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No.6 長期ブランクありデザイナーが「勝てるデザイン」のワークをやってみた。#06 造形センスを身につけろ!

こんばんは! 九州でDTPとWEBのフリーランスをしておりますNenpa_です! ブランク9年の私が、デザインとは何たるかのテコ入れに前田高志さん著「勝てるデザイン」の巻末ワーク(ハンパなく身になる…)を全てやってみるという第6回目。

ここまでのワークはコチラなので、良ければ見てみてくださいね😉

#01 色彩センスを身につけろ!
#02 デザインを1000例、集めろ!
#03 マイベストとマイワーストを決めろ!(ベスト編)
#03 マイベストとマイワーストを決めろ!(ワースト編)
#04 デザインの必殺技を10個作れ!
#05 センスがわかる!

そして6回目の「勝てるデザイン」ワークは…

#06  造形センスを身につけろ!

  • テーマを決める

  • B3の白いケント紙に黒いケント紙から切出したパーツを配置してテーマを表現する課題

  • 黒ケント紙を切取り四角形や正円を作る

  • 白ケント紙にオブジェクトの輪郭を意識して貼っていく

  • 納得いくまで貼ったり剥がしたりして調整

  • 壁に貼りポスターにできるかTシャツにできるか、など検討

了解です!!これは、美術学校の課題っぽさ満点…!!!
一見地味ですが #01 色彩センスを身につけろ! こちらとよく似て、何度もすることで基礎の基礎がしっかり身につく感じのワーク。最低3枚は行ったほうがいいとのこと。はい、了解です!✨

あった方がいい道具

・ハサミ ・カッター ・カッティングボード 
・30cm以上の定規
・B3ケント
   黒い紙(切り出して貼る用)と白い紙(台紙用)
・貼って剥がせるのり(テープのりがおすすめ)

テーマを決めよう

テーマですか… 直線で表現できるもの。形が変わるものがいいかな。
…  うん「水」にします。これなら「静→動」の動きが出しやすい。

黒いケント紙を切り出す

幅2cmと、1cm、5mm など、2-3段階に幅を決めて細長く切出し、半分の長さで切断。長さは重ねて貼って調整しました。水のハネを表現する為のドットや、少し短めの長方形も欲しかったので、ハサミで先端を切ってドットを制作したり、つど長方形を作ったりなどして切り貼り。
※テープのりの「貼って剥がせるタイプ」がかなり重宝しました。強力なテープのりや、消え色PITなどだと、剥がれにくく少し難しいかも。

まるで積み木やブロック遊び

黒い紙を白いケント紙の上に並べて、テーマに近い画面構成になるように探していきます。配置を微妙に変えてバランス調整…。なんだかまるでロゴデザインやフォントのブラッシュアップをしているような、そんな錯覚を覚えるほど、近い感覚がある。
遠目から離して見てみて、また配置を微調整。
やっぱり、ロゴデザインに近い感じ。
このコツコツした工程が結構面白く、黒と白ではっきりしているからバランスを意識しやすい。単純なんだけど、何度もやってみると力がつく感じ。

そしてできたのが、コチラです!!!

テーマ「水」

1枚目「水面」

なんとなく伝わりますか。何もない水面。


2枚目「放出」

ホースのイメージ。噴射!


3枚目「滝」

上から水がバシャーーっと!


すごい、学校の課題っぽい!

ちょっとこの画面構成、単純すぎじゃ?🙄という声が聞こえてきそうですが、いいんです。シンプルにしたかったんです!!!!😡

工作にも近い上に、手も汚れないから子どもと一緒に遊びながらやってみたりするといいかも!
やってるうちにドンドン気分が乗ってきちゃって、ついつい量産。切れ端をジップロックに取っておいて、また次の日に。など。(ちょっとオモチャみたい!)
手作業の楽しさも思い出せるワークです。

このワークで身についたもの

・ロゴデザインに活かせるバランス感覚
・白と黒だけで世界観やテーマを表現する技術
・想像力が身につく
・色も形も限られているので、画面構成に集中できる

全ての情報を単純化し、限られた形の中でデザインする。よくよく考えると本当にロゴデザインに通じるものがある気がします。

画面構成が苦手だなー。という人は、このモノクロの課題を何枚もこなす事で気づきや見えてくるものがありそう!!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました✨
手でつくる事が少なくなってきてるからこそ、やってみると楽しく新しい発見がありました。🙂
みなさんもやってみてくださいね。

編集後記:自己紹介

DTPメイン→WEBに注範囲を広げています。九州のグラフィックデザイナー。長期のブランクがあるのがネック。名著「勝てるデザイン」パクパクといただいてテコ入れ中!📖✍️


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