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ピンチをアドリブで乗り越える技

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#映画

ピンチをアドリブで乗り越える技 99/100(Online1,2)

ピンチをアドリブで乗り越える技 99/100(Online1,2)

23年7月8日17:40に加筆

自問自答を繰り返しながら、
アドリブと演技の関係を
追求していってみようと思い立ちました。
100回(?!)連載にて、お送りします。

今日はオンラインを想定して考えてみようかと思います。

以前、映像の演技には、針穴に糸を通すような、細やかな表現が必要である、というお話をしました。

カメラのレンズには、ピンホールという光を取り込む穴が空いていて、まさにそこに意

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ピンチをアドリブで乗り越える技 94/100(動作1)

ピンチをアドリブで乗り越える技 94/100(動作1)

自問自答を繰り返しながら、
アドリブと演技の関係を
追求していってみようと思い立ちました。
100回(?!)連載にて、お送りします。

すっかり夜も更けてしまいましたが、今日は土曜日なので、動作に関するエキササイズをご紹介します。

事前にこうしたことを行なっておくと、ピンチに陥りづらくなりますし、もし陥ってしまったとしても、冷静な対処ができるかと思います。

お時間があれば、ぜひチャレンジしてみ

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ピンチをアドリブで乗り越える技 80/100(視点)

ピンチをアドリブで乗り越える技 80/100(視点)

自問自答を繰り返しながら、
アドリブと演技の関係を
追求していってみようと思い立ちました。
100回(?!)連載にて、お送りします。

前回と前々回に引き続き、『レイルウェイ 運命の旅路』についてのお話です。

私が撮影を続ける中で、一番印象に残っていて、かつ衝撃的だったのは、作品の中での「視点」に関することです。

映画でも舞台でもテレビドラマでも、物語というものは、だいたい主人公の視点から描か

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ピンチをアドリブで乗り越える技 79/100(役割)

ピンチをアドリブで乗り越える技 79/100(役割)

自問自答を繰り返しながら、
アドリブと演技の関係を
追求していってみようと思い立ちました。
100回(?!)連載にて、お送りします。

昨日の続き、映画『レイルウェイ 運命の旅路』のワンシーンについてお話ししようかと思います。

逆算の創造をして、

主人公の方を鋭く見て、そのまま目線を外さない
という指示を、

何か不審な物音を聞いてそちらを見る、そのまま音の出どころを探る様に見つめる。
と、し

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ピンチをアドリブで乗り越える技 78/100(逆算)

ピンチをアドリブで乗り越える技 78/100(逆算)

自問自答を繰り返しながら、
アドリブと演技の関係を
追求していってみようと思い立ちました。
100回(?!)連載にて、お送りします。

今日は、逆算の創造性について詳しく書いていこうと思います。

以前『深化』でも触れた内容で、

最近も、『独創』で少し似たお話をしています。

「いま、ここ」の空間には、最適最善のストーリーが流れていて、演者はそれを『捉える』だけで良い。

という考え方で、なんだ

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ピンチをアドリブで乗り越える技 75/100(配分)

ピンチをアドリブで乗り越える技 75/100(配分)

自問自答を繰り返しながら、
アドリブと演技の関係を
追求していってみようと思い立ちました。
100回(?!)連載にて、お送りします。

昨日は、独創性が必要かどうか、さらにはそれを見せつけるような行為への疑問を書きました。

ちょっと、難しいというか、際どいテーマだったと思うのですが、今日も少し攻めます。

全力投球する必要はあるのか?

です。

誠心誠意、全力を尽くせば、
常にベストを目指す姿

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ピンチをアドリブで乗り越える技 66/100(チャンス)

ピンチをアドリブで乗り越える技 66/100(チャンス)

自問自答を繰り返しながら、
アドリブと演技の関係を
追求していってみようと思い立ちました。
100回(?!)連載にて、お送りします。

昨日の続きです。

「小学校で起きた無差別殺人事件の、加害者と被害者家族の和解プロセス」

という題材で、それぞれ綿密に役作りをした上で、一つの部屋で対面するという即興劇を行います。

経緯は思い出せないのですが、私は被害を受けた生徒たちの教師、という役柄で参加し

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ピンチをアドリブで乗り越える技 61/100(適度な自信)

ピンチをアドリブで乗り越える技 61/100(適度な自信)

自問自答を繰り返しながら、
アドリブと演技の関係を
追求していってみようと思い立ちました。
100回(?!)連載にて、お送りします。

「ピンチに強い精神力」の第二弾です。

昨日は、信頼出来る仲間たちと、ボールを空に上げたままにするという、アドリブの話をしました。

以前ご紹介した『ヘリコプター理論』(8/100参照)もそうですが、そもそもどの程度をピンチと思うか、ということを考えてみたいと思い

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ピンチをアドリブで乗り越える技 59/100(Change)

ピンチをアドリブで乗り越える技 59/100(Change)

自問自答を繰り返しながら、
アドリブと演技の関係を
追求していってみようと思い立ちました。
100回(?!)連載にて、お送りします。

少し前後してしまいますが、『Objective』(願望)『Obstacle』(障害)『思考回路マッピング』『Beats』(区切り)『Super Objective』(野望)と一連をご紹介して来ましたが、

最後に『Change』(ターニングポイント)についてお話し

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ピンチをアドリブで乗り越える技 10/100(三つの輪1/3)

自問自答を繰り返しながら、
アドリブと演技の関係を
追求していってみようと思い立ちました。
100回(?!)連載にて、お送りします。

正しい目線って、どこを向いていれば良いのでしょうかね??3回に分けて、『3つの輪』というツールをご紹介します。

これは、とてもシンプルなので汎用性があり、日常生活においても結構頻繁に使うツールの一つです…

ピンチに陥った時、
自分が何をしているのか、何をしたら

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