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今日の短歌

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短歌のnoteを載せていきます🍀
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短歌note/自由な風

短歌note/自由な風

懐かしい人に会って、お腹の底がふわふわする。
(なんといっても5年ぶりだったもの)

一年に一回くらいの頻度で会えるといいねって言っていたのに、あっという間にコロナが世界中を呑みこんで、約束は散り散りになってしまっていた。

誰かと出会うって、すごいことだと思う。
親しくなって、同じ時間を共有したいと思うのは。
大人になると友達ってなかなかできないから、余計にそう思うのかも。

長女はさっそく友達

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短歌note/不安定になる春に

短歌note/不安定になる春に

春は気持ちが揺れやすい。
夏も秋も冬も心は揺れるのだけど、春はとくに揺れやすい、と思う。
それは環境の変化とか、新しい出会いとか、身のまわりで起こるさまざまな出来事とか、いろんな要因のせいなんだろう、たぶん。

入学式のあと、長女は大きなランドセルを背負いながら、なんとか学校へ。
やっと今週も終わり。
(本当にお疲れさま)
新しい環境に身を置いた人も、初めての週末でゆっくりできるといい。

3月か

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短歌note/ひと足先に

短歌note/ひと足先に

今日は表に出た途端、空気が春めいていた。
日中は20度近い陽気。
(とっても暖かい)
桜の開花も一気に進みそう。

図書館は土日も開館してるけど、
今日で、ひとまず年度末も終わり。

春休みが始まって、子供たちもたくさんやってくる。
数日前に長女は卒園して(当日晴れてよかった)
大きなイベントがひとつ終わる。
次は入学式。
いろんなものを揃えたつもりなのに、足りないものがあることが判明…
春休み中

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短歌note/雨の日に

短歌note/雨の日に

今日は最後の参観日。
(長女を含め、みんな緊張した面持ちだった)

8年間にわたってお世話になった保育園。
絵が飾ってあったり、ピアノが置いてあったり……そんな風景を見るのもあとわずか。
みんなあっという間に大きくなったなぁなんて感慨深く思いつつ、楽しい雰囲気で終了する。
別れを惜しむ年長さんたちを見ると、本当に可愛く思えてくる。
(思春期なりかけの長男はこんなリアクションはしてくれないから余計に

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短歌note/書くことについて

短歌note/書くことについて

短歌には実体験を詠んだものと、情景を創作したものがある。
この短歌は創作のほう。
「シュークリーム」で詠んだ歌。
甘いもので容易に忘れる悲しみなら恋じゃない。そう思いたい気持ち。
(そしてこれも、全部想像)
そう思うのは大人の矜持だと思う。
悲しみに惑わされない強さを抱きたいと願うときの。

去年投稿したポプラ社さんの小説新人賞、
いつのまにか一次と二次選考の結果がホームページにアップされていた。

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短歌note/誕生日

短歌note/誕生日

今日は曇り…かと思ったら、ときどき思いだすように小雨が降る日だった。
雨の匂いをペトリコールっていうのを思いだす。
空気が湿っていくときの匂い。
春先は、草木が芽吹く気配が薄く含まれてる気がする。

雨の降りはじめがペトリコールで、雨上がりの匂いのことはゲオスミンというらしい。
(こちらは知らなかった)
ゲオスミンはギリシャ語で「大地の匂い」という意味だとか。

今日は誕生日だった。
30代も後半

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短歌note/就学にむけて

短歌note/就学にむけて

今日は入学説明会。
本当は長女も行く予定だったけど、自宅待機中のため私だけ行くことに…

説明をいろいろ聞いて、大量の書類と学用品を抱えて帰宅。
いちばん大きな箱が算数セット。
長男のときも、たくさん名前を書いたりしたんだろうな。
(5年前なのに全然覚えていない…)

そのときは長女の入園と、長男の入学と、私の復職が被った年だった。
まだコロナ禍前だ。
この5年間でいろんなことが起きたな…なんて思

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短歌note/現実味のない感情と

短歌note/現実味のない感情と

(気持ちを整理するために)

仕事の休憩中に大学の友達から、同期の男の子が亡くなったという知らせを受けて、しばし茫然とする。
思わず「え」って呟いてしまったほど。
(まだ信じられない)

お通夜も告別式も近親者のみの参列だったけど、お別れを言う時間は設けてあって、仕事帰りに急遽会場に寄る。
(ちょうど帰り道の途中にあった)

辺りは黒い喪服を着た人でいっぱい。
(平服だったから、入っていいか尻込み

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短歌note/大雪の日

短歌note/大雪の日

雪の予報は知っていたけど、想像以上の大雪になった今日。

大雪警報で学校もお休みになる。
(休みの日でよかった)

朝からずっと降り続いてて、今日は一日積もりそう。
(明日はやむといいな…)

警報がでるレベルの雪は数年ぶりだと思う。
もともと一年に一度か二度くらいしか、雪は積もらない。
だから大雪が降ると、途端に非日常感が強まる。

眺めているだけなら綺麗なのだけど。
晴れた雪の朝は特に。

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短歌note/冬の楽しみ

短歌note/冬の楽しみ

起きたら外は真っ白で、雪が降っていた。
雪!と少しあわてる。
長女は喜んで窓の外ばかり眺める朝。

積もるかな?と思ったけれどすぐに晴れてきてホッとする。
晴れたら消えてしまうほど儚い雪だった。
どおりで寒いわけだ。

冬は眠りが浅くなるそうだけど、毎晩長めにお風呂に入って湯たんぽを入れれば安眠できる。
特に湯たんぽの万能感がすごい。

どれだけ寒くても、湯たんぽがあれば眠れるような気がする。布団

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短歌note/日曜日

短歌note/日曜日

めずらしく休日の日曜日。
午前中は掃除をする。
(掃除できていないので、ほんの少しやっただけですごくやった気持ちになる…)

溜まっている用事(家でできること)をすませて、お昼はぜんざいをもう一度。
(寒くなると食べたくなってしまう)

昨夜はものすごい風が吹いて、小さな雪のかけらが散らつく夜だった。

今日は晴れて風も穏やか。
午後、子供たちがゲームをしている隙に少しだけタイピングする。
そして

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短歌note/書く瞑想

短歌note/書く瞑想

きのうから学校が始まって、図書館も平日の静けさが戻ってきた。
(一緒の勤務の司書さんと「平日だー!」と喜びあう。本当にとても忙しい日々だったもの)

今日はお休み。
そしてヨガ始め。
年末年始に食べすぎて体重が微増したけれど、ヨガで少し減っていたからプラマイゼロという感じ。
(予め減らしておいてよかった)

久しぶりに汗をたくさんかく。

いつものコーヒーショップには人がたくさんいて、みんな勉強し

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短歌note/冬の日に

短歌note/冬の日に

今日は早朝にゴミ捨て場へ。
(ゴミ当番で、鍵を開けにいく)

5時半はまだ真っ暗。
空を見あげると、たくさん星が見える。
空気が澄んでいる。
ゴミ捨て場まで徒歩で5分くらい。
往復の道を歩きながら、本当に冬だ、と思う。
明日は本格的に雪が降るみたい。
そんなに積もらないといいのだけれど…
(眺めているのは好きなんだけどね、雪)

今日は図書館へ。
外の空気もさすがに冷たかった。
風が吹きすさぶなか

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短歌note/冬のはじまり

短歌note/冬のはじまり

今朝、久しぶりに雪虫の姿を見かけた。
雪虫が飛んでいると、もう冬も近いなぁと思う。ふわふわ漂う、雪のような虫。

虫は全般的に苦手だけれど、雪虫は特別だ。
指に乗せてみたことも何度かある。

雪虫は困惑したように指先にとまったあと、
数秒で離れていく。
静かで、冬の初めの冷たい空気に似合う。

今日はきのうと打って変わって、表の空気がとても冷たかった。山の近いところではもう雪が降っているのかもしれ

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