森塚千明

山梨在住。俳句を詠んだり、日常の良かったことを自分のために書き留めています。ワールドト…

森塚千明

山梨在住。俳句を詠んだり、日常の良かったことを自分のために書き留めています。ワールドトリガーが好きです。

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    日記をまとめています。

記事一覧

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たまごナポリタンとヨーグルトパフェ

森塚千明
7日前
1

ほっとけなかったコガネムシ

どちらかと言えば、虫は苦手である。 だけど、虫がジタバタともがいているのを見ると、どうも放っておけない。 私は変な奴だろうか。 先日、職場の廊下で、大きなまだら模…

森塚千明
12日前
3

書くことがなかなか思い浮かべられない。自分の中身が失くなっていく気がする。

森塚千明
12日前
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明日の病院は上司が同席することになった。主治医の先生が私の病状について説明したいらしい。どんな受け取りかたをされるだろうか。怖い。

森塚千明
2週間前
1

響いた言葉が返るとき

今日はいいことがあった。 竹内さん(仮名)と仕事をした。 お別れして数時間後、竹内さんからお電話が。 忘れ物?それとも、何かお叱りをうけるようなことをしてしまった…

森塚千明
4週間前
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「ここにいてもいい」と思える場所にいたい

今の職場にいていいと思えない。 決してブラックではない。 昨年部署異動してからは、残業もほぼなし。 福利厚生も、社会的信用もある。 優しい人もいっぱいいる。 特に…

森塚千明
1か月前
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はじめてのエッグベネディクト

森塚千明
1か月前
1

日記 納豆とオクラのパスタは納豆とオクラの味がするパスタだった

当たり前の話である。 数週間前に店のショーウィンドウを見たときから、なぜか頭から離れない一品。 納豆とオクラをご飯にかけたものは美味しいが、パスタとなるとどうだ…

森塚千明
1か月前
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日記 魚のうろこ

母が舌ビラメをムニエルにするというので、うろこを取らせてもらった。 なんとなく、ヒラメは滑らかでヌメっとしていると思っていたが、触ってみると表も裏もざらついた固…

森塚千明
2か月前
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あじさい見物

森塚千明
2か月前
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映画「ディア・ファミリー」感想

家族で「ディア・ファミリー」を見た。 町工場を営む主人公・坪井宣政が、余命10年と宣告された次女・佳美を救うため、人工心臓の開発に取り組む話である。 ネタバレを承…

森塚千明
2か月前
5

映画「ディア・ファミリー」を家族で見た。余命10年の娘のために人工心臓を開発しようとする父親と家族の話。ハッピーエンドでもないが、かといってバッドエンドでもなく、作中でのすべての出会いに意味があり、バルーンカテーテルの開発という成果へと繋がっていくのは圧巻だった。良い映画だった。

森塚千明
2か月前
4

日記 一日中眠る

今日は一日中、だらだらと寝ていた。 本当はあじさいを見に行ったり、部屋の掃除をしたりと、やりたいことがまあまああったのだが。倦怠感には抗えなかった。 起きていたの…

森塚千明
2か月前
6

日記 絵のように赤いさくらんぼ

山形のさくらんぼを頂き、家族で食べた。 箱いっぱいに詰まったさくらんぼは、どの粒も色艶が揃い、絵に描いたような鮮やかな赤色で綺麗だった。 肝心の味も、見た目に違わ…

森塚千明
2か月前
6

幸花 あきこさん『花であり、月であり』を読んで

読むだけで、いっぱいの愛で胸が詰まるような文章だった。 筆者の幸花 あきこさんと元繁殖犬・保護犬の幸ちゃんが出会い、共に暮らし、幸ちゃんの病が発覚して、ふたりで…

森塚千明
2か月前
19

日記 久しぶりのビビンパとカリカリチヂミ

今日のランチはなかなか決まらなかった。 昨日の寝不足が祟って、ぼんやりしていたからだろうか。 イオンモールをうろうろとして20分、レストラン街から少し離れた韓国料理…

森塚千明
2か月前
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ほっとけなかったコガネムシ

ほっとけなかったコガネムシ

どちらかと言えば、虫は苦手である。
だけど、虫がジタバタともがいているのを見ると、どうも放っておけない。
私は変な奴だろうか。

先日、職場の廊下で、大きなまだら模様のコガネムシがジタバタしているのを見つけた。
仰向けにひっくり返っていた。

指で摘まんでひっくり返してやる。
コガネムシはすぐに飛んでいくが、ドアにぶつかっていた。
たまらず捕まえて、ドアを開けて、外に出してやった。

どうして虫を

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書くことがなかなか思い浮かべられない。自分の中身が失くなっていく気がする。

明日の病院は上司が同席することになった。主治医の先生が私の病状について説明したいらしい。どんな受け取りかたをされるだろうか。怖い。

響いた言葉が返るとき

響いた言葉が返るとき

今日はいいことがあった。

竹内さん(仮名)と仕事をした。
お別れして数時間後、竹内さんからお電話が。

忘れ物?それとも、何かお叱りをうけるようなことをしてしまっただろうか?
緊張して電話を取った。

竹内さんは言った。
「千明ちゃん、竹内勇太のことを覚えてますか?」

竹内勇太(仮名)くんは、中学の同級生である。
竹内さんは、そのお母さんだった。

竹内さん曰く。
勇太くんは中学時代、太ってい

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「ここにいてもいい」と思える場所にいたい

「ここにいてもいい」と思える場所にいたい

今の職場にいていいと思えない。

決してブラックではない。
昨年部署異動してからは、残業もほぼなし。
福利厚生も、社会的信用もある。

優しい人もいっぱいいる。
特に上司は、私の体調に気を配って、「無理しないでいいよ」と言ってくれる。

きっと理想に限りなく近い職場。
私さえ、適応できていれば。

ASDの特性ゆえか、できないこと、できるけど疲れることが色々ある。
電話の応対や来客の応対は最たるも

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日記 納豆とオクラのパスタは納豆とオクラの味がするパスタだった

日記 納豆とオクラのパスタは納豆とオクラの味がするパスタだった

当たり前の話である。

数週間前に店のショーウィンドウを見たときから、なぜか頭から離れない一品。

納豆とオクラをご飯にかけたものは美味しいが、パスタとなるとどうだろう。

奇跡のマリアージュが起きて、想像を超えた美味しさが待っているのか…?

と思い、満を持して食べてみた。
行列が嫌いな自分としては珍しく、3組待った。

感想はタイトルの通り。
普通の納豆と普通のオクラの味がする、ニンニク風味の

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日記 魚のうろこ

日記 魚のうろこ

母が舌ビラメをムニエルにするというので、うろこを取らせてもらった。

なんとなく、ヒラメは滑らかでヌメっとしていると思っていたが、触ってみると表も裏もざらついた固い感触だった。魚は自分が思うよりもざらついた生き物なのかもしれない。

しっぽの方から包丁の背を当て、うろこをこそげ取る。最初はうまくいかないが、一心に擦り続けると、やがてうろこが浮き上がってくる。じゃりじゃりという音を楽しみながらうろこ

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映画「ディア・ファミリー」感想

映画「ディア・ファミリー」感想

家族で「ディア・ファミリー」を見た。
町工場を営む主人公・坪井宣政が、余命10年と宣告された次女・佳美を救うため、人工心臓の開発に取り組む話である。

ネタバレを承知で書くと、この映画は人工心臓を開発して佳美の命が救われめでたしめでたし、というハッピーエンドではない。人工心臓の実用化への壁は厚く高く、現在も越えられてはいない。
しかし、佳美を救えず何も得られないバッドエンドでもないのである。

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映画「ディア・ファミリー」を家族で見た。余命10年の娘のために人工心臓を開発しようとする父親と家族の話。ハッピーエンドでもないが、かといってバッドエンドでもなく、作中でのすべての出会いに意味があり、バルーンカテーテルの開発という成果へと繋がっていくのは圧巻だった。良い映画だった。

日記 一日中眠る

日記 一日中眠る

今日は一日中、だらだらと寝ていた。
本当はあじさいを見に行ったり、部屋の掃除をしたりと、やりたいことがまあまああったのだが。倦怠感には抗えなかった。
起きていたのは食事の時くらいである。 

家族が起きて家事やら農作業やらで立ち働いている中で、自分一人だけ惰眠をむさぼってしまった。罪悪感がそれなりにある。
その代わりに、仕事の心配事が眠る前よりも心の中で小さくなった気がする。眠ることで考え事にリセ

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日記 絵のように赤いさくらんぼ

日記 絵のように赤いさくらんぼ

山形のさくらんぼを頂き、家族で食べた。
箱いっぱいに詰まったさくらんぼは、どの粒も色艶が揃い、絵に描いたような鮮やかな赤色で綺麗だった。
肝心の味も、見た目に違わず濃い甘さで後を引く美味しさだった。実はさくらんぼは特に好きではないのだが、これは食べる手が止まらなかった。
惜しむらくは、食べるのに夢中で綺麗なさくらんぼを写真に残し損ねたことだろうか。

幸花 あきこさん『花であり、月であり』を読んで

幸花 あきこさん『花であり、月であり』を読んで

読むだけで、いっぱいの愛で胸が詰まるような文章だった。

筆者の幸花 あきこさんと元繁殖犬・保護犬の幸ちゃんが出会い、共に暮らし、幸ちゃんの病が発覚して、ふたりで最後の日々を過ごして、看取る。その過程が、これ以上なく丁寧に綴られている。
あまりにも丁寧で、私はふたりの出会いから別れまで、側で見ているような気持ちになった。
先代の犬を見送り「もう一度、犬のおかあさんになりたい」と望んだ幸花さんと、繁

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日記 久しぶりのビビンパとカリカリチヂミ

日記 久しぶりのビビンパとカリカリチヂミ

今日のランチはなかなか決まらなかった。
昨日の寝不足が祟って、ぼんやりしていたからだろうか。
イオンモールをうろうろとして20分、レストラン街から少し離れた韓国料理屋に入った。どうせ食べたいものがないなら、普段食べないものを選んでみよう。
プルコギビビンパを頼むと、一口サイズのチャプチェ、チヂミ、わかめスープも付いてきた。ちょっと量が多かったが、久しぶりの韓国料理は美味しかった。特にチヂミがカリカ

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