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No.9 長期ブランクありデザイナーが「勝てるデザイン」のワークをやってみた。#09 本物のトレースはこうやれ!

お久しぶりです! 九州でDTPとWEBのデザイナーをしているNenpa_と申します! ブランク9年の私が、デザインとは何たるかのテコ入れに前田高志さん著「勝てるデザイン」の巻末ワーク(ハンパなく身になる…)を全てやってみるという第9回目です。

ここまでのワークはコチラなので、良ければ見てみてくださいね😉

#01 色彩センスを身につけろ!
#02 デザインを1000例、集めろ!
#03 マイベストとマイワーストを決めろ!(ベスト編)
#03 マイベストとマイワーストを決めろ!(ワースト編)
#04 デザインの必殺技を10個作れ!
#05 センスがわかる!
#06 造形センスを身につけろ!
#07 無限ヒアリングで本質をつかめ!
#08 うすっぺらい作品から打破せよ!

そして今回の「勝てるデザイン」ワークは…

#09 本物のトレースはこうやれ!

本物のトレース?? トレースに本物も偽物もあるの??
… という腕組みして斜15度程傾いた、ひねくれ者のアナタ!! 
あるんです…。本物が!!!
方法を聞いたらナルホド。と思うと思いますぞ!??👀✨

これが本物のトレースだ!!!!

・良いなと思ったデザインを「お手本」として選ぶ
・観察タイム「良いところ」を探す
・お手本を伏せる。目に焼きつけたまま記憶だけで「再現して作る」
・イラレで制作
・もう一度お手本を見る。しばらく観察
・お手本を伏せて制作→その繰り返し
・最後に画像を重ね「答え合わせ」をする

寸法を測り、綺麗にトレースしていくことを予想していましたが、目で観察して、記憶に焼きつけ、良いポイントなども一旦頭に叩き込んで、記憶を頼りに制作していくところがキモな気がします。
これは個人差があるからオススメする訳ではありませんが、寸法を体に叩き込むために、できるだけカンを頼りにやってみるのもいいと思いました。

…というわけで、1回目、寸法はできるだけ自分感覚で「このぐらいかな」でやってみました。書体も、手元にあったもので近そうだなというものを記憶だけを頼りに。ピッタリ、キッチリ作るのも為になりいいのですが、自分の勘を頼りにしてみると意外なほどにアテにならないことがわかって、反省できたり、過信しすぎてる寸法感覚にソフトに凹んだり。

初回のトレース結果はこんな感じ!

記憶だけでは実際の寸法や書体とだいぶ異なります

本来のサイズ W170×H60
私の目視サイズ W100×H50

目に焼きつけただけでは、かなり違いますが、なんとなく特徴だけは捉えられている感じ。文字の加工がかなり入っていて、記憶だけでは完璧な模写はできないため、ここからさらにそっくりになるように、微調整は行っていこうと思っていますが、観察だけで作ってみる。という行為を繰り返すのは、寸法なども細かく行うとかなり力になりそう。

今回選んだ見本

書籍「勝てるデザイン」P48に掲載

選んだ理由

文字にかなり特徴があったこと。質感が特殊で、加工方法に興味があったこと。作りとしてはシンプルだったため、感覚で模写がしやすいかと思ったこと。あとは…

よーーーーく見ると、文字1文字1文字がパラパラとしているような気が。
最終的に自分のデータと重ね合わせ、実際どうなのかを見てみたかったというのもあります。コチラについてはさらに模写を重ね、より調べていく予定です。

このワークで得られたもの

・観察力
・目に焼き付け、記憶だけで再現する力
・良いポイントを言語化する力
・良いポイントを踏まえた上で再現しようとする気持ち
 (なぜこう作られたかを考える)
・「答え合わせ」できちんとトレースし
 スペースの取り方や技術を学ぶ

油絵など絵画の場合、重ねられない分、この「本物のトレース」ワークは絵画の模写に近いのかもしれません。よく観察する、という行為が抜けがちになっていた。色々な気づきがあり、深いです。

ぜひ、やってみてくださいね!!!✌️👀🌱


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