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No.15 長期ブランク9年間のDTPデザイナーが「勝てるデザイン」のワークをやってみた。#15 感情を乗せろ!

ついに!!これで最後のワークです…!✨ こんにちは。九州でDTPとWEBのフリーランスデザイナーをしているNenpa_です。ブランク9年の私が、デザインとは何たるかのテコ入れに前田高志さん著「勝てるデザイン」の巻末ワーク(ハンパなく身になる…)を全てやってみるという第15回目。
はい、最後の最後ーー!!!パチパチパチ!!✨頑張りました…😭😭😭

ここまでのワークはコチラ。良ければ見てみてくださいね😉

#01 色彩センスを身につけろ!
#02 デザインを1000例、集めろ!
#03 マイベストとマイワーストを決めろ!(ベスト編)
#03 マイベストとマイワーストを決めろ!(ワースト編)
#04 デザインの必殺技を10個作れ!
#05 センスがわかる!
#06 造形センスを身につけろ!
#07 無限ヒアリングで本質をつかめ!
#08 うすっぺらい作品から打破せよ!
#09 本当のトレースはこうやれ!
#10  タイムスリップして原体験をさぐれ!
#11 作り方がわからない案を出せ!
#12  ダサいTシャツを作れ!
#13 「鬼フィードバック」で限界の限界を超えろ!
#14  ぶっ飛んだ名刺をつくれ!

ラストのラスト!!!! 15回目の「勝てるデザイン」ワークは…

#15  感情を乗せろ!

  • 心が動いたことを書き出す(喜怒哀楽)

  • これまでで一番の思い出を書き出す

  • 最も心が揺れ動いたことを選ぶ

  • 最適なビジュアル表現を選ぶ

  • その時のことを思い浮かべながら作る

最後の最後は卒業制作のキブン…ガンバリマス!!🔥🔥🔥

心が動いたこと

今までで最も…?人生の中で、とかにすると家族や周囲のみんなが「え?自分のことじゃないの?!😠」などあってはなのでちょっとやめておいて、デザインや表現、アート系に絞ろうかな。(ズルい)

この中でどれにしよう?

・デザインを始めるきっかけになったポスターを見た時
・ドルチェ&ガッパーナの服の仕立ての良さにクラクラ来た時(買ってないです、店頭で縫い目を観察)
・良い書体に出会って悦に入る時
・サンフランシスコのMOMAで村上隆さんと奈良美智さんのオブジェを見た時
・レオナルド・ダ・ビンチの遺作「洗礼者ヨハネ」
 本物をみたとき
・フェスやライブに行ってトランスになるとき
・ねこや生き物、子どもなどが可愛いとき

一番を選ぶ

一番はもう、決まってます。
「サンフランシスコのMOMAで見たオブジェ」です。アーティストが決まっていますが著作の兼ね合いから、それで受けた「衝撃のビジュアル化」だけで頑張ってみますね。(うわーー、オブジェが有名すぎてモチーフが使用できない…)

テーマ:サンフランシスコのMOMAで、村上隆さんと奈良美智さんのオブジェを見たとき。

実際にどんな衝撃だったのか
実は私、日本が大嫌いになった時期があって国外に出ようと思っていました。2000年頃、地方でデザイナーとして売り込みを続けていたのですが、ネットもSNSもなかった為、情報といえば雑誌や書籍のみ。しかし限られたマニアな人しかデザイン書籍に興味がなく、海外の尖ったデザイン誌やブレーンなどを見て刺激を受けていた私は、地方ではかなりのレアキャラ。広告代理店の方ですら、デザインの話があまりできなかった。
そして東京へ上京するのですが、今度は年齢がネックに。当時、中途採用は第二新卒ですらメジャーではなかった新卒一択の世の中。デザイン雑誌に出た求人広告(1冊につき2個程?)にしか情報はなく、あとは自分で探すしか方法がありませんでした。当時、求人サイトがまだ存在していなかった頃。本当に絶望的で「もう、海外に住もうかな」と考えたことがありました。

知人のデザイナーがサンフランシスコへ引っ越したので、訪問がてら旅に出ました。現地のデザイン事務所を見せていただいたり、5日程滞在。とても海外は自由で輝いて見え、本気で住もうと決意しました。日本に帰ったら海外に住む準備をするんだ。そう思って、旅の最後にMoma美術館へ行ったんです。そしたら、大変などんでん返しが起きました。

Moma美術館は大変大きく、どれも選りすぐりの旬な作品ばかり。古いものはどれも美しく有名。現代美術はとても斬新。でもどれも、美術らしい美術。モダンアートっぽいアート。いわば、よくある形に見えました。
…  ところがです。角を曲がった時に不意に、大きな絵画がありました。イラストのような少女の絵。そして巨大な犬のオブジェ。近くには巨大な巨大なアニメっぽい壁面作品が。奈良美智さんと村上隆さんの作品でした。

明らかに異彩を放っていました。世界中から集まった有名な美術作品のどこにも属さない、本当に異質で個性的。そう、かなり「尖って」見えました。横目で見ても目の端で、何かがいる!とわかるぐらいに。

途端に急に、恥ずかしくなりました。もう私は、日本はダメだと思っていた。保守的で固い頭で、新らしいことを取り入れようとしない、老いていくだけの日本に見切りをつけて、海外に出ようと思っていたんです。日本には面白いものが一つもない。だから海外のものばかり見ていました。当時、そういう日本嫌いの風潮は少なからずあったかもしれません。CM等が外国モデルばかりだった頃です。

だから余計に、そのお二人の作品がかっこよく見えました。私の中の日本の価値が、急にムクムクと大きく膨らみました。日本は海外に出るとこんなにも異質で異端。とても個性がある国なんだと、外に出てみてやっと気づいたんです。

あの時見た作品の衝撃。それで日本に帰ることを決意しました。
私が初めて日本を好きになった瞬間でした。

この感動を、ビジュアルに表現します。

・アート・美術館・日本らしさ・西洋らしさをごちゃごちゃに。
・なんでもありの中、大きく日本を出す。
・飛行機や、旅行っぽさもだし、どこか海外雑誌、音楽やアート風に。

アートを見たときの感動を表現したのが、コチラ!
ドーーーーーーーーーーーーン!!!!!

ナンジャコリャーーーー????!!!

実は、折り紙にする予定です。
折り紙って、海外の人から見ればイッツマジック!!アメージング!!!
な気がしません? だって紙1枚が、鶴になったり箱になったりオモチャや船などにも。ハートとか、シャツとか、何??魔法???って感じ。
旅の途中で披露して、お友達になるのとか、最高に面白そう!!!!!
なので「折り紙」作って見ました。日本で言うところの「千代紙」のイメージ。(背景の英字はKATERU FONTです)旅の機会にはこれを持っていき、海外の方と沢山友達になる予定です!

最後に

勝てるデザイン養成ギプスへの挑戦として取り組んだ#01-#15までの巻末ワーク。ぎりぎりの提出となってしまいましたが、これで全て終了となります。完走まで応援して下さった皆さん。NOTEに「いいね」して下さった皆さん、本当にありがとうございました。今回ほぼ初めてまともにNOTEを書いたぐらいの稚拙な私の文章を目の前のあなたに読んでいただけた事、一生の宝物にします。
巻末のワークはとても力になりますので、どこからでも気になったところからトライしてみてくださいね。一緒に頑張りましょう!💪🔥🔥🔥✨

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