鈴蘭さき

ヒリヒリ痛々しくボロボロになりながら、それでも1人で戦い続ける女の子のありのままを書き…

鈴蘭さき

ヒリヒリ痛々しくボロボロになりながら、それでも1人で戦い続ける女の子のありのままを書き綴っています。詩やエッセイが中心。ここは私の世界だから、誰からの批判も受け付けません。文学フリマ東京38出店!

記事一覧

固定された記事

「救世主になったつもりで馬鹿じゃねーの」と言われたけれど、ずっと負け組だった誰かの救世主になれるのなら馬鹿でいいよ引っ込…

「それになれなかった人たち同士で馴れ合って、救世主にでもなったつもり?馬鹿じゃないの?」 …みたいなことを、空リプで言われたことがある。 弱い者、負けた者、認め…

鈴蘭さき
5か月前
16

国立新美術館『マティス 自由なフォルム』を鑑賞しました

ゴールデンウィークに4日間東京に滞在する予定があり、昼間の時間が暇だったので2つの美術館に行きました。そのうちの1つが国立新美術館。私は行ったことのない美術館でし…

鈴蘭さき
5時間前
2

頼りにしていた精神科の先生が突然いなくなってしまった。

先月、精神科の予約の前日に、病院から突然メールが来た。 「明日の○○Dr.の診察は休診とさせていただきます」 いつも担当してくれている先生がお休みとのことだった。…

鈴蘭さき
1日前
15

私のまわりにいる人たちはエッセイにされる覚悟で生きてくれよ。

私はあまりエッセイ作家に明るくない。どちらかと言えば小説が好きなので、本屋さんでエッセイを買ったことはほとんど無い。そんな私でも大好きでよく読んだのが、ちびまる…

鈴蘭さき
3日前
10

文学フリマ東京38、ありがとうございました!

3回目となる文学フリマへの出店が無事に終了しました! 文学フリマ当日から遡ること1ヶ月前。アルバイトを全て辞めてしまった私はニートでした。つまり収入が無い状態。そ…

鈴蘭さき
4日前
11

良いロックンロールと悪いロックンロールがあるよな。

こんなタイトルを付けると、まるで「いやぁ、ロックンロールっていうのは時代と共に変化していて、特に〜年代のロックはねぇ…」とロック好きの評論家おじさんたちが群がっ…

鈴蘭さき
1か月前
21

「ご自由にお書きください。」

noteの編集画面を開くと、「ご自由にお書きください。」の1文が出てくる。 これを見ると、ここは私だけのフィールドなのだと思うことができる。 私はnoteのプロフィール…

鈴蘭さき
1か月前
25

躁鬱ニート日記8

久しぶりにこのシリーズを更新しようと思う。それにあたって、過去の1〜7までの自分の躁と鬱の動きを読み返してみたが、本当に波が酷くてとんでもない人生を送っていた。 …

鈴蘭さき
1か月前
18

私はありとあらゆる女の子たちの感情を書くために生まれてきたのだと思う。

私の書く詩やエッセイは、女の子の目線のものが圧倒的に多い。それも、クラスで目立つような女の子ではなく、教室の隅にいるような女の子を描いたものが多い。 参加してい…

鈴蘭さき
1か月前
9

【詩】神様なんて最初からいなかったのかもね

今日、神様が死んじゃった 私の中の永遠の指針だった神様が、 神様じゃなくなっちゃった ずっとずっと着いていくと信じてた ずっとずっと分かり合えると信じてた だけどそ…

鈴蘭さき
1か月前
10

頭の良さと性格の良さは、ある程度比例する。

私は高校時代、進学校に通っていた。どんな高校だったかというと、週に3回必ず下校前に小テストが行われ、合格点を取れないと次の日居残りをさせられるくらいには厳しい進…

鈴蘭さき
1か月前
20

「たった100人?」って思われるかもしれないけれど、100人って言ったら学校だったら3クラス分くらいの人数がいる訳でしょ?3クラス分の人数が私の言葉を受け取って、何かに思いを馳せてくれることは、3クラス分の人たちの前で舞台に立ってスピーチをさせてもらったに等しい価値があるよ。

鈴蘭さき
1か月前
5

5年かけてようやくフォロワー100人に到達しました!

昨日、寝る前にnoteにログインしたら、フォロワーが100人に到達していた。 ここまで来るのに5年かかった。 「え!?たった100人なのに5年もかかったの!?」と思われるか…

鈴蘭さき
1か月前
22

どれが本当の私なんだろう。

私は双極性障害という病気で、朝と夜に必ず薬を飲む。双極性障害とは、気分が酷く沈む鬱状態と、気分が高揚する躁状態を交互に繰り返す精神疾患である。そのため、気分が上…

鈴蘭さき
1か月前
16

ピンクが好きだけど憧れるのは水色のワンピースの少女

「今日はピンクじゃないんだね」 私の友達の1人であるMちゃんは、私の服装を見ると毎回"ピンクチェック"をする。ピンクチェックとは、私の服装にピンク色が含まれているか…

鈴蘭さき
1か月前
38

『架空OL日記』を観て、何気ない日常に憧れを抱いたニート。

私は今、職を失ってニートである。3ヶ月ずつの契約だったアルバイトの契約更新を渋られて、3月で辞めることになってしまった。自分自身も仕事に対して辛い気持ちがあり、辞…

鈴蘭さき
1か月前
10
「救世主になったつもりで馬鹿じゃねーの」と言われたけれど、ずっと負け組だった誰かの救世主になれるのなら馬鹿でいいよ引っ込んでろ。

「救世主になったつもりで馬鹿じゃねーの」と言われたけれど、ずっと負け組だった誰かの救世主になれるのなら馬鹿でいいよ引っ込んでろ。

「それになれなかった人たち同士で馴れ合って、救世主にでもなったつもり?馬鹿じゃないの?」
…みたいなことを、空リプで言われたことがある。

弱い者、負けた者、認められなかった者同士で傷を舐め合っているのはダサいんだって。

知らねーよそんなこと。

傷付いたものの傷を舐めてあげる人が1人は必要なんだよ。確かに世の中の全員で傷を舐め合う必要は無いけれど、どこかの誰かにとって、傷を舐めてくれるたった1

もっとみる
国立新美術館『マティス 自由なフォルム』を鑑賞しました

国立新美術館『マティス 自由なフォルム』を鑑賞しました

ゴールデンウィークに4日間東京に滞在する予定があり、昼間の時間が暇だったので2つの美術館に行きました。そのうちの1つが国立新美術館。私は行ったことのない美術館でした。

建物は新しい感じで綺麗でした。美術館に行くのは建造物を観るのも楽しいです。

ちょうど開催されていたのが、『マティス 自由なフォルム』。アンリ・マティスの企画展でした。マティスの絵は何度も観たことがありますが、マティスが主役の展覧

もっとみる
頼りにしていた精神科の先生が突然いなくなってしまった。

頼りにしていた精神科の先生が突然いなくなってしまった。

先月、精神科の予約の前日に、病院から突然メールが来た。

「明日の○○Dr.の診察は休診とさせていただきます」

いつも担当してくれている先生がお休みとのことだった。「まぁそんなこともあるよね」と思い、受け入れた。しかし次の日、また病院からメールが届いた。

「○○Dr.が退職することになりました」

あまりに急だったので、え…と言葉を失ってしまった。昨日突然休診になり、次の日には退職。一体何があ

もっとみる
私のまわりにいる人たちはエッセイにされる覚悟で生きてくれよ。

私のまわりにいる人たちはエッセイにされる覚悟で生きてくれよ。

私はあまりエッセイ作家に明るくない。どちらかと言えば小説が好きなので、本屋さんでエッセイを買ったことはほとんど無い。そんな私でも大好きでよく読んだのが、ちびまる子ちゃんの作者であるさくらももこさん。

さくらさんのエッセイの面白さは私が語らずとも有名なので知っている人が多いと思うが、本当に彼女のエッセイは唯一無二の文章力で面白いのだった。ちびまる子ちゃんを見たことがある人ならなんとなく分かると思う

もっとみる
文学フリマ東京38、ありがとうございました!

文学フリマ東京38、ありがとうございました!

3回目となる文学フリマへの出店が無事に終了しました!

文学フリマ当日から遡ること1ヶ月前。アルバイトを全て辞めてしまった私はニートでした。つまり収入が無い状態。それなのに、躁状態でお金を使い果たしてしまったのです。それでは飽き足らず、ゴールデンウィークに東京でライブに行く予定を4日間も詰め込んでしまい、出費は増えるばかり。

この調子では、文学フリマの日に愛知県から東京まで行って帰ってくるだけの

もっとみる
良いロックンロールと悪いロックンロールがあるよな。

良いロックンロールと悪いロックンロールがあるよな。

こんなタイトルを付けると、まるで「いやぁ、ロックンロールっていうのは時代と共に変化していて、特に〜年代のロックはねぇ…」とロック好きの評論家おじさんたちが群がってきそうだが、私は別に音楽の知識がある訳じゃないし、評論家気取りな音楽評価をするつもりもない。

ただ、知識が無いなりにも、「良いロックンロールと悪いロックンロールがあるな」くらいには考えることがある。

"良いロックンロール"とは、弱き者

もっとみる
「ご自由にお書きください。」

「ご自由にお書きください。」

noteの編集画面を開くと、「ご自由にお書きください。」の1文が出てくる。

これを見ると、ここは私だけのフィールドなのだと思うことができる。

私はnoteのプロフィール欄に、「ここは私の世界なので誰からの批判も受け付けません」と注意書きしている。私がここに書き記した言葉は、私の中の正義に基づいて生まれたものであり、誰かのねじ曲がった感情で批判されることは受け付けないということである。

「ご自

もっとみる
躁鬱ニート日記8

躁鬱ニート日記8

久しぶりにこのシリーズを更新しようと思う。それにあたって、過去の1〜7までの自分の躁と鬱の動きを読み返してみたが、本当に波が酷くてとんでもない人生を送っていた。

前回はここで終わっている。

「カフェを開く!」と言い出したり、「FXをやろう!」と考えたり、手持ちのお金を全て使ってしまったりと、病院の先生から入院を進められるほど危険な躁に傾いたかと思えば、それがガクッとひっくり返り、リモートワーク

もっとみる
私はありとあらゆる女の子たちの感情を書くために生まれてきたのだと思う。

私はありとあらゆる女の子たちの感情を書くために生まれてきたのだと思う。

私の書く詩やエッセイは、女の子の目線のものが圧倒的に多い。それも、クラスで目立つような女の子ではなく、教室の隅にいるような女の子を描いたものが多い。

参加している"文学フリマ"というイベントでも、"迷える少女の保健室"というサークル名を付け、少女が中心の作品を販売している。

私のこの文学の才能は、ありとあらゆる女の子のことを書き綴るためにあるのだと、私は信じている。

学校を休んでいたあの子、

もっとみる
【詩】神様なんて最初からいなかったのかもね

【詩】神様なんて最初からいなかったのかもね

今日、神様が死んじゃった
私の中の永遠の指針だった神様が、
神様じゃなくなっちゃった

ずっとずっと着いていくと信じてた
ずっとずっと分かり合えると信じてた
だけどそんなあの頃の神様はもういない
今日、神様が死んじゃった
神様がいなくなっちゃった

だけどもしかしたら、神様だって未完成だったのかもしれない
それを私たちが祭り上げてしまって、神様をひとりぼっちにしてしまった
神様は今までずっと一人で

もっとみる
頭の良さと性格の良さは、ある程度比例する。

頭の良さと性格の良さは、ある程度比例する。

私は高校時代、進学校に通っていた。どんな高校だったかというと、週に3回必ず下校前に小テストが行われ、合格点を取れないと次の日居残りをさせられるくらいには厳しい進学校だった。しかも居残りの際には、再試験の問題を全問正解しないと、帰らせてもらえないのだ。数学が苦手だった私は毎週居残りをさせられ、学年のなかで最後の1人になるまで追い詰められ、半泣きになりながら再試験を受けていた。

そんな軍隊のような高

もっとみる

「たった100人?」って思われるかもしれないけれど、100人って言ったら学校だったら3クラス分くらいの人数がいる訳でしょ?3クラス分の人数が私の言葉を受け取って、何かに思いを馳せてくれることは、3クラス分の人たちの前で舞台に立ってスピーチをさせてもらったに等しい価値があるよ。

5年かけてようやくフォロワー100人に到達しました!

5年かけてようやくフォロワー100人に到達しました!

昨日、寝る前にnoteにログインしたら、フォロワーが100人に到達していた。

ここまで来るのに5年かかった。
「え!?たった100人なのに5年もかかったの!?」と思われるかもしれないが、本当に5年かかった。

イラストや映像のように視覚的に情報を受け取りやすい媒体と違って、文章は"読んで理解しなければならない"というハードルがあるからか、フォロワーが増えにくい。これは実際にnoteをやっている人

もっとみる
どれが本当の私なんだろう。

どれが本当の私なんだろう。

私は双極性障害という病気で、朝と夜に必ず薬を飲む。双極性障害とは、気分が酷く沈む鬱状態と、気分が高揚する躁状態を交互に繰り返す精神疾患である。そのため、気分が上がりすぎたり下がりすぎたりするのを抑えるため、安定剤が処方される治療が多い。

鬱状態の時の私は、外に出るのが怖くなる。誰かに会うと、「今は何してるの?」と聞かれたくないことを聞かれたり、「なんだ、元気そうじゃん」と軽々しく言われたりするの

もっとみる
ピンクが好きだけど憧れるのは水色のワンピースの少女

ピンクが好きだけど憧れるのは水色のワンピースの少女

「今日はピンクじゃないんだね」

私の友達の1人であるMちゃんは、私の服装を見ると毎回"ピンクチェック"をする。ピンクチェックとは、私の服装にピンク色が含まれているかをチェックする行為である。

私はピンク色が好きなので、普段からピンク色の持ち物が多い。そんな私を見ていて、Mちゃんの中では"私=ピンク色"のイメージが強いらしく、私がいつもピンク色を取り入れたファッションをすると思っているようだ。そ

もっとみる
『架空OL日記』を観て、何気ない日常に憧れを抱いたニート。

『架空OL日記』を観て、何気ない日常に憧れを抱いたニート。

私は今、職を失ってニートである。3ヶ月ずつの契約だったアルバイトの契約更新を渋られて、3月で辞めることになってしまった。自分自身も仕事に対して辛い気持ちがあり、辞めたいと思っていたのでちょうど良かったが、決まったのがあまりにも急だったので、辞めた後の就職先なんてもちろん決まっていない。

3月の後半は、溜まっていた有給を消化する日々になった。有給消化期間は、せっかく辛かった仕事を辞められたのだから

もっとみる