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SLAM DUNK GI~プロローグ~

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SLAM DUNK GI、湘北高校6名のプロローグ、 1話~6話、振り返りを収録。
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【SLAM DUNK GI】目次

【SLAM DUNK GI】目次

※本を選ぶ時に目次は見ますよね。
読者様の意見を取り入れ目次を作成しました。
また途中からでも入っていきやすいように、章をまとめたマガジンを作成しました。
固定記事「SLAM DUNK 続編 執筆のきっかけ」「プロフィール記事」に貼り付け。

1話 再び名役者へ~プロローグ・木暮公延~
2話 雑草の夢はぶれない~プロローグ・赤木剛憲~
3話 あきらめの悪い男~プロローグ・三井寿

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【SLAM DUNK GI】1話 「再び名役者へ」~プロローグ・木暮公延~

【SLAM DUNK GI】1話 「再び名役者へ」~プロローグ・木暮公延~

「全ての国際試合、国際大会に日本を出場停止処分とする。」

WIBA(世界バスケット連盟)会長テルノンは非常なる処分を宣言した。

「うっ そんな、、、、若手のいい選手も出てきているのに、、オリンピックも日本で開催されるというのに、、、。」

やりきれない苦悶の表情を見せたのは、JBA(日本バスケット連盟)の理事である木暮公延だった。
しかし木暮は、日本にとって非常宣言であるにも関わらず、WIBA

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【SLAM DUNK GI】2話「 雑草の夢はぶれない」~プロローグ・ 赤木剛憲~

【SLAM DUNK GI】2話「 雑草の夢はぶれない」~プロローグ・ 赤木剛憲~

恵まれた体格、バスケに打ち込む熱い姿勢、リーダーの資質。そのポテンシャルは十分だった。

そんな赤木剛憲が夢みたのが
全国制覇という壮大な夢だった。しかし赤木はあくまでポテンシャルを秘めた無名選手。高校入学時、フリースローが苦手とあるように夢みる雑草に過ぎなかった。

2年連続1回戦敗退。部員は次々と退部。仲間がついてこない孤独、リーダーの資質を問われかねない。

それが「雑草の夢のリアル」だった

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【SLAM DUNK GI】3話 「あきらめの悪い男」~プロローグ・三井寿~

【SLAM DUNK GI】3話 「あきらめの悪い男」~プロローグ・三井寿~



栄光と挫折、挫折からの復活。三井寿という男を語る時、この言葉がどうしてもついてまわる。
中学時代、神奈川県大会決勝戦、終始リードを許す苦しい展開の中、シューターとして得点源だった三井はチームメートを鼓舞。

「このスーパースター三井がいる限り武石中は絶対勝ァつ!!」

と言ったものの実際はもう勝てないとあきらめかけていた。

「最後まで、、希望を捨てちゃいかん あきらめたらそこで試合終了だよ。

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【SLAM DUNK Gl】4話 「見えない敵」~プロローグ・宮城リョータ~

【SLAM DUNK Gl】4話 「見えない敵」~プロローグ・宮城リョータ~



 「オレが新キャプテンの宮城リョータだ!!」速攻を中心としたゲームメイクや小柄でありながら高い運動能力とテクニックを活かしたスピードプレーが持ち味。

とりわけ安西からはスピードとクイックネスなら絶対負けない。チームにスピードと感性をもたらしたと評された。

山王工業戦ではゲームの流れや相手の心理状況を的確に判断し、戦意を失いつつあるチームメートを叱咤し崩壊寸前のチームを支えた。

リーダーと

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【SLAM DUNK GI】5話「努力に勝る天才はいない」~プロローグ・流川楓~

【SLAM DUNK GI】5話「努力に勝る天才はいない」~プロローグ・流川楓~


流川楓は天才か?

中学時代から地域では有名な選手だったが、強豪ではなく結果を残していない。敗退を知っているごく普通な優秀選手。

仲間と群れない、一人での自主トレに孤独を感じることなどない。高校入学早々に仙道彰に出会い敗退しており、ライバルのいない孤独を感じるなんておこがましい。

天才の孤独を背負ったのは

山王工業の沢北栄治であり、さらに言うなら別作品になるが、

「俺に勝てんのは、俺だけ

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【SLAM DUNK GI】6話 「安西の餞別」~プロローグ・桜木花道~

【SLAM DUNK GI】6話 「安西の餞別」~プロローグ・桜木花道~

「ねぇ聞いた・?流川君、アメリカの大学いくんだって!?」
「すごい! かっこいい! 流川君 」
「バスケでしょ ねえ見に行こうよ!」
「行きたい!行きたい!!」
「パスポートとらなきゃね!」

「おい!!お前ら! うるせ-ぞ ルカワ ルカワって!」

桜木花道、高校3年、ウインターカップが終了後の卒業を控えた教室。

「何よ!!あんたには関係ないでしょ!!」
「うるさい 耳障りだ!!ルカワ ルカワ

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【SLAM DUNK GI】プロローグを終えて・振り返り

【SLAM DUNK GI】プロローグを終えて・振り返り

湘北メンバー6人のプロローグが公開されました。

木暮公延から始まるストーリーというのは、拘りの一つであり、田岡茂一の登場、両者が助言を貰い改革を進めていく姿はすぐにイメージに浮かび、

「もう田岡茂一の脚本を裏切らないでくれ。」
このセリフは自然と出てきました。

今作品は、現実世界のパロディ、オマージュといった表現が多々あり、題材としています。

「日本の世界大会、出場禁止」

この宣言を軸に

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