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記事一覧
フェミニストの「ミラーリング」はなぜ失敗してしまうのか
さて、表題の通りである。フェミニストによるミラーリングはなぜ失敗してしまうのか。正確には、「フェミニストがミラーリングとして繰り出すミラーリング」はなぜ的外れにならざるを得ないのか。これには明確な原因があり、またそれはフェミニズムの抱える根本的欺瞞に根差している。
結論から先に書いてしまうと、「男性が搾取を実感しうる価値の在り方は女性のそれと決定的に異なるから」そして「男性ジェンダーへの搾取
国連科学委員会2020/2021報告と被曝リスクなど
いろいろあって、東電原発事故に伴う被曝影響(発癌リスク)について書かなくちゃならないなと考えました。この問題は科学的には既に決着していますから、今さらのかたも多いと思います。でも、意外に知られておらず、それが風評や無用な不安を生んでいるようにも感じます。
国連科学委員会(UNSCEAR)は2013年に報告書( https://www.unscear.org/unscear/en/publicat
マスコミツイートに付いたコミュニティノート分析
後半一部有料です。論旨は無料で読めます。定期購読がお得です。
時間がない人向けまとめマスコミのツイートに付いたコミュニティノートをまとめた。そのコミュニティノートをもとにマスコミ報道にどのようなミスリーディングな記述が多いかを確認した。
シンプルに誤報と言えるものから、重大なミスと軽微なミスを混ぜて件数を報道する、別の重い罪状を書かずに見出しを書くなど多様なミスリーディングを誘う記述があることが
『フランス革命と明治維新の比較』から考える、今後の日本政治の転換
パリ五輪の開会式映像について、『マリー・アントワネットの生首』的な映像とか、あとキリスト教を侮辱しているのでは?といった批判が取りざたされてますよね。
特に日本では、
みたいな「ある意味よくある論調」がかなりシェアされてバズってるのを見かけたりしました。
一方で、例えば欧米の知識人でもフランス革命に批判的な人は結構いるし、逆に日本の明治維新をポジティブに評価する人もいるんですよね。
その「
トヨタ自動車豊田章男会長の「今の日本は頑張ろうという気になれない」という発言が注目されています。もともとはメディアに対してより社会等全体で自動車を安全に利用しよう、新しい技術を取り入れようと前向きになってほしい、自動車産業を目の敵にするだけでなくより日本にとってプラスになるように応援するメッセージを出してほしいという趣旨だったわけです。
https://bestcarweb.jp/news/bu
生麦事件 ロッシェル・カップ 神宮外苑の災難
加藤文宏
前回、『彼らはなぜ神宮外苑再開発反対のデマに乗ったのか』でデマを盲信したり利用した著名人たちと、再開発反対の旗手で情報発信源のロッシェル・カップが織りなす構図をあきらかにした。
今回は、ロッシェル・カップという存在、ロッシェル・カップ的なものを、私たちの社会はいかに扱うべきかを考える。
2022年にカップが、オリンピック関連事業のため代々木公園の樹木が伐採されると大げさな誤情報を流した
神宮外苑再開発問題の(右翼でも左翼でもない人向け)決定版まとめ
都知事選の争点になって再度人々の注目を集めている外苑再開発問題ですが、「強引な反対派」の無理のある主張が否定される言論が共有されるようになったはいいものの、なんだか今度は「神宮の私有地なんだよ!これだからアホの左翼どもは!」みたいなちょっと問題のある押し切り方もたくさん聞こえるようになってきて、実際どういうことなのかがわかりづらくなってると思います。
というわけで、過去に何度かコレに関する記事が
都知事選で見ておくべき候補は蓮舫・石丸・清水・安野・ひまそら【短信】
加藤文宏
はじめに 都知事選で、小池ゆり子が現職の強み以上の横綱相撲を取っている。小池が再選されるか否かと関係なく、彼女をひとつの基準としたとき興味深いのが蓮舫、石丸伸二、清水国明、安野貴博、ひまそらあかねだ。それぞれの戦いぶりと得票数(得票率)から、東京都の有権者像がその分布とともにはっきりわかる。