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2019年11月の記事一覧
世界はデザインでできている。
おはようございます!
だいすーけです。
6日ぶりの更新となりましたが、よろしくお願いします。
今朝は、秋山具義さん著『世界はデザインでできている』について、簡潔なレビューと考えたことを述べていきたいと思います。
ではではさっそく、どうぞ。
*
レビュー、本の概要。『世界はデザインでできている』。
先週オーダーしたものが日曜日に届き、月曜日の午前中いっぱい集中して読んだ。
秋山具義さん、『マル
死と教育(666字)
13歳にして僕は小学校の担任を全員亡くしている。
6人の先生のうち、老人だった3人は病死。1人は焼死。1人は台風の日に屋根を修理しようとして転落死した。
最後の1人が山岸先生だ。4年生のときの担任だったが、昨日遠い街で殺されて、
山岸沙織(26)
という文字列に変化してしまった。
「真野くん」
山岸先生がこの上なくクリアな発音で僕を呼び止める。
あれは6年生の夏。
「受験することにしたって?」
会いたいけど会えないひと
大学生のころにアルバイト先で出会ったひとがいる。
当時私は20歳の大学生で、そのひとは29歳の新婚だった。
「結婚したばかりなんだよね」といったそのひとは、
「人妻ってやつですね!」といったわたしに、
「新婚さんって言われることはあるけど、いきなり人妻って!」と爆笑してくれたことが最初の出会いだった。
残りの大学生活のなかで、アルバイトのあとにほぼ毎回といってもいいほどそのひとと居酒屋で飲んで
言葉は武器にも盾にもならない
自分の書いた文章が初めて認められた時、
初めて女の子とデートに行った時のような高揚感で
夜眠れなかったのを覚えている。
夢中になってたくさん書いて
月末に口座へ金が振り込まれた時
何かとんでもない間違いをしてしまったような気がした。
小さいころ父が大切にしていた服を絵の具で汚してしまった時のような。
高揚感や微かな優越感は消えて
惰性で書き続ける日々が続いた。
月末には書いた分だけの金が入って
バジルトマトメンチ【#夜更けのおつまみ】
「ねぇ、マスターお腹減っちゃった」
アヤカはカウンターに倒れこみながら言った。
ここは住んでいるマンションの1階に半年ほど前に出来たBARだ。カウンターとテーブルをあわせても20席もない小さな店で、マスターが一人で切り盛りしている。夜遅くまでやっていること。料理とお酒が美味しいこと。そして何よりも疲れて家まで帰ってきたら、暖かい料理でお出迎えしてくれることが、独り身には大変ありがたく、嬉しい存在