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#読書
最後の参謀総長 梅津美治郎 (岩井 秀一郎)
(注:本稿は、2022年に初投稿したものの再録です。)
いつもの図書館の新着本リストの中で見つけた本です。
「梅津美治郎」、名前は聞いたことがあるですが、それ以上の知識はありませんでした。
太平洋戦争の継続に懐疑的であった “最後の参謀総長” のこと、ちょっと気になったので手に取ってみました。
梅津美治郎の人となりについては様々紹介されていますが、当時の軍人としては珍しく “親分肌”
自分の頭で考える読書 変化の時代に、道が拓かれる「本の読み方」 (荒木 博行)
(注:本稿は、2022年に初投稿したものの再録です。)
いつもの図書館の新着本リストの中で見つけた本です。
最近は “読書法” “読書論” といった類の本は読まないようにしているのですが、この本はちょっと切り口が違いそうだと期待して手に取りました。
著者の荒木博行さんが説く「本との付き合い方」から、私の興味を惹いたところを覚えとして書き留めておきます。
まず、「どのような本を選ぶべ
東京ルポルタージュ 疫病とオリンピックの街で (石戸 諭)
(注:本稿は、2022年に初投稿したものの再録です。)
いつも聞いている大竹まことさんのpodcastの番組に著者の石戸諭さんがゲスト出演していて、本書の紹介をしていました。
取り扱っているテーマがとても気になったので読んでみたのですが、予想していたのとはちょっと違ったラインナップでした。
その中から私の関心を惹いたところをいくつか書き留めておきます。
まずは、新型コロナ禍の最中、企
炎上社会を考える-自粛警察からキャンセルカルチャーまで (伊藤 昌亮)
(注:本稿は、2022年に初投稿したものの再録です。)
いつもの図書館の新着本リストの中で見つけた本です。
ネット社会の闇として「SNSでの炎上や誹謗中傷」が大きく問題視されています 私も、その発生の心理的要因には興味をいだいていたのですが、そのあたりのヒントが書かれているかと思い、手に取ってみました。
本書で扱っている事象は「自粛警察」「炎上」「ハッシュタグアクティヴィズム」「ヘイト
東京の教科書 (JTBパブリッシング)
(注:本稿は、2022年に初投稿したものの再録です。)
いつもの図書館の新着本リストの中で見つけた本です。
「東京」を多角的な切り口から解説したビジュアル本です。
“教科書” とあるように、国語・算数・理科・社会・・・、といった各科目ごとに「章」立てし、豊富な図版や資料を駆使してテンポよく解説していきます。
期待どおり様々なジャンルの蘊蓄の集まりでどの項も興味深かったのですが、私とし
ルポ 自助2020 ― 頼りにならないこの国で (石井 光太)
(注:本稿は、2022年に初投稿したものの再録です。)
いつもの図書館の新着本リストの中で見つけた本です。
今般の新型コロナ禍では生活弱者に対する政府の非情さが際立ちました。
本書は、その現実に対し必死の思いで抗する人々の姿を描いたルポルタージュです。
まずは、「第三章:保育園児の命を守るための闘い―西寺尾保育園」です。
横浜市神奈川区にある私立の社会福祉法人聖徳会「西寺尾保育園」
「日本」ってどんな国? ― 国際比較データで社会が見えてくる (本田 由紀)
(注:本稿は、2022年に初投稿したものの再録です。)
最近Podcastで聞き始めた「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送)に著者の本田由紀さんが登場して、この本の内容のさわりを紹介していました。
ちょっと気になる内容だったので手に取ってみた次第です。
本田由紀さんは東京大学大学院教育学研究科教授。専攻は教育社会学とのことです。
本書において、本田さんは、政治・経済をはじめとして、
日本人の宿題 : 歴史探偵、平和を謳う (半藤 一利)
(注:本稿は、2022年に初投稿したものの再録です。)
いつもの図書館の新着書籍リストで見つけた本です。
半藤一利さんの著作は、今までも何冊も読んでいますし、最近では「墨子よみがえる」や「戦争というもの」を読んだところです。
それらの著作に通底する半藤さんの “平和への想い” や “非戦の誓い” は、私たち一人ひとりがしっかりと受け継ぐべき大切なものだと思います。
本書は、生前のNH
検証 政治改革 なぜ劣化を招いたのか (川上 高志)
(注:本稿は、2022年に初投稿したものの再録です。)
いつもの図書館の新着本リストの中で見つけた本です。
興味を惹いたタイトルではありましたが、何より、著者の川上高志くんが大学時代の友人だったというのが手に取った最大の要因です。
大いに期待して読んでみたのですが、予想どおり重要な論点を押さえつつ、しっかりした立論が展開されていました。
まず、著者は、本書で検証を試みた対象である「平
新・オリエント急行殺人事件 (森村 誠一)
(注:本稿は、2022年に初投稿したものの再録です。)
また図書館で予約している本の受取タイミングがうまく合わなかったので、昔の本を納戸の本棚から引っ張り出してきました。
選んだのは、今から30年以上前の森村誠一さんのミステリー小説です。当時、森村さんの作品は結構読んでいました。
さて、久しぶりに読んだ森村作品の感想ですが、正直なところ、かなり残念な印象でしたね。
エンターテインメ
エントロピーの世界 (図解 苦手を“おもしろい"に変える! 大人になってからもう一度受けたい授業) (鈴木 誠治)
(注:本稿は、2022年に初投稿したものの再録です。)
いつもの図書館の新着本リストの中で見つけた本です。
「エントロピー」という概念、時折耳にするのですが、私にとっては今ひとつキチンと理解できていないと気になっていたので、タイトルに惹かれて飛びついてみたというわけです。
ですが、現実はと言えば、私のエントロピーの理解はほとんど進みませんでした。
第1章:エントロピーって、何?
第