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#毎日note
【小説】ロックンローラーと故郷の詩
ある朝タカシは、ノドの痛みとともに目を覚ました。
「今年の風邪はノドからか…」
タカシはすぐに風邪を引いたのだと悟った。
「ロックンローラーで良かったぜ」
ロックで飯を食っているタカシには、定時出社の必要がない。平日の朝から病院へ行ける。
タカシは裸のままベッドから起き上がった。ロックンローラーなので、いつも裸で寝ている。
そのまま素肌に革ジャンを羽織り、ヘッドフォンを装着。タカシはい
【ショートショート】忙しい1日
今日は本当に忙しい1日だった。
朝起きて、学校に遅刻しそうだったもんで、走って学校に向かっていると、
曲がり角でパンをくわえた女の子とぶつかって、口論になって、
学校に着くと、先生が「今日は転校生がいます」と言って、紹介されたのが、まさかのさっきの女の子で、しかも僕の隣の席で、
休み時間にその子と話してたら、急にその子が、「あなたは選ばれし勇者なの」と言ってきて、
どうやらその女の子は、パ