マガジンのカバー画像

旅の徒然

318
運営しているクリエイター

#浮世雲

長い長いトンネルを抜けたら…碧い碧い海だった

長い長いトンネルを抜けたら…碧い碧い海だった

トンネルを 抜けて...海を観にいかないか?息を繋ぐに 精一杯な日々
そんな姿を見てか...
声がかかった

助手席に座り 北へ北へ
川を登る
昨夜の雪は 山を染める

横山ダムを 抜けて 徳山ダム湖へ

小僧時代から 建設に関わった徳山ダム
色々な物語がある...

今は 静かに静かに 水を湛える

いくつも いくつも トンネルを抜ける
それでも ダム湖は 続いている

東洋一の貯水量のダム湖

もっとみる
スキーに行きませんか? 雪山へ

スキーに行きませんか? 雪山へ

朝目覚めれて
静かに静かに 息をしているのが精一杯の日々
そんな気配を察してか….

“現地ゲレンデで8:00にお待ちしてますと”奇特な知人からお招きがかかった

捨てる神ありゃ
拾う神あり
ありがたいものである

指定されたゲレンデは 聞いた事が
あるのだが….
真っ暗な中
道具を積み込み 車を走らせる

俗世間は 三連休の初日
夜明け前から車が多い
インター降りて 北にさらに一時間
全く道に 

もっとみる
“今の私に出来る事”

“今の私に出来る事”

今 私に出来る事

“目の前の空間を 作品として
切り取り 伝える事で 
一つの 作品になると“

華影彩美

インスタレーションに招かれた。

“華”が 撮りたかった”から…

目の前の華達…
水やりが 大変だなって….
初めて観る景色に戸惑った…

目の前の華達は 
コップ一杯の水に
咲いている

水たまりに 咲く 花のように…

切り取る視点が 変わると
器に なみなみと注がれた水の表情が

もっとみる
“バチ”って スイッチが入ったら… 御縁が繋がる そんな日に...

“バチ”って スイッチが入ったら… 御縁が繋がる そんな日に...

鮎漁師も 終わり
小雪 過ぎても小春日和

回復期リハビリテーション病棟に
出向くと 現状を観て
的確なスイッチをいれてくれる。

“兎に角 自転車で 走ってなさい”
“風に任せて ゆらゆらと揺れてなさい”

スパルタMの呟きは 詩的で好きだ

調子に乗って…
バーハンドルのテープを 真っ赤なキラキラにしてみた

調子乗りついでに 
クロモリのバイクも巻き替えた

細やかなスイッチを 入れては喜ぶ

もっとみる
“紅葉狩りにいきませんか?” 秋の空を眺めに

“紅葉狩りにいきませんか?” 秋の空を眺めに

朝目覚めれて
絶好の〇〇日和である…が…

空眺め 天気図を読み…
“この三連休 今日が一番いい日になる…”
鮎漁師は 呟く

坊に鍵を渡し後の席に潜り込む

“紅葉狩りに 行きませんか?”針路は 北へ北へ....
出来るだけ高速道路は使わずに

昼前 車内は何食べようと…

“蕎麦が食べたい”との事

“その瞬間 その一点に居る事を”
旅と 呼んでいる

朝SNSに この蕎麦屋の記事が流れていた

もっとみる
おちょぼさんへ 行かないか?…串カツ食べに…

おちょぼさんへ 行かないか?…串カツ食べに…

坊は呟く 
岐阜県 南濃にある おちょぼ稲荷に
出かけた..

屋台が並ぶ…
正月より 多いくらい
既に賑わっているが
零時前になると さらに
混み混みになると..

いつもの店も 順番待ち…

その間に 景色を切り取りに
沿道を歩く

落とし物 忘れ物に御利益があると…
八百万の神の国 色々な神さまが居るものだ…

沿道は 串カツ屋が並ぶ
店先で皆が 齧っている

“席開いたぞ”と….

店に入

もっとみる
ふらっと岐阜に出かけたら…

ふらっと岐阜に出かけたら…

岐阜ですか? 遊びに行きたいです
その次に出てくる ワードは?

飛騨高山
合掌造りの白川郷…
行ってみたいんです….
……..織田信長が 天下布武を唱えた
岐阜城から 高速使って二時間かかります….140キロ 北へ…

ならば 岐阜って?
何があるの?…鵜飼で有名な 長良川….
信長の居城 岐阜城があります…
(コンクリート製ですが....)

その 麓 長良川を挟んで
こんな空間がありまして…

もっとみる
鮒寿司を買いに…滋賀高島へ

鮒寿司を買いに…滋賀高島へ

旅は徒然…
目的を果たすと 腹が減る…

通りの鰻屋は 相変わらず
混み混み 何時間待ち…

“若狭鯖街道 熊川宿で 蕎麦食べよう”

何度も 自転車で走った道を
トレースして行く
自転車だと 激坂だが 車だと
そんな事すら感じない…

狭い鯖街道を走る
熊川宿

道の駅は 人だらけなのに
肝心な熊川宿は 人は疎ら

小さな蕎麦屋
“お兄さん 大盛りね 味御飯も気持だけ
付けとくは”と…

ここも

もっとみる
開かずの扉が開く旅 木之本へ  華影彩美

開かずの扉が開く旅 木之本へ  華影彩美

朝目覚めれて 
絶好の〇〇日和

“何処に 行こう?”
いつも いつも 空と雲と山と川だから

“空と雲と山と海”へ買ったばかりのカメラ?を手に

綺麗な景色を 切り取りたい…

峠を越える
気温10℃
車 屋根無いけど 車内は暖房
露天風呂気分

そろそろ 紅葉が降りてくるなと

一山越えたら 
北国街道 木之本へ
目当ては これ

今では何処でも買えるけど
サラダパンは この店から生まれた

もっとみる
“海が見たい”…そして 高知フラフラ旅

“海が見たい”…そして 高知フラフラ旅

ひとは勝手なものである。
川と山と空と雲 ばかり眺めている日常
たとえ 絶景の中に居たとしても

山を降り 川を下り…
海へ

巨大なガントリークレーンを眺めながら

海へ

ただ ボーっと 眺めている
何度も 訪れた場所へ
前回は自転車で 登って来た

また 来れた事を 細やかに喜び

一服を 呼ばれに
馴染みの呉服屋さんへ
数々の名言を くれる女将さんである

先ずは 一服をと…

お茶の御縁

もっとみる
“死ぬまでに観たい絶景”…だと  奇跡の水の秘密とは..

“死ぬまでに観たい絶景”…だと  奇跡の水の秘密とは..

目の前の彼女は 呟く…
その言葉に 打たれたスマートおやじは
なんども 繰り返す 
“それよ それ”

どうしても 魅せたい景色だと

仁淀川を遡る

すれ違いのできない細い道
紅葉シーズンは 一方通行になると

水が削った渓谷とは言え 祀られた大岩を観ると 蛇落谷(土石流を繰り返した荒谷)だったのだろうなと…

目指すは 水晶淵 そして
砂防ダムである。

時計を 気にし出す スマートおやじ

もっとみる
子供のように 島旅 大人の夏休み

子供のように 島旅 大人の夏休み

島旅
上陸の祝いの宴

そして
今から 夢に見た 釣りである

大きな漁船に 二人

漁場まで
この時のワクワク感が堪らない

漁場に着くと 先ずは
どうしても 使いたかった 名入りの作ってもらった竿を…..

竿がしなり 上がって来た魚に
船頭さんが 喜ぶ

イサキが来たと…

続けて 二匹目
竿が 折れんばかり しなっている

“この竿で 釣りたかったんだ”と
船頭に話す 浮世雲

果たして何

もっとみる
島に渡ると言う事 大人の夏休み

島に渡ると言う事 大人の夏休み

春先 与那国島へ招かれた

素晴らしい物語が 生まれた

朝目覚めれて

節目節目に 参る
菊池武光公の菩提寺へ

コルナゴ部長とは はるか昔昔
この大楠の袂で 出逢った

神社前の福招き猫は 神々しくて...

旅の安全を 祈願した

早朝 熊本 菊池を出て
気がつくと 伊万里へ

浮世雲さん レンタカーで
“走り回ってたもんね”
そう 
一時期 仕事で
この辺りを走り回っていた...

“そう

もっとみる
“お茶会しましょ” 出汁に始まり....大人の夏休み

“お茶会しましょ” 出汁に始まり....大人の夏休み

大人の夏休みが始まった

降り立った熊本空港

新しい空港
手をかける処はしっかりと
そうで無い処はシンプルに
そんな 感じの空気感が心地よい

今回の主役でも ある 釣竿達は
丁寧に 手渡しで 運ばれて…

世の中は まだ…
マスクであるようで…

“お久しぶりです”
って 春以来…コルナゴ部長は 変わらない
後席から 声がする

初めましまて…. ○○です。

SNSを拝見していて 
この人と

もっとみる