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今年はたくさん書評を書いたので、書評の書き方まとめてみた
世界一簡単な書評の書き方1.本を読む
2.書評を書く
3.信頼できる読み手に読んでもらってアドバイスをもらう
4.修正する
3〜4を繰り返す
以上!
はば はっぴーにゅぅいやぁ〜〜!!!!
中川啓太:なりたいものはない、ありたい自分はある。そんな彼が手がける「パリが恋した」野菜のお寿司
本を起点に京都に暮らす人にその人生を語ってもらう「キョウノホン」。
第二回目のゲストは35歳の中川啓太さんです。
上京区に住んでいる中川啓太さんは、中性的でつるりとした顔立ちをしており、腰まで伸ばした髪の毛と暖色が中心のアクセサリーも相まって若々しい印象を受ける。話してみると、物腰は柔らかく、外見とは裏腹に老成した雰囲気を醸す。
一見して職業、性別、年齢不詳に見える彼の肩書きを一言で説明する
デザイン初学者による初めてのロゴ制作
先日、「KYO NO KOTO」という京都の魅力を発信するマガジンを開設しました。マガジンの立ち上げに際して、はじめてロゴを作ったので、備忘録としてノートを書くことにしました。
はじめに断らせていただくと(もしかしたら、断らなくてもお察しくださっているかもしれないけれど)、私はデザインというものに明るくありません。
しかし、マガジンを作る、と思い立ち、真っ先にできることが「ロゴ制作」でした
いつだって、はじめの一歩は簡単で、歩き続けるのは難しい。
マガジンを作成して、初めての取材記事を出した。しかし、思うように数字が伸びない。
インタビュイーも彼女の紹介する書籍もコンテンツとして申し分ない。つまり、私がどうにかせねばならぬ。
使命感に燃え、ダッシュボードと睨み合いすること3秒、全期間のアクセスランキングのある特徴に気づく。アクセス1位が『noteで書評、はじめちゃおっかな』、2位が『弱小ライターが、京都の魅力を発信するウェブマガジン
金子由里奈:「物語的な展開がなくても、 物語はそこにある」 23歳の映画監督が語る自分らしさ
本を起点に京都に暮らす人にその人生を語ってもらう「キョウノホン」。
第一回目のゲストは23歳の金子由里奈さんです。
金子由里奈さんは立命館大学の映画部に所属しており、自主制作を中心に映画を撮っている。2018年8月には映画監督である山戸結希さんが主催するオムニバス映画『21世紀の女の子』の監督公募において約200人の応募者から選出された。
東京都出身の金子さんは、家族全員が映画や演劇に関わ
古川日出男『アラビアの夜の種族』書評<序>
6月半ばの日曜日、雨のすきまの曇天の中、私は愛する電動自転車にまたがり今出川通を突き走っていた。
待ち受けるのは、最近顔を出していない研究室の、しかし私が幹事をつとめる飲み会(正しくいうと同窓会というくくりの集まり)だった。
店先に着くとすでに3、4人の参加者が集まっていた。元来小心者の私は、“学校に行っていない”ということに由来する気まずさをできる限り気取られぬよう、挨拶を発し(「こんち
君の黒髪の乙女はいつかのサークルクラッシャー麻紀なのです--佐川恭一『サークルクラッシャー麻紀』
読書好きの父親の影響で幼い頃から活字に親しんでいたサークルクラッシャー麻紀はしかし小説に造詣が深い。読解力にも定評がありセンター 現代文も満点。趣味は読書とサークルクラッシュ。得意技はだいしゅきホールド。
佐川恭一『サークルクラッシャー麻紀』Kindle の位置No.29-31
京都、いや、左京区の大学生のイデアを描いたのは森見登美彦御大なわけだけど、そのイデアをあらぬ方向から照らして映し出さ
書いて残すということ--三島由紀夫『豊饒の海(一)-(四)』
日曜朝、家族でワイドナショーを見ていたら、目の大きな幼い女の子の顔がいきなり画面いっぱいに映し出された。ニュースによるとその子は親に殴られて、怒鳴られて、放置されて、殺されたらしい。その子が親に命じられて毎朝4時に起きて書いたという手紙をアナウンサーが読み上げるのを聞いて涙、出そうになる。なんの罪もないのに、許されたかった小さな女の子。思わず、隣にいた娘の肩をぎゅっと抱きしめる。そうしたら、まっ
もっとみる好きじゃないけど祈ってる、あるいは舞城王太郎『好き好き大好き超愛してる』について
私の愛は祈らない。願いもしない。あなたが健やかに心地よく生きていけたとしても私のいない世界になんかいて欲しくないし、私とあなたが一緒にいれるなら他の人なんてどうなったっていい。
そう思っていた。
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