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紅顔の哲学者を目指して

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僕が独学で哲学を学び、哲学者になるまでの道のりを日記にしています。 1冊の哲学書(作品)を発表できれば僕は新米の(紅顔の)哲学者になれたということだと思っています。 作品を世の中…
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#自分

「自己の空間的考察」

「自己の空間的考察」

紅顔の哲学者を目指して#12

2024年5月2日(木)

大学の図書館でこの日記を書いたのが懐かしい。
この頃は確かハイデガーの「存在と時間」を読んでいた気がする。だからか読み返すとその影響をもろに受けて書いているのが丸わかりだ。
この時は全く存在論の知識もないまま自分なりに哲学した。
今の僕が存在について書こうと思ったらどのようなものが出来上がるのだろう。また時間を作って書きたい。
哲学日記を

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「生きる希望の哲学」

紅顔の哲学者を目指して#9

2024年4月29日(月)

この前と同様、たった7回で書くのをやめてしまった哲学日記を載せようと思う。
今日から数日間にわたって載せていきたい。
今回は哲学について考えて書いたものをそのまま引用する。変な箇所があると思うが多めに見て欲しい。

2023.11.21

哲学とは何であるか。哲学する意味とは何か。最近、哲学というものに興味を持ち始めた僕にはとても難し

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「さびしさの解放 ー寂と錆ー」

「さびしさの解放 ー寂と錆ー」

紅顔の哲学者を目指して#5

2024年4月25日(木)

さびしい。
無性にさびしい。
なんでだろう。
さびしくてむずむずする。
今日の午前中はそうでもなかったのに。
お昼を過ぎたあたりから徐々にさびしさ(の感情)がどこか知らぬところから湧きでてきて、足の先から体を巡る血のように、僕の体を蝕んでいく(循環していく)。
今すぐに全ての血液を抜き取るように、その感情を流しさりたい。
なんで、食事をし

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「哲学への興味の発端」

「哲学への興味の発端」

紅顔の哲学者を目指して#32024年4月23日(火)

目が覚めて時間を確認したら8時頃だった。
昨日は西田幾多郎を読んで寝落ちした。
読んでいたのはちくま文庫の「近代日本思想選 西田幾多郎」。
2月頃に自分が働く本屋で買ったが、そのまま読まずにいた。
一昨日からやっと読み始めた。いわゆる著作集のような物で、激選された彼の作品が収録されている。
今年読み終わった「善の研究」の第一編と第二編も収録さ

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