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デザインが機能する時間軸を伸ばす〜2020年度グッドデザイン賞 審査ユニット05(キッチン/生活 雑貨・調理家電)審査の視点
グッドデザイン賞では、毎年その年の審査について各審査ユニットごとに担当審査委員からお話する「審査の視点レポート」を公開しています。グッドデザイン賞では今年、カテゴリーごとに20の審査ユニットに分かれて審査を行いました。審査の視点レポートでは、そのカテゴリーにおける受賞デザインの背景やストーリーを読み解きながら、各ユニットの「評価のポイント」や「今年の潮流」について担当審査委員にお話しいただきます。
もっとみる十月十日をかけて出会う器<めぐる>(お気に入りのモノ)
今日はかなり思い入れのある<お気に入りのモノ>シリーズです。
気に入ったお椀でご飯とお味噌汁をいただきたい・・・そう思い続けて出会ったのがこちらの漆の食器。3つのサイズが入れ子で重なる応量器のようなデザイン。2年前にわがやにやってきてくれました。
福島県会津若松市の<漆とロック株式会社>が企画・製作をしている希少な国産漆をつかった伝統的製法でつくられた漆器です。
いくつかシリーズがあるなかで、
#ff8_1 『めぐる』を”めぐる”~会津漆器のツアー~
※この記事は2021年7月17日に公開したものを再掲しています。
前回の千尋ちゃんの投稿からだいぶ…たいぶ空いてしまいました。はい、私です。いつものごとく、遅延魔のわたしです(大反省)。
この一か月で、季節は梅雨から夏へと変わり、今日なんか須賀川は最高気温が34度。毎年の夏の最高気温クラスに達しています。
さて、何を書こうかな、なんて思っていたのですが、先日とても有意義なツアーに参加してきました
【年末年始ご宿泊の案内】『私たちと一緒に暮らしませんか?〜居場所は何気ない日々のなかに〜』
年の瀬迫る12月。
口先では「もう12月。」「もう年末。」と呟いていますが、実際は向こうから迫ってきているのか、こちらが減速知らずで追い越そうと駆けているのか。寒さで力んだ体をふと起こしてみると、「年の瀬だからって、私が口に出したのか。」なんてちょっと間抜けな終着点にたどり着きました。誰も追ってこない、何かを追わない、変わらぬ日々が巡りますように。そうは言ってもあっと言う間なんだろうな、12月。
【限定受注】“とつきとおか”、自然のリズムの中で「待つ」という充実の体験を。触覚のプロと作った、めぐるの漆椀
ー 作り手「十ヶ月待たないと手に入らないお椀があるらしい」
そんな話からたどり着いたのは、会津で漆塗りのお椀などを制作するブランド「めぐる」でした。
「めぐるを使って食卓を囲むたび、その手触りや美しさにいつも惚れ惚れしています。」
「手に馴染み、口に触れる感覚が素晴らしいです。」
「特に朝食が、いつもの白いご飯を食べるのに、そそくさと流し込むのではなく、ありがたく味わっているような時間になりま