると世界的に結論付けられたとしても、「“そう”であれなかったもの」に目を向け続ける、それがセラピストの役割なんじゃないかな、と思っています。
そう思って、今日も「候補生」が抜けるように、鍛錬に励んでいます。
そんな想いを、このタイトルには込めています。


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