No.12 長期ブランク9年間!DTPデザイナーが「勝てるデザイン」のワークをやってみた。#12 ダサいTシャツを作れ!
春は出会いの季節!こんにちは。九州でDTPとWEBのフリーランスデザイナーをしているNenpa_です。ブランク9年の私が、デザインとは何たるかのテコ入れに前田高志さん著「勝てるデザイン」の巻末ワーク(ハンパなく身になる…)を全てやってみるという企画の第4回目。
ここまでのワークはコチラ。良ければ見てみてくださいね😉
さて、今回の「勝てるデザイン」ワークは…
#12 ダサいTシャツを作れ!
あれ?前にセンスいいTシャツを作るワーク、ありませんでしたっけ?
そう、コチラは#05センスがわかる!の逆。ダサいTシャツバージョンです。よければセンスがいいTシャツの方もご覧くださいーー!!
ダサいTシャツの画像をピックアップ
ダサい、を言語化
Tシャツにラフデザインの紙を貼って、できれば外を歩いてみる
そして完成させる…(できれば10案)
前回同様、いや、より一層、最後の文言のハードルが高いですね…
ダサいの言語化!いいですね。さぁ、かかってこーーーい!!!!
ダサいTシャツ、ピックアップ!
どぎついものばかり…!!!中にはなんとなくダサい、というギリギリのものも含んでいます。みなさん一律、濃いメンツというか。結構、個性が強すぎるイメージ。
ダサいを言語化
ダサい。みなさんコレをどう言語化しますか?
例えば上の画像のダサいをどう説明します?「センスいい」もそうだけどダサいって行ったら、ダサい…あえて言語化したこと、なかったんじゃないでしょうか。
無理やりやってみた。
ごめんなさい。ダサいものとして載せるの心苦しいですが、小児用のは大人が着たらダサいという意味です。海外ファッションブランドっぽいものはあえてダサを狙ったところもあるような気もしますが、一応。
どこがダサい、の考察
例えばこんな感じで言語化しています。
色が微妙。色が流行のカラーからだいぶズレている。プリントや生地がペラペラなのも安っぽポイント。
地味で派手。意味のわからない音楽制作画面を大胆にあしらったTシャツ。派手なのか地味なのかもハッキリしない上、テーマも謎。
意味不明。好きな俳優だろうか?あんまりすぎる「くり抜き」感とレインボーカラーがまるでペットの写真をTシャツにした飼い主を彷彿とさせ、より個人的な愛を感じさせる。ダサい。
まぁ、こんな感じで辛辣にダサさをしたためています。結構イジワル。
Tシャツごとにある程度言語化したけど、大きなくくりとして「ダサい」ってどういうこと?
ザクッとまとめてみました。
自分しか嬉しくない、ということ
私の観点ですが、独りよがり、場をわきまえない、派手すぎる、TPOに合わない、テーマがはっきりしない… つまりは「見る物の気持ちを考えていない悪目立ち」なもの、ということの気がします。熱量だけでぶちまける何か。
無知であり、下品であるもの。意図や設計のないもの。
ちょっとマジメになっちゃいましたが、とりあえず1枚、作ってみよう。
結構しっかり狙い定めてみる。
できたダサいいTはコチラ!!! 1作目。
結構、コンセプトしっかり作ってます。あと9枚はザクザク作って行く予定。
作者の迷いが見事に表現されたダサTに仕上がりました。
しかし吹っ切れレベルは低く、やや現実味のあるレベル。あと9枚はできるだけ色々挑戦してみたいところです。
というわけで、他にも作ってみました。
個人的には最後の ↑ 左下赤ちゃんの変顔が虚しくてツボです。
… いかがでしたでしょうか。ダサいを言語化するのもなかなか難しく、奥が深いもので、突き詰めれば突き詰めるほど、笑いを取れなくなり沼に。
あんまり固く考えすぎず、時にはノープランで、熱量と勢いのまま、
自由に気ままに遊ぶのも大事だな、って学べるワークでもありました。
ここまで読んでくださってありがとうございます。ぜひ皆さんも、目の疲れがちな16時頃には席を立ち、遠くの山々を見て可愛いペットに想いを馳せるなどして、リフレッシュされてくださいね!✨
では、また、次回のワークでお会いしましょう!!!
最後に
勝てるデザイン著者、前田さんのクリエイティブコミュニティ前田デザイン室のj企画、ダサいTシャツグランプリ。先輩たちがこのようなダサTを制作されております。色々見てみると参考になり、面白いかも????👀✨🌱