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Radioheadの「Ok Computer」のススメ
初めにこんにちは。いきなりなんですが、僕はよく鬱になるんですよね。なんでよく鬱になるのかなんて置いといて、このアルバムのこと語らせてください。
人間、その時の気分に合わせた曲調の曲を好むらしいですね。
あの、Radioheadが鬱バンドとか言いたいわけじゃないんですけどね…
僕が鬱の時に助けてもらっているアルバムの一つをこの記事では語ります。レディオヘッドの「Ok Computer」だよ。
ショートショート「日陰を持ち運ぶ」(約890字)
地球温暖化が進む現代で、ある画期的な道具をA社は開発した。それは、日陰を持ち運べる道具であった。どこの日陰でもいい、例えばそこの公園の木の陰を切り取り、好きに持ち運ぶことができるのだ。ただし、木の陰は持っていかれたから、日なたになってしまうが。
この大発明は、世界中で話題となる。その道具はもちろん高価であったが、日光が大嫌いなセレブ達のマストアイテムになった。他にも、この道具を用いて日陰を集め
ショートショート「四次元の絵の具」(約1000字)
なにかを表現するということは素晴らしい。だから芸術というものが昔から連綿と続いてきた。文芸だってその一部だし、音楽だってその一部だ。特に美術に関しては、どの人間にとってもより身近なものだろう。
2050年、ある画材会社が、画期的な商品を開発した。それは、「四次元のアクリル絵の具」である。当初、この発表は、世間にまともに受け取られていなかった。四次元のものなんてこの世にないからだ。人々は、それを
ショートショート「ゼロカロリーの食事」(約770字)
日本という国は、他の国に比べて食に関してのこだわりが非常に強いらしい。日本食は、世界に誇れる無形文化遺産であり、世界中の人々を魅了している。
そんな現代で、画期的な日本料理店がオープンした。その名も「ノンカロリー」である。なんとゼロカロリーの食事を提供するお店らしい。小さな都市の繁華街に店を構えていたが、たちまち行列店となった。客たちは、最初は興味本位でお店に入ったのだが、そのゼロカロリーの食
ショートショート「割れたインターネット」(約860字)
皆がインターネットを使っている。わからないことがあれば、検索する。インターネットを通じて友達とチャットする。電話もする。こんな世界になってからもう数十年がたった。
どんな国も、情報工学に力を入れ、研究を進めている。インターネットは、人類の偉大な子供なのだ。誕生してから、丁寧に育てている。
多くの人間が、様々な言語で、インターネットに情報を書き込んでいる。
「環境問題を解決する3つの方法」
ショートショート「汚れる絵画」(約760字)
K美術館は世界的にも有名な絵画を所有し、展示する美術館である。セキュリティーも厳重で、絵は頑丈なガラスケースで保護されており、誰も絵に触ることなんかできない。
ある日、鑑賞者の一人がある絵の変化に気づいた。その絵はとてもきれいな桜の絵であった。しかし、その桜の花の一つが真っ黒になっていた。もちろん、鑑賞者は学芸員にそのことを伝えた。絵は、一度、鑑賞中止となった。そして、そのことは新聞の小さい記
ショートショート「銃のアプリ」(約1300字)
バーティ・ハットンは大学生だ。つい先日20歳になったばかりである。この国では20歳という年齢は、節目なのだ。お酒が飲めるし、たばこも買える。公営のギャンブルだって楽しめるのだ。
でも、バーティにはもっと嬉しいことがある。銃の所持が認められることだ。
「20歳になったら欲しいものを1つ買ってやる。せっかくだから、多少高価なものでもいいぞ。」
去年、バーティの父がそう言っていた。そして、今日が
精神疾患と自己嫌悪と音楽
前置き
自己嫌悪というものは、思春期の子供たちが必ず抱えるもの。大きかれ小さかれ苦しさを伴いますよね。
さっき「思春期の子供たちが~」なんて言ったけど、大人だって抱えている人は多いと思います。人として生きるには、避けては通れないかもしれないね。
僕は、大学生です。でも、普通じゃなくて、高校1年生の頃から精神疾患と戦っています。多くの薬を飲んでいるし、入院したこともあります。「なぜ皆みたいに普通