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絵本東大生とさかのメモ

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記事一覧

読めない本を読むということ

読めない本を読むということ

令和になりましたね。
元号が変わる瞬間を僕は八ヶ岳にてゼミの仲間と語らいながら迎えました。
東京大学前期教養学部の学藝饗宴というゼミで、思想や哲学から建築やAI、音楽に美術まで幅広く学ぶ、まさに教養学部のゼミと呼ぶに相応わしい集まりです。
このゼミに僕はかつてゼミ生として所属し、昨年度にはバタイユの紹介をする講師として呼ばれ、現在は非公式のSAという形でお手伝いさせていただいています。

さて、今

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まいにち子育てヒント#9 園舎と幼児教育

去年の秋に授業で書いたレポートが意外といいこと書いてたのでそのまま掲載します!文章がちょっと硬いです!役に立つ部分だけ太くしてます!

環境のコントロール可能性と自然

◯はじめに
本稿は『都市とアーキテクチャの教育思想 : 保護と人間形成のあいだ』について、都市が眼差すコントロール対象としての自然が教育に果たす機能という観点から感想を述べる。本書は主にドイツのアーキテクチャ論を参照し、保護と人間

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令和からの幼児教育   そして読み聞かせの夢

令和からの幼児教育   そして読み聞かせの夢

(この記事は2019年1月に書いたものを4月に修正しています。)

さて、最近は教育についての発信をあまりしてこなかったので、久々に私見を述べたいと思います。
ポスト平成(※執筆時)の幼児教育という題ですが、勉強が進むにつれてなかなかそういった大きな枠組みの話をするのも難しくなってきました。
日本の大きな動きとしては幼児教育の無償化がありますが、その件については多くの方が妥当な論拠を用いてメリット

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念覚① 念覚と観念世界

本記事では、僕が考案した「念覚」という観念について説明します。

もともとは絵本の読み聞かせについて考えていました。読み聞かせが子どもに届けられる情報を感覚刺激の観点から整理していたときのことです。読み聞かせで発する、絵本の中の世界や教訓そのものが、実は感覚刺激なのではないか、とふと思い至りました。すなわち、観念とは感覚刺激なのではないか。
『世界大百科事典』によると感覚刺激とは「受容器,伝導

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G1カレッジの誤解 および、 俺がくぼなおを愛する理由

G1カレッジの誤解 および、 俺がくぼなおを愛する理由

こんにちは。運営・参加者のみなさん、G1カレッジお疲れさまでした。

G1カレッジとは

こういうイベントで、僕は今年初めて参加しました。

いろいろ波乱もありつつけっこう感動したので、備忘録として考えたことを記します。僕にしか書けない内容にしたつもりです。
かなり長いので、めんどくさいなあと思った方は3,6,7だけお読みいただければ幸いです。

始まる前にいちおう宣伝
https://twitt

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世界一周した東大生が勧める上手なWebサービスの使い方6選

世界一周した東大生が勧める上手なWebサービスの使い方6選

どうも、実は世界一周経験者のとさかです!
今回の記事では超有名な旅系Webサービスをご紹介します。主にバックパッカー向けかもしれません。
ぶっちゃけ誰でも知ってるものばかりですが、使い方はめちゃ頭良い自負があります。

<宿泊系>
・Airbnb
・Hostelworld
・カウチサーフィン

どれも超有名ですね。
めっちゃ大雑把にいうと、Airbnbは空き部屋を借りられるプラットフォーム

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