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記事一覧

<続編>Webサイトのワイヤーフレームの作り方 ― FigmaやXDを開いた後の工程

<続編>Webサイトのワイヤーフレームの作り方 ― FigmaやXDを開いた後の工程

以前、Webサイトのワイヤーフレームの作り方 ― FigmaやXDを開く前の3ステップという記事を書きました。

この記事ではワイヤーフレームを作成するとき、FigmaやXDを開いて手を動かす前に、情報設計をどのように整理し、考えていくかについてまとめています。記事内でWebサイトでワイヤーフレームを作成するときに注意したい点として、下記のように書きました。

情報の優先度、情報の量、情報の回遊性

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Webサイトのワイヤーフレームの作り方 ― FigmaやXDを開く前の3ステップ

Webサイトのワイヤーフレームの作り方 ― FigmaやXDを開く前の3ステップ

先日1500ページくらいのやや大きめなコーポレートサイトのワイヤーフレームをディレクター、デザイナー、テクニカル担当、アシスタントという職能や経験もバラバラのチームで共同作成しました。みなが足並みを揃えて進めていけるようにワイヤーフレームの作り方を要素分解して、共通理解を持って作業をできるようにしました。どのような手順や考え方で進めていったのかをnoteにも記しておきます。

0. 情報設計とトン

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K-POPのデザイン14: LE SSERAFIMのアイドルブランディング

K-POPのデザイン14: LE SSERAFIMのアイドルブランディング

K-POPグループのブランディングについて考える時、最も入念に準備され矛盾なく機能していると言える事例は、LE SSERAFIMではないだろうか。実際に世界3大デザイン賞のうちの2つ「Red Dot Design Award 2022」と「iF DESIGN AWARD 2023」においてそれぞれブランドコミュニケーション部門で賞を獲得していることもそれを証明している。
ブランディングを行った韓国

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一流の「デザイン哲学」が学べる本まとめ

一流の「デザイン哲学」が学べる本まとめ

こんにちは、外崎(@TakumiTonosaki)です。最近デザインをする上で「哲学や思想」って大事だなって思ったので、思想や価値観が語られている「デザイン哲学本」をまとめました。

※あくまで個人的おすすめです(他におすすめあれば聞きたい!)
※今後読みたい本もあるので、追記していく予定

スキルだけでは、差別化が難しい時代この記事を書こうと思ったきっかけは、ここ最近のAIの目覚ましい進化です。

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デザインシステム完全版|Figmaでの作り方、事例など【2024年版】

デザインシステム完全版|Figmaでの作り方、事例など【2024年版】


このドキュメントの目的デザインガイドライン・システムに関する理解を深め、UIUXを通したプロダクト価値の最大化が業界として底上げされるといいなと思っています。

あとは、私rikikaが個人的にいろいろなお仕事で作らせて頂く機会をいただくのですが、そのたびに事例や作り方のハウツーが目まぐるしく変わっていき、インターネット上に情報が散らばっていると感じていたのでそのsingle source of

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デザインの基本原則を抑え、情報整理における5W1Hを決める。Takramと考える「ノンデザイナーズデザイン」ラクスル社内勉強会レポート

デザインの基本原則を抑え、情報整理における5W1Hを決める。Takramと考える「ノンデザイナーズデザイン」ラクスル社内勉強会レポート

こんにちは、「RAKSUL DESIGN MAGAZINE」です。
デザイン・イノベーション・ファーム「Takram」と「RAKSUL」の2社で、定期的に開催している勉強会。
今回は「ノンデザイナーズデザイン」をテーマに、ノンデザイナーの方に向けて情報をわかりやすく伝えるための、デザインにおける基本原則を学ぶ会が行われました。

デザイナー職以外のビジネス職の方も、資料 / スライド作成などの作業

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Web業界スタークリエイターまとめ

@kgsiです。あなたの憧れのクリエイターは誰ですか?
2000年代から現在にかけて、素晴らしいクリエイターの方々が数多く生まれています。
自分は彼らの作った素晴らしいWebサイトやアプリケーションを、自分の創作物の参考にしていますが、この記事では思いつく限り、尊敬しているクリエイターの方々を列挙して紹介したいと思います。

※ 名前や屋号の敬称を省略しています、ご了承ください。

Designe

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視認性を意識したデザインシステムのアップデート

視認性を意識したデザインシステムのアップデート

こんにちは!アルプのデザイナーの大澤 (@Tadaki) です。

サブスクリプションの契約や請求の管理を SaaS として提供する Scalebase というプロダクトのデザイナーをしています。

先日、Scalebase のデザインシステムについて記事を書きました。実は最近このデザインシステムの視認性に関わる部分を大きくアップデートしています。

今回のデザインシステムのアップデートでは、主に

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あなたに「デザイナーの目」を移植します。

あなたに「デザイナーの目」を移植します。

街中を歩いていると、目の中にデザインが吸い込まれる。

グラフィックデザイナーの職業病だ。

「デザイナーの目」から見た世界は、

・心地のいいデザイン
・美しいデザイン
・面白いデザイン
・気になるデザイン

で溢れている。

先日は、気になるデザインを見つけた。

これを見た瞬間に二度見した。

どこが気になったか、わかりますか?

ツイートを見たみなさんの反応このツイートには、デザイナーさん

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デザインにおけるオブジェクト指向についてちょっとだけ知る

デザインにおけるオブジェクト指向についてちょっとだけ知る

最近、デザイナーの間でも「オブジェクト指向」という言葉をよく見聞きするようになりました。

ちょっと難しそうなこの言葉は、実は誰にとっても身近な体験を左右しうる考え方のことなんだというのを少しだけみなさんに知ってもらえたらいいなと思っています。

ということで、コンビニのサラダチキンくらいの気軽さでオブジェクト指向について紹介してみたいと思います。

※とりあえず今は「デザインにオブジェクト指向を

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去年のおすすめしたデザイナーが読むべきnote集

去年のおすすめしたデザイナーが読むべきnote集

新年明けましておめでとうございます!
今回は、昨年、私が読んでお勧めしたもの から デザイナーの斜め上の成長に大変参考になるなと思う記事をまとめてみました。

デザイナーはデザイン以外の知識からより急成長の材料を見つけることができるという持論・体験があるためです

とりあえず名作を(正月なのですえひろがりの)八個ほど!解説付きで

●デジタル庁について学ぶ
デジタル庁って知ってますか?日本政府が作

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細部に気を配った meticulous #デザイナーの英語帳

細部に気を配った meticulous #デザイナーの英語帳

この記事はニュースレター版のデザイナーの英語帳に移行しました。以下からご覧いただけます。

また、書籍版のデザイナーの英語帳にも掲載されています。