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[リクルート時代に人事から聞いた]自己分析の方法

どうも、帯広カイトです。

■この記事でわかること

・自己分析ってどうやる?
・自分が何をやりたいのか、何に向いているのか分からない・・・
・企業に「自分」をどうやってアピールしたらいいのかわからない・・・

こんな疑問に、新卒・中途の就活で合計100社以上を受けた私が、
実体験を交えて答えます。

新卒でリクルートに入社した際、
採用のプロであるリクルート人事から聞いたことをもとに記事を書いていますので、
ぜひ参考にしてください。

■この記事の信頼性

信憑性

では、早速書いてきます。

■自己分析の目的とは?

自己分析のやり方に入る前に、

そもそもなぜ自己分析をするのでしょうか?

結論から言うと、「面接官が知りたいこと」に的確に答えられるようにするためです。
では、「面接官が知りたいこと」って一体何でしょうか?

「面接官が知りたい」、つまり、「企業が採用活動で重視していること」です。

以下の表を見てみましょう。リクルートの就職活動意識調査「就職白書」の結果です。

<採用活動において企業が重視する項目>

企業が重視する項目

調査結果によると、企業が採用基準で重視する項目は以下です。

1位「人柄(93%)」→この人はどんな人か。うちの会社に合うか。
2位「企業への熱意(78%)」→うちの会社にどれくらい入りたいのか。
3位「今後の可能性(72%)」→どんな風に活躍してくれそうか。ポテンシャルはどれくらいあるか。

これら1位~3位の問いにしっかり答えることができれば、内定がぐっと近づくということですね!

自己分析とは、この問いに上手く答えられるよう、
自分自身を知ってアピールできるようにするための準備をするということです。

つまり、以下を説明できるようになりましょう。

1.自分は~な人間です。(自分はどういう人間で何が得意かを説明する)
2.自分は~なことにやりがいを感じる。(自分がやりたいことを説明する)
3.だから御社で~に挑戦したい。(会社でどんな仕事に挑戦したいかを説明する)

これらの回答を準備することで、
上記「企業が採用基準で重視する項目」の1位~3位までをカバーして説明できますよ(*^^*)


【STEP1】過去の経験の棚卸し

まずは過去を振り返って、「本気で取り組んだこと」「打ち込んだこと」をリスト化してみましょう。どんどん箇条書きで書いてみてください。

これをやる目的は、「自分はこんなことが得意だ」「こういうことで燃えるんだ」と、自己アピールや志望動機のヒントを得ることです。

打ち込んだこと

【STEP2】頑張った経験を掘り下げよう

その経験を軸に、あなたがどんな活動に対して本気になれるか、
また、その過程でどのように課題を乗り越えてきたか(あなたの長所)を整理しましょう。

「自分はどんな時・環境なら頑張れるのか?(やりたいこと・志望動機のヒント)」
「自分はどうやって課題を解決する人間なのか、これまで何を学んできたのか(長所のヒント)」が見つかるでしょう。

掘り下げる

【STEP3】過去の経験に共通している長所を見つける

過去に積極的に取り組んだ、複数の経験の中で共通している行動パターンを探しましょう。

たとえば、
「自ら何かを1から企画するのが昔からずっと好き」とか
「チームで活動する時、人間関係の間に入って調整したり、組織を支えるのが昔からずっと得意」
等ですね。

それら共通パターンこそが、あなたの強みであり、長所です。

その上で、長所にキャッチフレーズをつけましょう。

一言で言うとどんな長所なのか?
分かりやすく面接官に伝えるならどんな言葉がよいか?
を考えてみましょう。
たとえば、「負けず嫌い」⇨「目標に向かって、誰よりもよい結果を出せるように頑張り続けることが出来る」などですね!

共通した長所

【STEP4】やりたいことを見つける

それぞれの経験に共通して出てくる、「どうして頑張れたのか」「継続できたのか」に注目しましょう。

「頑張れた理由」から「自分はどんな時に燃えるか」を知ることができます。
それを軸に、どんな業界・どんな職種であればやり甲斐を感じるかを考えましょう。

あなたの「モチベーションの源泉」を探していきましょう。それがあなたの「やりがいを感じるポイント」になります。

「やりがいを感じるポイント」を社会で実現するには、どんな仕事・業務につけばいいか、を具体的に考えていきましょう。

モチベーション源泉

■参考:私の例

例えば、新卒の就活時、私の場合は以下でした。

1.打ち込んだこと
中高時代:小説や漫画などの制作活動に打ち込む。
大学時代:フリーペーパーサークルを運営。ひたすら雑誌を作って発行していました。編集長として組織マネジメントも経験。

2.なぜ打ち込めたか?
アイデアを出して、何かを1から創るのが楽しかった。
自分のアイデアが、目に見えるアウトプットとして出てくることに達成感を感じていた。

3.それぞれの経験に共通するのは?
以下が得意であり、自分の長所。
・企画立案する
・実行までのプランを自分で考える
・プラン通りの行動をする

4.それを社会で実現するには、どんな仕事が向いているか?
・「新しいアイデアを試せる環境」には、「若手が裁量を持てる社風」「成長中であり変化の多い業界」がよいだろう。
・それが実現できるのは、成長中のIT企業等ではないか?逆に、金融業界やインフラ業界はサービスがカッチリ固まっているので、自分には不向きではないか。

このような形で「自分がやりがいを感じるのはどんな時・環境か?」「それを仕事で実現するには、どうすればいいか?」を考えましょう。
「やりたいこと」「志望業界」が自然と見つかってくるはずです。

いかがでしたでしょうか。

次回は、志望動機の作成方法に関する記事を書きたく思います(*^^*)

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