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ボルネオ島の小さな国 ブルネイ・ダルサラームの言葉【ブルネイ・マレー語】
【マレー語】と【ブルネイ・マレー語】
東南アジアのボルネオ島にある国、ブルネイ・ダルサラーム(ブルネイ)。
ボルネオ島は、ブルネイの他にマレーシアとインドネシアの領土があり、ブルネイは三方をマレーシアで囲まれています(北側は海に面している)。
ブルネイはイスラム教の国で、公の場で飲酒をすることは禁止、そして国立学校の男女共学も禁止なのだそうです。
しかし、クリスマスの日は祝日となっています。
多言語島国は言葉が沢山!【インドネシア語】と【バリ語】
【インドネシア語】と【バリ語】
大小合わせて10,000を超える島のあるインドネシア。
特に東西にとても長く、東はパプアニューギニアと陸続きで国境があり、西はマレーシアと海を隔てて隣同士、ベンガル湾を挟むとスリランカとも隣同士です。
インドネシアの公用語は【インドネシア語】ですが、これだけ東西に長い島国なので、方言とも言われる様々な言葉が存在します。
東と西では意思の疎通は出来ないようです。
まるで双子の言葉!【マレー語】と【インドネシア語】
【マレー語】と【インドネシア語】
東南アジアのマレーシアで使われている【マレー語】、インドネシアで使われている【インドネシア語】。
島の多い2国ですが、ボルネオ島という島では陸続きで国境があります。
実は、この2つの言葉、本当そっくりなんです
一部の単語や単語の意味は違いますが、本当に一部。
マレー半島を中心に使われる言葉を大きくマレー語と言い、マレーシアの【マレー語】も【インドネシア語】
見た目は違うのに発音が似ている!【ベトナム語】と【クメール語】
【ベトナム語】と【クメール語】
ベトナムで使われている【ベトナム語】
カンボジアで使われている【クメール語】(カンボジア語)
文字が異なるため、見た目は全く違う言葉に見えますが、元々の祖先は同じで、発音がそっくりな兄弟言葉なのです。
【ベトナム語】はラテン文字に見えますが、よーく見ると「ữ 」や「ở」「ẫ」「ố」など、ラテン文字に混ざって【クメール語】に近い文字もあります。
【ベトナム語】
文字は違うけれど意思の疎通はできる!?【タイ語】と【ラオス語】
【タイ語】【ラオス語】
東南アジアに位置するタイとラオス。
陸続きで隣同士の国です。
タイの言葉は【タイ語】、ラオスの言葉は【ラオス語】ですが、実はこの2つの言葉は方言ぐらいの違いで、タイの北東部では意思疎通も出来るほど発音が似ています。
そしてラオスではタイのテレビ番組が受信できるそうで(地域もよりますが)、タイ語は耳慣れしているようです。
そんな2つの言葉ですが、大きな違いは「文字」。
以外だった!キリル文字で書かれている【モンゴル語】
【モンゴル語】
ゴビ砂漠、力士、遊牧民族などで知られるモンゴル。
そのモンゴルで使われている言葉は【モンゴル語】。
中国の内モンゴル自治区でも使用されています。
文字は以前はモンゴル文字という、縦書きの文字を使用していたのですが(内モンゴル自治区では現在もモンゴル文字)、1940年代ぐらいからキリル文字で表記されるようになったとのこと。
モンゴルでキリル文字が使用されている、というのは初めて
広くて方言が沢山!中華圏の言葉
【北京語】【上海語】【広東語】【台湾語】
「漢字」、日本でもお馴染みの文字ですが、現在の日本の漢字は太古の昔に中国対立から伝わった文字が日本独自の漢字として発展したもの。
昔はベトナムや韓国でも使用されていましたが、現在漢字を使用しているのは日本と中華圏(中国、香港、台湾など)のみ。
日本で「漢字」と言われている文字も、大きく分けると3種類あります。
【漢字】
日本語としてひらがな、片仮名と
歴史とともに変化してきた言葉【ビルマ語】
【ビルマ語】
ミャンマーで使われている【ビルマ語】。
ミャンマーのビルマ族以外に、一部の東南アジアでも使用されている言葉です。
言葉の歴史は古く、一説によると9世紀には現在のミャンマーの地に言葉があったとされています(古ビルマ語)
その後15世紀には言葉として整えられ(中ビルマ語)、18世紀には現在使われているビルマ語(現代ビルマ語)になったようです。
ビルマ語はビルマ文字を使って書かれます
話者数世界トップテンの【ベンガル語】
【ベンガル語】
バングラデッシュの国語でもある【ベンガル語】。
インドや西アジアのベンガル版の間でも使われ、世界トップ10に入る話者数なのだそうです!
ヒンディー語にも似ているように見えますが、ヒンディー語はデーヴァナーガリー文字なのに対して、ベンガル語はベンガル文字を使います。
ベンガル文字は古代から存在していましたが、どんどん簡単になり現代のベンガル文字になったとのこと