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孤独を知る人へ、孤独を知らない人へ

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僕が直面している孤独について書いたものをまとめています。新しく書いた場合に更新していきます。
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#人生哲学

どんな形でも”一歩”を踏み出すために

どんな形でも”一歩”を踏み出すために

泣き面に蜂 踏んだり蹴ったり 弱り目に祟り目 

一難去ってまた一難、ぶっちゃけありえない(プリキュア)

そのようなことで心のキャパシティーを超えてしまった時、あなたはどのような手段を取ろうとするだろうか。

①もう何もかも諦めてしまう

②許せない、許せない、許せない、変わってやる

③ただただ泣いてしまう

どんな形でも踏み出すためには、どの手段を選んでも構わないと思う。

ただ変わるための

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望まない1人だけの世界は「汚らしい」ものなのか

望まない1人だけの世界は「汚らしい」ものなのか

孤独であることを「受け入れる」というのは至難の業である。

しかし、今僕はどうにか受け入れようとしている。誰もが「孤独」を受け入れているとは言い難いなかで。

声をかけてくれる人がいれば、頻繁でなくても連絡をくれる人がいれば違う。僕の場合は、自分から連絡する、誘う、計画するなどが100%なため「本当の孤独」といってもいい。

僕は、孤独が一番怖い。今でも誰の心にもいない。誰かの心にいれば、今頃僕は

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止まり木がなければ生きられない

止まり木がなければ生きられない

どんな人にも”止まり木”が存在する。

止まり木に寄りかかり、止まり木で眠りにつき、止まり木が支えになる。

時には、自分自身が止まり木になって誰かを癒す。そんな木が誰の傍にも必ずある。

そうでないと人は生きてはいけない。

けれど、僕は止まり木で休むことを許されない。ましてや、止まり木でいてくれる人はいない。

いじめを繰り返している人にも

損得勘定で友人を選び自らを正当化する人にも

DV

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”見守ってくれる人”と”見守られたい人”

”見守ってくれる人”と”見守られたい人”

あなたの周りには、見守ってくれる人や支えてくれる人はいるだろうか。

その関係性も多様であり、友達なのか親友なのか、家族なのか恋人なのかは人それぞれである。また、見守るにも段階があったり、いつも見守られていたり、見守り方にも多かれ少なかれ程度の差が生じる。

自分にとって、どのようなものが「癒し」として必要なのか。
それを、心や身体の危機に見合ったもの与えてもらえるかは別である。

逆に、自分自身

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夏も僕も、はずれ者同士

夏も僕も、はずれ者同士

去年の今頃は、夏の暑さのなかで仕事に勉強に忙しかったと覚えがある。
でも、今は秋の夜のような気温と匂いがする。

まるで「夏が仲間外れ」にあっているような。

僕と一緒だね。

世界から外れた場所で歩くことって

人生の余暇とか、世俗から自分を切り離して見詰め直す。
そんなポジティブな意味もあるけれど

失敗を重ねたり、うまくいかないことが続いたり
周りのように円滑に動かせなかったり、長いものに順

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一匹狼の自己証明は不可能であること

一匹狼の自己証明は不可能であること

自分を自分として、自分であるためには

自分の心を強く持つこと、そして自分を認めること

そんな謳い文句が世界に広がっている。

自分を自分だと認識し、承認するときに
一体何を我々は根拠にしているのだろうか。不思議に感じる。

誰かの心に思い出されればいいのか?

趣味や好きなものを持っていればいいのか?

声をかけられる人がいればいいのか?

そんな単純なものでいいのなら楽なことはない。

自分

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大勢の人のなかでの「天涯孤独」

大勢の人のなかでの「天涯孤独」

誰も自分だけを見てくれるわけではない。だから、誰にも期待してはいけない。誰にも期待などしてない。

全ての人が、僕を直視して欲しいとは思わない。
四六時中、自分を感じていて欲しいというわけじゃない。

ただ自分が誰の心にも存在していないのが苦しいのだ。親でさえ、友人でさえ、誰の心にも僕はいない。

「心にいない」その意味は

大切にしてもらない、愛してもらえない、仲間だと思ってもらえない。どんな努

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「孤独が恐怖に大人数が癒し」のことを潰さないで

「孤独が恐怖に大人数が癒し」のことを潰さないで

孤独が怖い人もいる。
大勢の中でしか休めない人もいる。
人間関係が力になる人もいる。
孤独が弱さの原因になる人もいる。
一人が、常に闘い続けることの意味になる人もいる。何もない人間関係が、大きな傷になることもある。どうか忘れないで欲しい。
孤独を求めるのは「何もかも揃っている」ことだと。

僕は孤独が大嫌いである。

一人の期間が長かったこと、友人に囲まれた時間が少ないこと、愛されたことがないこと

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