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創作に役立ちそうな記事

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小説やエッセイを書く上で役立ちそうな記事を集めてみました。自分にも、他の皆様にも役に立てれば良いと思っています。
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2020年10月の記事一覧

創作のお伴たち…お友達?

創作のお伴たち…お友達?

 タグ駆動執筆。タグ・ドリヴン・ライティング。

 というわけで公式タグ、#創作のマストアイテム に触発されて書いてみる。どうやらこれはUnity が提供しているものらしく、創作というのはゲームや映像を想定しているのかしら。実はUnity を使ってちょっとしたインスタレーションみたいなものは作ったことがあります。Unity+Kinectで自分が動くと映像に変化がある、みたいなやつ。インタラクディブ

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初めて小説同人誌を作った

初めて小説同人誌を作った

先日、生まれて初めて小説同人誌を作りました。が、厳密に正しく言うと、「生まれて初めて印刷所に同人誌を印刷してもらった」ですね。コピー本なら以前作ったことがあったので。

同人誌制作に関するnoteの記事にたいへん助けられたので、自分の体験談もどなたかのお役に立つかもしれない、また、わたし自身のための備忘録として、記録を残しておきたいと思い、書き記すことにしました。

ただし、小説の書き方については

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小説書きの文学賞と締め切りまでの話

小説書きの文学賞と締め切りまでの話

ようこそ、ケイです。小説を書いています。

この秋、文学賞に2つの作品を応募したので、その記録をここに残します。
手ごたえも結果もまだ何もありません。

書き始めは夏の初め創作小説を初めて公開したのは2018年夏。
2019年に文学賞に初めて応募して、2020年の今年も文学賞の応募を目標の一つに定めました。

ターゲットは秋に締め切りのある文学賞です。

応募作の構想を立てたところで、山籠もりをし

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「マイクロノベル」という提案です。

「マイクロノベル」という提案です。

 ツイッター上でずっと【ほぼ百字小説】というものを書き続けています。

 その名の通り「ほぼ百字の小説」ですが、ほぼ、としたのは、句読点とか禁則で数え方によって字数が違ってくるので、そうしただけで、頭に一文字分空白を開けたぴったり百枡に収まるように書いてます。

 まあそれは自分なりにそういう縛りをかけたほうがやっていておもしろいし、落語における「座布団の上にいる」くらいのゆるい縛りみたいなもので

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創作における三種の神器+α

創作における三種の神器+α

私には文章を書く時に外すことの出来ない、大切な物が3つあります。1つ目は温かい飲み物。2つ目にタイマー機能付きの時計。そして何より大切な3つ目が、愛用のメモ帳です。

まずは飲み物。基本的に何でも飲むので、コーヒーに紅茶・緑茶など飲む物は日によってまちまちです。ただ、1つだけどうしても譲れないこだわりがあります。それは「書き物の際の飲み物は、必ずホット」ということ。

何故ホットにこだわるのか。そ

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『ジャングルで暮らす小説書きのたしなみ』目次

『ジャングルで暮らす小説書きのたしなみ』目次

序文
<ジャングルで暮らす小説書きのたしなみ>
ゴリラとは・このnoteについて・ようこそジャングルへ

第一回
<貴方がその小説で「書きたいもの」とは何だろうか?>
ジャングルを生き抜くための武器・武器の見つけ方と選び方・ジャングルには危険がいっぱい

第二回
<何故小説には「プロット」が必要なのか?>
選んだ武器の設計図・武器を組み立ててみよう・起承転結のある小説を書くのが苦手なゴリラへ

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三條すずしろさんの「金沢 洋食屋ななかまど物語」考察ブログ(&すずしろ作品ご紹介)

三條すずしろさんの「金沢 洋食屋ななかまど物語」考察ブログ(&すずしろ作品ご紹介)

敬愛している作家でライターの三條すずしろさん(別名義:帯刀コロクさん)が、ご自身のブログ「すずしろブログ」にて、大変丁寧に「金沢 洋食屋ななかまど物語」を読み解いてくださいました。すずしろさん、本当にありがとうございます!

この作品は恋愛小説と呼ばれていますが、二人の王子さまのどちらを選ぶかという単純なお話ではありません。自分が自分であることを、自ら決めることの葛藤に背を向けなかった若者たちの物

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書きたい気持ちに水と肥料をやって、花を咲かせる簡単な方法|エブリスタ便り 11月号|monokaki編集部

書きたい気持ちに水と肥料をやって、花を咲かせる簡単な方法|エブリスタ便り 11月号|monokaki編集部

「エブリスタ便り」は、小説投稿サイト・エブリスタのスタッフが交代で月1回お届けするコラムです。小説投稿サイトのスタッフならではの知識や見解を使って、皆さんの執筆に役立ちそうなあれこれをお伝えしていきます。
今回はmonokaki編集長の松田より、「書きたい気持ち」についてお届けします。

こんにちは、monokaki編集長の松田です。

「Web小説の書き手は、やはり作家になることを目指しているの

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編集者がネタを発掘してから取材するまでの思考と行動を言語化してみた。

編集者がネタを発掘してから取材するまでの思考と行動を言語化してみた。

こんにちは!SELECK編集長のやまもと(@hanahanayaman)です。

久しぶりにノウハウ系のnoteを書きたいなと思い、なんのテーマにするか迷いましたが、今回は「取材獲得」について書いてみようかなと思います!

理由としてはシンプルで、記事の書き方やインタビューの仕方よりも情報が出回っていない話なので、読む人にとって情報価値が高いかなと思ったから。(一方でニッチかもしれないw)そして、

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風呂敷は広げたら、それがどんなに大きくても、ちゃんと畳みなさい。

風呂敷は広げたら、それがどんなに大きくても、ちゃんと畳みなさい。

 現在、四苦八苦しながらミステリの長編を書いています。大まかなプロットを作り、導入7000字くらい書きましたが、10万字で終わらせることができるのだろうか、という感じで……。終わらせられるのかどうか、ただただ不安な毎日です。不安の主は、分量ではなく、広げた風呂敷を畳めるか、という部分が大きい。自分で畳める大きさの風呂敷用意しろよ、といつも思うのですが、導入を面白くさせようとすると、どうしても用意す

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何かを読むことには労力が要る

何かを読むことには労力が要る

当たり前の話だが、人の書いた小説を正しく読むことはなかなか難しい。

いま、自分がプロットを書くのに少しばかり難儀しているので、Evernoteに商業作品の「小説のあらすじ」「どのあたりが面白いのか」を抜き出して箇条書きにして、分析している。

ゼロからイチを立ち上げるのが難しいことがよくわかったから、自分の執筆に使える作品分析ストックデータをつくろうと試みているのだ。

そうやって、小説をバラバ

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凡人が、天才に勝つ方法。

凡人が、天才に勝つ方法。

はじめまして、どうも、つんく♂です。

作詞・作曲を中心に音楽やエンタメ全般のプロデューサーをやっています。モーニング娘。のプロデュースから始めて、アイドルやアーティストなど、たくさんの作品を生み出してきました。

『リズム天国』などのゲームや、アニメにも関わっています。今は、「つんく♂エンタメ♪サロン」のメンバーで、「中2」をテーマにした映画制作を始めたばかりです。

声の病気をしたので今は歌え

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【第7回】お手軽簡単!プロ作家直伝・爆裂小説上達術 ~その2~

【第7回】お手軽簡単!プロ作家直伝・爆裂小説上達術 ~その2~

 

 モノカキTIPS第7回は、前回に引き続き、お手軽に小説を書く力が爆上がりするという、なんともオイシイお話でございます。もうね、ある種の秘術みたいなもんなんで、なんなら有料にしたくてしょうがないんですけどもね。でも、noteでは記事のマネタイズはしないと一応決めているので、今回もなんと無料でお送りいたします。もしね、この記事、マガジンならお金払ってもよいな!と思って頂けるようなら、是非、著作

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Q.熱量を保って作品を完結させるにはどうすればいいですか?|海猫沢 めろん × 古矢永 塔子

Q.熱量を保って作品を完結させるにはどうすればいいですか?|海猫沢 めろん × 古矢永 塔子

今回は特別編として、zoomを使った対話形式で海猫沢めろん先生が質問にお答え! 質問者は、「monokaki」で以前に連載していた「Web小説定点観測」でめろんさんからアドバイスをしてもらった古矢永塔子さん。古矢永さんは第1回「日本おいしい小説大賞」を『七度笑えば、恋の味』で受賞されました。

海猫沢:受賞おめでとうございます。僕は毎月「小説すばる」で書評を連載しているのですが、編集者さんから「こ

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