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色弱の世界を彩る

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世界に色が無ければ、たぶん世界は夢なんだと思う。 夢の中で瞳を閉じれば、たぶん世界は無なんだと思う。 スターバックスでアイスコーヒーを頼むのも、マクドナルドでハンバーガーを頼むの…
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#小説

夏の雲

夏の雲

ここ数日、マンションの部屋から聞こえてくるのは、車が水を巻き上げる音ばかりで、今日も雨なのかと目が覚める日々を送っています。

知らない間に梅雨に突入して、知らない間に梅雨が明けていくんだろうと思うと、以前書いた小説に、蝉の声がいつから聞こえているのか? と疑問を持ったことを思い出した。

幸いなのか? この季節にそのことを思い出せて、今年は蝉の声を日本で一番最初に認識した男にでもなろうかと思って

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雲の向こう

雲の向こう

ぼんやりとしている。

黒でも白でもない、灰色の雲の所々にもっと薄い雲がかかっていて、精一杯目を見開いたら晴れ間が見えそうな気がする。
でも実はそんなことなんてなくて、ただ灰色の雲より低い位置にかかっているだけで、一面に広がる野原にタンポポの群集を見つけたときのような喜びなんてない。

雲間から太陽の光が差し込んでこないかなと淡い期待を抱いてみるけれど、雨は強くなる一方で、瓦屋根は灰色から濃灰色に

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好き嫌いをしないことで造像力は膨らむということを、ラノベしか読まない友達からラノベ書いてみればと言われたから「ぽく」書いてみて思った。

好き嫌いをしないことで造像力は膨らむということを、ラノベしか読まない友達からラノベ書いてみればと言われたから「ぽく」書いてみて思った。

そもそもラノベを読んだことない僕はラノベとはどういうものなのかよく知らない。
ライトノベルっていうことはくらいはもちろん知っているし、昔はアニメをよく見ていたからラノベからアニメ化をした作品はたくさん知っている。
剣と魔法とか異世界、萌え、ちょっとエロくらいの知識?(もしかしたら先入観かも)はある。

でもそれを文章にするとどんな感じになってるのかって、例えば必殺技を出すときとか、『かぁぁめぇぇは

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小説のタイトルは何にしようか、noteを初めてすぐに下書き保存して眠っているこれ。

小説のタイトルは何にしようか、noteを初めてすぐに下書き保存して眠っているこれ。

発掘場から見つかるモノの多くは、古い人の化石であったり、古い動物の化石であったり、紙幣と硬貨と呼ばれるモノの化石が見つかる。

たまに親指くらい筒状のよくわからないものも見つかるけれど、それは弾と呼ばれるモノの化石で、子どもの私たちは見つけ次第大人に報告しなければいけない。

それがその昔何に使われていたなんて知らないけれど、大人たちが喜ぶ顔を見ると多分私の予想ではとても高価なもので、一つだけで家

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出来事はいつも突然、理由は後になって気づく

どんなことでも。
別れ、告白、怒られたり、褒められたり。
何故気がつかないのか?
たぶん興味がなかったり、それが当たり前になってるから。
その一言、その行動、誰かのために何かをする、誰かが自分のために何かをやってくれてる。
当たり前にやってることだから、当たり前だと思うから、気がつかない。

突然君からの手紙 あの日から途切れた君の声

field of view / 突然

この彼女のからの手紙

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神さまは人間より、高次元帯に存在する人類だとしたら、神さまにお願いするなんて馬鹿げてるなと思った今日1日は、何をやってもパルプンテだった。

神さまは人間より、高次元帯に存在する人類だとしたら、神さまにお願いするなんて馬鹿げてるなと思った今日1日は、何をやってもパルプンテだった。

パルプンテ ああパルプンテ パルプンテ

仕事しながらやれ紙に小説のネタを考えていたら、何をやってもパルプンテ状態。
何か+パルプンテつけたらなんだか面白いことに気が付いて(自分の中で)いろんなものにパルプンテつけてた。

企画パルプンテ いらっしゃいませパルプンテ ここからパルプンテ 他

ああくだらない。

この件はここまでです。

先ほど Part-Time Friendsの心地良いポップな

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トムは真夜中の庭で

トムは真夜中の庭で

ふらっと午前中にBook offに立ち寄ってロトの紋章〜紋章を継ぐもの〜を読もうとしていたら懐かしい本を見つけてついつい全部読んでしまった。

『トムは真夜中の庭で』

初めは少しだけ冒頭を読もうと思っていたんだけど、児童文学とは思えないほどに文章に引き込まれてしまった。

世界中で読み継がれていく文学はやっぱり魅力があるんだと大人になって改めて思った。

言葉は、言葉のままでその本質を味わえない

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たまには聴きたくなる音楽は、あの日の苦悩や楽しかった思い出を思い出させてくれる変わりに、現在の自分の深い悩みを鮮明にさせてくれる。

たまには聴きたくなる音楽は、あの日の苦悩や楽しかった思い出を思い出させてくれる変わりに、現在の自分の深い悩みを鮮明にさせてくれる。

たまに聴きたくなる古い音楽、ぼくだったら19とかZARDとか普段では絶対聞かない音楽が聴きたくなるときがある。

当時流行っていたときですら聴くことすらなかったのに、それが大人になってふと聴きたくなる時期がある。

そのときはいつだって”何かに悩んでる”ときが多い。

理由なんてわからないけれど、あの日のことを思い出しているんだと思う。
それは苦しかったあの日のことや、楽しかったあの日のことや、初

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風鈴

風鈴

風鈴を降ろした。

まだ残暑厳しい日々が続くけれど、
朝夕はだいぶ涼しく過ごせるようになった。

平成最後の夏はいつもと変わらない夏で、
風鈴の音色もいつもと変わらない気がした。

来年の夏は新しい風鈴を買おうと思う。

明珍火鉢風鈴が欲しい。

少し高いけれど、新しい音が聴きたくなったと感じた今年の夏でした。

過ちを気にやむことはない。ただ認めて次の糧にすればいい。それが大人の特権だ。

過ちを気にやむことはない。ただ認めて次の糧にすればいい。それが大人の特権だ。

何年前か忘れてしまったが、六本木ヒルズで開催された福井晴敏×富野由悠季と星を眺める会のような名前だったか忘れたけれど、参加したの覚えている。

2時間くらいのトークショー&質問会が行われた後に屋上で星を見ながら空(宇宙)に思いをはせるとというものだった。

残念ながら当日は雨で天体観測はできなかったが、その分二人の会話を楽しめました。

福井晴敏さんは言わずと知れた大作家。亡国のイージスをはじめ終

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渋谷が死んだ日は思い出が消えた日

渋谷が死んだ日は思い出が消えた日

もう10年以上前になるかもしれない。
渋谷に「のあ」というラーメン屋があった。
明治通りを恵比寿方面に歩いて、ドクターマーチンを少し進んだ辺りだったと思う。

ラーメン屋には珍しく雑居ビルの地下。まさかこんなところにラーメン屋なんてあるのかと思うくらいの場所だったのを覚えている。
そんなまさかは場所以外、店内にもあった。
扉を開けると一番最初に目に入るのは大型のテレビが正面にあり、ブラックミュージ

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「楽しいこと」と「楽しむこと」

「楽しいこと」と「楽しむこと」

夏も終盤になってきましたが、まだまだ暑い日々が続いています。
最近はまた暑さにやられかけて、毎日あづーい!と叫んでいますが、精神的にダウンしてしまいそうです。

何するときもため息を吐きたくなります。

なので仕事中に最近は竹内まりやさんの「毎日はスペシャル」をにゃんこスターのアンゴラ村長の踊りに合わせながら仕事をしています。

そしてこのフレーズしか知らないのでエンドレスで「毎日がスペシャル」し

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人にはみんな人生を変えられる力がある

人にはみんな人生を変えられる力がある

今年の24時間テレビのテーマは「人生を変えてくれた人」
みやぞんが初のトライアスロンに挑戦して見事放送時間内にゴールをした。
ゴールしたときに相方のあらぽんがみやぞんよりも号泣していたことに驚いたし、みやぞんがインタビューで「やっと二人で武道館に立てたね」と言っていたことも印象的だった。(去年はみやぞんだけ出ていたかららしい)

スイム1.5Km、バイク60Km、ラン100Km。凄すぎると思う!

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どこで何をするのか?

どこで何をするのか?

大分の田舎でぶどう園を経営しています。
フランス、ブルゴーニュの田舎でぶどう園を経営しています。

大分の田舎で農業しています。
アメリカ、コロラドの田舎で農業しています。

ぼくはフリーランスのエンジニアなので自宅で仕事をしています。
ぼくはフリーランスのエンジニアなので世界を旅しながら仕事をしています。

不思議なことに、同じ仕事をしているにも関わらず場所が違うだけで、こんなにも響きが違う。(

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