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中年になってからこそ、泥水すすって「なんでもやります」って精神

こんにちは。リョウ太です。


中年からの転職で何よりも大切なこと、それは
「イチからなんでもやります」という姿勢です。


愛知県民の方しか分からなくて申し訳ないですが、
「なんでも貸します〇〇産興」というキャッチフレーズ、
見たり聞いたことありませんか?


初めて見たときは
「え、そんなこと言って大丈夫?」
と驚きました。でも、今ならわかります。


できないことを無責任に言ってはだめ。


だけど、こう言ってくれるだけで、
困ったときは頼りにしてみようという
気になってしまうんですよね。


この言葉が示す「なんでもやる」という姿勢、
実は転職やキャリアにおいても非常に重要。

なぜかをお話ししますね。


私が採用を担当していて常々気を付けていること、
それは、特に、中年層を採用する際に感じるリスク。



「高い給与を払ったわりに、
 会社の役に立たなかったらどうしよう?」



一度雇ったら最後、
簡単に解雇もできないし、
高額な報酬を払い続けなきゃいけないし、
他の若い社員のモチベーションもガタ落ち。


「使えない中年」としてよく見られるのは、

  • 自分のやり方にこだわり過ぎる

  • 若い上司の指示を嫌がる

  • 地道な作業を避ける

といった特徴を持つ人たち。


私も採用担当しているので実感あります。


20代にはハイエナのごとく企業が殺到。
いいから若手ならだれでもOKみたいに
競争が超激化。


マジで氷河期世代の私にはうらやましすぎる。
2000年頃は有名大卒でさえ
就職苦労しましたからね。


一方、40~50代は、応募が殺到するけど、
書類選考をパスさせるのは1割に満たない。


みんな、まあまあいい実績をお持ちの方ばかり。

  • 技術や人脈を持っている

  • 新規事業の立ち上げ経験

  • 豊富なマネジメント経験

でも、なんだかイヤな予感を感じる。


過去の実績に自信を持ちすぎるあまり、
若い世代や社風と合わないリスクを
採用担当者に感じさせてしまう。


そのようなリスクを感じさせないために
どうすればよいか?


私は「イチからなんでもやります」と言って
いまの会社に採用してもらいました。


その言葉通り実行。
だから最初の一年はまさに試練でしたね。
上司は25歳で生意気な若手、現場では職人にこき使われ、
緊急時には肉体労働も辞さず。


仕事では年齢に関係なく全員に敬語、
自分が一番下っ端として働きました。


失礼な言動をはばからない20代若造に
屈辱を感じることも正直ありました。


でも、一年も経つ頃には現場仕事をひと通り覚え、
次第にマネジメントを任され、
みんなからの信頼を感じられるようになってきたんです。


人生には、数少ない「がんばりどころ」があると言われますが、
これはそのうちのひとつだったと思います。


ただ技術や人脈、実績があるからと言って、
それだけで採用されるのはよっぽど条件が
マッチした場合だけ。


でも、逆に実績が足りなくても
「なんでもやります」と意欲を見せる。


そうすると、採用担当は
「この人なら何でもこなしてくれそうだ。
 若い人ともうまくやってくれそう」
という安心感を持つ。


過去の実績をアピール。それも大事。
くわえて、「イチからなんでもやります」
と宣言するとめちゃくちゃ強い。


一生に一度ぐらい勝負に出てみてもいいんじゃない?
意外となんとかなるもんですよ。
何より、どこでもやっていける自信がつく。

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