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個人的に印象に残った記事をまとめていきます。ニュースレター「ねじまき通信」で紹介していくかも。
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2023年10月の記事一覧

X投稿3,000件超を分析|企業の『ポジバズ』が起きる5つの衝動とは

X投稿3,000件超を分析|企業の『ポジバズ』が起きる5つの衝動とは

ソーシャルメディアでは、毎日さまざまな「バズ(※1)」が生み出されています。

不祥事や誤投稿のほか、人によって意見が分かれやすいセンシティブな話題に関する投稿は、批判的なコメント・誹謗中傷が寄せられやすく、「炎上」つまり「ネガティブなバズ」という形で拡散されることもあります。

一方で、決してネガティブなものばかりでなく、好意的なコメントが寄せられて起きる「ポジティブなバズ」も多く生まれています

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「小さな出版社」や「独立系書店」から学ぶマーケティング

「小さな出版社」や「独立系書店」から学ぶマーケティング

本離れが進んでいる、出版不況といった言葉を聞くことが増えてきました。

しかし、データをみると、

・出店数や出版販売額は10年で3割縮小している
しかし…
・新しい出版社は増えている

とのこと。

ほぉ、と思い軽くリサーチしながら取り組みを整理してみたところ、ひとり出版社や独立系書店の取り組みが、これからのマーケティングを考えるヒントが詰まっていました。

学びをまとめておきたいと思います。

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宮崎駿の16作品レビュー(1978 - 2023)

宮崎駿の16作品レビュー(1978 - 2023)


はじめに 宮崎駿の作品を思い出せない。まるで目覚めた瞬間に忘れてしまう夢のように。思い出そうとすれば、頭に靄がかかってしまう。それならばと作品をまた観ると、そこには間違いなく作品が存在しているのだが、観終わるとまた靄の中で、あとはこれを繰り返すだけだ。アニメーションは「記録映像」ではない。スクリーンに投影されている風景や運動は誰かの手によって再現された「記憶の感触」だ。作品は観ているときにしか存

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日本語の美しさと雪国

日本語の美しさと雪国

 いつまでも鬱々とした文章を書き連ねたところで仕方ないので、ベッドの上でうーうー唸りながら考えたいたしょうもないことでも話しましょう。「日本語訳と日本語の美しさについて」です。こう書くと一丁前に大仰なことを考えてんな。所詮は僕の頭の中で行われる雑談のようなものですが、アナタも布団の中で暇を持て余しているならどうぞお付き合いください。
 さて、寝転がって何もしていないと不安が襲いかかるし、かといって

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「エッセイの書き方」について私なりに考えてみた。

「エッセイの書き方」について私なりに考えてみた。

さくらももこさんのエッセイに魅せられた朝井リョウさん。
…のエッセイに魅せられた、moonです。

お二人の紡ぐ文章を読んでいると、まるで文字が、言葉が踊っているように見えます。
こんなにも、可笑しくて、面白くて、生きていると感じられる文章が
他にあるだろうか、と。
大好きな作家さんたちの小説とは別の顔がのぞけるエッセイが私は大好きです。

三浦しをんさん、吉本ばななさん、能町みね子さん、ジェーン

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サザンオールスターズ『茅ヶ崎ライブ2023』

サザンオールスターズ『茅ヶ崎ライブ2023』

サザンオールスターズが9月27日から10月1日までの計4日間にかけて、神奈川県茅ヶ崎市公園野球場にて『茅ヶ崎ライブ2023』を開催した。

茅ヶ崎市といえば、言うまでもなくサザンオールスターズのフロントマン、桑田佳祐の出身地であり、このライブは凱旋公演となる。一方で茅ヶ崎市といえば、サザンオールスターズの数々の楽曲の舞台として親しまれてきたのはもちろん、茅ヶ崎駅の発車メロディとして『希望の轍』が採

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名作サウンドトラック5選

名作サウンドトラック5選

WebメディアのTURNの記事「わたしの好きな音楽映画 スクリーンに耳を澄ませて」に寄稿しました。

ライター・編集部あわせて43人がお気に入りの音楽映画を紹介するという記事です。私はEminemの自伝的映画「8 Mile」について書いています。

「8 Mile」はサウンドトラックも人気が高く、主題歌であるEminemの「Lose Yourself」など良曲が多く収録されています。「8 Mile

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あの世とこの世をつなぐ小屋 1

あの世とこの世をつなぐ小屋 1

秋田県にかほ市の盆小屋行事の記録 

畑や田んぼ、漁港などに建っている物置小屋や作業小屋の写真を撮り歩いては記事を書いています。
何かのお役に立ちそうにはありませんが、よろしければ、しばしお立ち寄りください。

秋田県にかほ市象潟町でお盆の間だけ建つ小屋があるというので2023年夏に訪ねました。
この地区では毎年8月12日に海岸に簡素な小屋を建て、その傍らで迎え火を焚き、先祖の霊を迎えます。そして

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