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犬はナメるが人は手を当てる

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日本発祥の手当て療法であるレイキ。レイキには大きく分けて、日本伝統の靈氣(直傳靈氣)と西洋レイキがあります。その両方のマスターとなった私が、本来のレイキを伝えたいと思い、「ナチュ… もっと読む
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#悟り

レイキはこうして生まれた

レイキはこうして生まれた

レイキは、大正末期に臼井甕男(うすい・みかお)氏によって作られたことを、すでに書いています。
では、どういう経緯で臼井氏がレイキを始めることになったのでしょうか?

死んでみなさい臼井氏は、様々な仕事をしてこられましたが、その人生の中で、何か行き詰まりのようなものを感じたのでしょう。
それで、悟りを得たいと思うようになり、求道のために禅の師について修行を始められました。

しかし、どれほど修業を重

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なぜ遠隔ヒーリングができるのか?

なぜ遠隔ヒーリングができるのか?

前回、レイキの「遠隔ヒーリング」について書きました。
日本伝統のレイキでは、遠く離れた人にレイキを送る方法です。
西洋レイキでは、さらに拡張して、未来の誰かにレイキを送るなど、時空を超えた遠隔ヒーリングの手法があります。
このような超能力的なことが、いとも簡単にできてしまうのがレイキです。

日本伝統のレイキでは呪文、西洋レイキではシンボルとマントラを使うことで、誰でもこの「遠隔ヒーリング」ができ

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レイキとは何か?

レイキとは何か?

レイキは、大正末期に臼井甕男(うすい・みかお)氏が始めた民間療法で、手当て療法の1つであると前に言いました。
あるいは、気功のようなものだという話もしました。

しかし前回の「寿命以外にはすべて効果がある」の最後で、「単純に病気や怪我を癒す民間療法ではありません」と言いました。
「私たちの生き方そのものに大きな影響を与えるもの」であると。
ここでは、レイキとはいったい何なのかということについて、も

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なぜ「招福の秘法」なのか?

なぜ「招福の秘法」なのか?

前回、「レイキの本質は「五戒」にあり」ということで、レイキの「五戒」についての話を始めました。
この「五戒」には、とても深い意味があると感じているので、複数回に渡って解説していこうと思います。

ただの民間療法ではない

もう一度、「五戒」の書を掲載しておきます。

この最初の部分に、「招福の秘法 萬病の靈薬」とあります。
これがまさにレイキを表していると、前回書きました。

前回は、「萬病の靈薬

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レイキ施術者が「五戒」を唱える意味

レイキ施術者が「五戒」を唱える意味

レイキの「五戒」の解説は、これが最後になります。
「五戒」は最後に、こう書かれています。
「朝夕合掌して心に念じ口に唱へよ」
毎日の勤行(ごんぎょう)のように、毎朝晩に念じて唱えることを求めています。

「五戒」はレイキ施術者のため?この「五戒」は、レイキ施術者のために書かれたものです。
つまりこの、毎朝晩に唱えなさいと言っている対象は、レイキの受け手ではなく、レイキ施術者なのです。

ここで疑問

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なぜレイキを広めようとしたのか?

なぜレイキを広めようとしたのか?

レイキの創設者である臼井甕男(うすい・みかお)氏がレイキを発見した経緯は、「レイキはこうして生まれた」にて詳述しました。
ある意味で、偶然に発見されたのがレイキです。
臼井氏は、なぜそれを広めようとしたのでしょうか?
単に心身の健康に役立つ手軽な方法だからでしょうか?

それに関する資料が残っていないので、理由はよくわかりません。
しかし、その他の資料からすると、見えてくることがあるのです。

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「五戒」を説かないレイキは偽物

「五戒」を説かないレイキは偽物

直傳靈氣に見られるように、日本伝統のレイキでは「五戒」を大切にします。
それは創設者の臼井甕男(うすい・みかお)氏から、「朝夕合掌して心に念じ口に唱へよ」と言われているからです。

一方、西洋レイキではほとんど語られることがありません。
ただ、「五戒」は知らなくても、レイキを使うことはできます。
したがって、病気や怪我を治すのに「五戒」は不要とも言えます。

しかし、タイトルに書いたように少し厳し

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魂は永遠に生きる

魂は永遠に生きる

レイキはスピリチュアルだし、レイキの目的は悟りを得ることだと書いてきました。
さらに、レイキを広めることで、他の人の悟りを助けることが目的でもあると。
レイキは単なる民間療法ではないし、ヒーリング手法でもありません。

そこで、ここからはその本当の目的の部分にさらに踏み込んでいこうと思います。
まずは、永遠の生命という命題です。

存在しているのはたった1つの生命スピリチュアルに興味のある方なら、

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私たちはなぜ生きるのか?

私たちはなぜ生きるのか?

レイキの目的である悟りを得ることのために、スピリチュアルな話をしています。
前回は「魂は永遠に生きる」で、私たちの本質が魂であり、魂はエネルギーそのものであり、永遠に存在するものだという話をしました。

では、そんな永遠の存在である魂は、なぜこの世に生まれてくる必要があるのでしょうか?
何のために私たちは、この世での人生を送らなければならないのでしょう?

人生は汚れた魂を磨くためにある?1つの考

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魂は課題を持って生まれてくる

魂は課題を持って生まれてくる

前回の「私たちはなぜ生きるのか?」では、魂がこの世に生まれてくる理由について書きました。
それは、体験を通じて自分自身を知ることです。とりわけ「愛」を知ることが重要な課題と言えるでしょう。

では、この世にこれだけ多くの人が存在するのは、どういうことなのでしょう?
ただ愛を体験するだけで良いのなら、そんなに多くの人はいらないと思うのですが・・・。

自由に自分らしさを体験したいまず、魂というのは神

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魂は愛を目指している

魂は愛を目指している

「私たちはなぜ生きるのか?」のところで、私たちの人生の目的、すなわち魂の目的は、体験をすることにあると書きました。
そして「魂は課題を持って生まれてくる」では、それぞれの魂にそれぞれの課題があると書きました。
それは、「存在のすべて」である神をすべて体験しようとすれば、非常に多くの魂が必要で、それぞれがそれぞれに自分らしさを体験する必要があるからです。

では、私たちはそういう体験をして、いったい

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「安心立命」という悟り

「安心立命」という悟り

レイキの創設者の臼井氏は、「安心立命」という悟りの境地を得るために修業を重ねてきました。
しかし、それでも得ることができず、禅の師匠から「死んでみなさい」と言われるがままに、鞍馬山で無期限の断食修業に入ったとされています。
そしてその悟りを得た時、ある意味で偶発的に得たのがレイキでした。

これまで、その経緯から、レイキを普及されようとした理由まで、私なりに推し量りながら書いてきました。
最後に、

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