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母の心は呪いのような、祈りのような
自分で自分につっこむ
おーい、あんた!そう、そう、そこのあんただよ!私だよ!
あんたさ、子どもが生まれたとき、あれだけ自分で「この子は自分のお腹で育って血が繋がっていて自分が産んだ子だけれど、自分の分身ではない。自分とは別の人間だから、所有物のように考えないこと。この子に対してサポートはしても、コントロールしようとしないこと」みたいなことを考えてなかった?言ってなかった?
それって、でき
お母さんは基地で、お父さんは武器と盾だよ
学校で、いじわるを言われたりと、悲しいことがあった日。
「今日、宿題できる?できそうなら、ささっと終わらせて、あとは好きなことをたくさんやりなよ!今日は、心が疲れてるから、自分が楽しい時間をたくさんつくりなよ。」
そんな感じで、いつもよりたくさんゲームをやったり、好きなテレビを観たりして、寝る時間になり、ベッドへ。
こんな日は、早く寝なさい!とせきたてるのではなくて、まるでのんきなのんびり
男の子でアナ雪が好きだっていいじゃん!
ある日の夜のこと。何にも問題ない様子で楽しそうに夕ご飯を食べていたけれど、食後に突然、息子はぽつりと言った。
「今日、みんなにアナ雪のキーホルダーバカにされた。男なのにおかしいって」
息子は小さい頃からアナ雪が好きで、たまたま一度祖母に買ってもらったアナ雪の入浴剤に付いていたささやかなキーホルダーを保育園用のリュックにつけている。どのくらい好きかというと、未満児の頃、ディズニーランドのアナ雪の
ぼくが何のために生きてるか知ってる?〜6歳のこたえ〜
寝る前のトイレを済ませて、下はパンツ1枚、パジャマのズボンを片手に、息子は寝室にやってきた。
「ねえお母さん、ぼくが何のために生きてるか知ってる?」
ベッドに上がり、尺取り虫のようにズボンを履き履き、突然難易度の高い質問をしてきた。
「え?難しいこと言ってくるねえ。何のためかなあ。うーん。楽しく生きるため?」
「違うよ。お母さんとお父さんと一緒にいるためだよ」
そう言いながら、しまいきれ
COTEN RADIOが心に響きすぎる
Podcast、YouTubeで聴けるCOTEN RADIO、とても人気なのでご存知の方も多いと思うが、素晴らしすぎてとにかく誰かに勧めたい。仲の良い友達にも、歴史が好きな知人にも勧めたが、全然勧め足りないので、誰が読むともないnote に有り余るこのエネルギーをぶつけておくことにする。
そもそも、まずは私が聴き始める数ヶ月前、歴史弱者を自称する夫がCOTEN RADIOに出会い、見事にハマった
「キネマの神様」読書記録
好きな作家を5人あげろと言われたら、原田マハが入る。それなのに「キネマの神様」を今頃読んだと言ったら、呆れるファンの方もいるかもしれない。
久しぶりに本や漫画をたくさん読める状況になり、フラフラと本屋をチェックしたところ、「キネマの神様」が表紙をこちらに向けて配架されていた。帯には映画化とあり、志村けんと菅田将暉の顔が写っている。2人とも好きだ。映画化ということで、より目立つ配架になっていたのだ
耐えて耐えて卒業を迎えたあなたへ
「やっと、、、やっと、終わった、、、」
中学の卒業式の帰り道、母の運転する車の中で、私はボロボロ泣いて泣いて、涙声で、ひと言、この言葉を絞り出した。もう終わったのだ、と、自分に聞こえるように言ってやりたくて。
運転席の母は、涙声で「よく頑張ったね」と言った。
私の卒業までのカウントダウンは、中学1年の夏から始まった。あと、2年と半年というところから。
いやがらせの波が、大きくなったり小さく
ごめんね、大人も間違うんだ
自分たちが小さな子どもだった頃、大人ってどんな風に見えていたっけ。
こうありたい、こういうことはしない、という姿はあるんだけれど、親自身の体調が悪かったり、忙しすぎたりすると、つい、子どもを怒鳴ってしまったりすることがある。感情のままに。理想とは全然違う。
もし、自分の心に余裕があったら、さっきの状況で怒鳴ってた?もし、膝をついて子どもの目線に合わせて話していたら、怒鳴ってた?
絶対に、怒鳴