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①「障害」「普通」ってなに?-基本のおさらい-

今、このページを開いてくれたあなたは、「障害」や「普通」という言葉を聞いて、どんなイメージが最初に頭の中に浮かびますか?

例えば、 
「障害」については…

「少数派」
「大変でちょっとかわいそう」
「なんかちょっと暗そう」

「普通」については…

「多数派」
「健康そう」
「幸せそうな人たち」

このように、人によって様々なイメージが思い浮かぶと思うのですが、この記事ではそもそも「普通」や「障害」って何だろう?というところから、できる限り分かりやすく紐解いていきたいと思います。

ここでの「障害」は主に精神疾患に対するもので、「強迫性障害」を経験した私によって作られた記事であることを予めご了承いただけますと幸いですm(_ _)m

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「障害」という言葉。

この言葉は当事者にとっても、
それを支える周りの人たちにとっても、
社会的に見ても、
非常に強い意味を持つ言葉のように
感じてならない。

だからこそ、
その「障害」という言葉を与えられた私たちが、
その言葉の持つ力に“使われる”だけでなく、
自分のためになるように“自ら使っていく” には、
どのようにしていったら良いのだろうか?

長らく「強迫性障害」という名前に、
「障害」という言葉に苦しんできた私。

「障害」や「普通」についても、
自ずと考えさせられる機会が多かった。


本シリーズは、
そんな“これまでの私”が出発点です。
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①「障害」「普通」とは何か?


まずはじめに、一般的にそれらはどのように定義されているか確認してみたいと思います。

「障害」→
さまたげること。また、あることをするのに、さまたげとなるものや状況。
個人的な原因や社会的な環境により、心や身体の機能が十分に働かず、活動に制限があること。
            【参考:デジタル大辞泉】

「普通」→
特に変わっていないこと。ごくありふれたもののこと。
            【参考:日本国語大辞典】

参考までに、「強迫性障害」についても確認してみたいと思います。

「強迫性障害」→
簡単に定義すると、「強い“不安”や“こだわり”によって、日常生活に支障が出る病気のこと」と説明することができる。

②「障害」と「普通」の違いは?


以上を踏まえ、「障害」と「普通」についてより分かりやすい形で比較すると、どのような違いがあるか見てみたいと思います。

「障害」→
“さまだけ”となっていて、“ごくありふれた”日常の生活が送ることが難しい状態。

「普通」→
“さまたげ”がなく、“ごくありふれた”日常の生活が送ることが出来ている状態。

このように捉えることも出来るのではないでしょうか?

そうなると、「障害」と「普通」を比較する上では、“日常生活を送ることが出来ているか否か”という点も一つの基準になりそうですよね。

これらはあくまでも私の解釈になりますが、「障害」や「普通」という言葉が意味するものに色や形は無いので、その捉え方は人それぞれで、イメージも多岐に渡りやすいかと思うのです。

だからこそ、もっとシンプルで分かりやすい基準を
自分の中で一つ持っておくというのも、「障害」や「普通」について理解していく上で、役に立つのではないかなと個人的には思いますね。

次回、一方の海外では「障害」はどのように捉えられ、社会ではどのような存在なのかについて見てみたいと思います。

お楽しみに☺︎  


(久しぶりの投稿となってしまいました。いや〜実は心身ともにとんでもなく辛いことが起こっていました😇
いつ、どのような形でそのことをお話するか分かりませんが、ここでのブログに、その痛みも辛さも全て表現に換えて還元していきますので、ほんのちょっとパワーアップしたりんを引き続きよろしくお願いいたします☺️🌸
すっかり桜も散って、夏に向かっていってますね🌱)

りん


















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