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ススメ、コドモたち

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我が子の成長記録を中心に
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記事一覧

子が描いた絵のこと

子が描いた絵のこと

以前、こんな記事を書いた。子が通う絵画教室で描いた絵に、とても驚かされ、感じ入ったのだ。

褒めまくりつつも、ご自分の考えを押し出す先生の指導と相俟って、子どもの思いが見事に描かれている作品が生まれたのだった。まずは、こちらの投稿を読んでいただけたら。

この投稿のコメント欄には、その絵を観たい、という嬉しい要望が書かれていたこともあり、仮に何か賞をもらったりしたら、本人の了解を得て、noteに書

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obentoシーズン到来

obentoシーズン到来

お弁当については、我が家は色々と不安定です。継続的に作っているのは、自分のための昼食用のお弁当だけになりました。それまで、学童に通う子のためにお弁当を作ったり、仕事で昼食が抜けてしまうことが多い妻のために作ったり、それを見つけた子がずるいと言うから朝ごはんをお弁当に詰めたりと、お弁当を巡っては色々とありました。

そして、秋。

秋といえば、遠足シーズンです。また、”遠足”という名前ではなくとも、

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絵画教室の先生と子の視点

絵画教室の先生と子の視点

5月頃から、子が、お絵描きの教室に通っている。

お絵描きというのが何となく子どもっぽいので、絵画教室なんて言うけれど、そんなに格式張った雰囲気もなく、絵を描くのが好きな人たちが集まって、それぞれ自分のペースで描いている・・そんなスペースだ。

教室というからには、先生がいるのだが、この先生がとにかくすごい。基本的に褒める。何でも褒めてくれる。

そんな姿に感動して、以前投稿したことがあった。かわ

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1歳児が告げた、夕食のメニュー

1歳児が告げた、夕食のメニュー

先日、ゴールデンウイーク前に起こった我が家の危機的状況のことを書いた投稿をしました。その話の最後に、子が好きなハンバーグを「食べたい」と言ってくれる日が来ることを祈っている、と書きました。

その投稿から数日、夕食にハンバーグを焼くことになりました。やったー!

ハンバーグを焼く日が、意外と早くて嬉しかったのですが、なによりも下の子のミラクルなパスがあったという話です。

その日は“焼きそば”にす

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君が8歳になったなんて

君が8歳になったなんて

まったく個人的な話になるけれど、うっかり日付を超えてしまい、なんとなく申し訳なさを感じつつも、書き残しておかないと、僕が後から悔しがることが目に見えているので、ここに書いておきたい。

今週の初め、上の子が誕生日を迎えた。8歳になった。おめでとう。

赤ちゃんの頃の様子を思い出せないなぁなんて思っていたら、Google先生が8年目の生まれた日の写真を提供してくれた。・・目が、とても大きい。しっかり

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動物園が好き

動物園が好き

社会人になった年の年末、急に動物園に行きたくなった時期があって、友人とともに上野動物園に行ったことがありました。友人から言い出したのか、僕から言い出したのか覚えていないけれど、パンダ見たさというよりも動物園と言えば上野という発想だったように記憶しています。

動物園に行くと、人間とは違った命を観ることができます。テレビや本でしかみたことのなかった動物が、文字通り動いている様子を見ることができるので

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三者三様に感慨。三者一様に感謝。

三者三様に感慨。三者一様に感謝。

我が家に3人目の子どもが仲間入りして、先日、おかげさまで1ヶ月を迎えることができました。気にかけていただいている皆様、ありがとうございます。

これは子育てあるあるかも知れませんが、初めての子の時には指折り数えて「やっと1ヶ月」としみじみと感慨に耽っていたけれども、3人目ともなると「あれ?今日だっけ?」となってしまい、申し訳ないのと変化するものだなぁという驚きを感じています。

生まれた日に書いた

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ホットケーキの夢

ホットケーキの夢

ホットプレートを買ったら、週末の朝に家族でホットケーキを焼きたい、という夢がある人は多いと思います。僕もそのひとりでした。ホットプレートが食事の必需品という人もいるかも知れませんが、僕は結婚しても買っていませんでした。子どもが産まれると、危ないからとますます買わなくなり、気がつけば結婚してから6年が経っていたのです。

ホットケーキを作るには、当たり前のようにホットケーキミックスが使われるのですが

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ベストフレンド宣言

ベストフレンド宣言

「やった!」

それまで穏やかに談笑していた表情を崩さずに、冷静を装って、平静な口調で、座った姿勢も乱さずに、僕はガッツポーズをした。

心の中で。

その日は休日で、近所の公園でイベントがあり、子が通う小学校の同じクラスの子どもたちがいた。複数クラスだし、学区の端っこにある我が家なので、なかなか訪れない珍しいことだった。

しかも子どもたちは4人もいた。たちまち一緒に遊び始め、学校が違う子たち(

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似ている二人

似ている二人

自分たちの子どもが、夫婦のどちらに似ているか、何なら祖父母にも似てるんじゃないかとか、生まれたての子どもを前にして盛り上がることがあります。子どもが産まれるまで、そういう話を聞くと「ふーん」と冷めた感想を持っていたものだけれど、いざ自分のこととなると、やっぱり盛り上がってしまいました。

上の子は、妻に似ているということでその間に居合わせた親族は意見が一致したのでした。僕に似ているかどうかはあまり

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ブルーをこの手に

ブルーをこの手に

果物狩りは、普段体験できない収穫や採れたての果物を食べたりすることができて、なかなか楽しいものです。

観光農園という場所があることを知って、観光と農園が組み合わさってどんな人が見に行くんだろう・・なんだか不思議だなぁなんて思ったのは小学生の頃ですが、今やどんな果物でも観光農園があるように思います。

僕はこれまでに、みかん、葡萄、梨、桃を狩った経験がありました。子どもたちにも、実際に果物が成って

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観察日記

観察日記

小学校1年生の夏休みの宿題といえば、観察日記です。朝顔の花を育てて、毎日のように観察したのを覚えています。

小1の我が子、夏休みの間に観察日記を2枚書く宿題が出ています(もちろん、それだけではありませんが)。

7月に1枚、8月に1枚のペースで描くように決めていました。

ある日の朝、8月の日記を一緒に書きました。僕は隣で、このnoteを書きました。(子からは、またnote書いてるんでしょ!と言

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子どもとまつり

子どもとまつり

どこからともなく、笛や太鼓の音が聞こえてきて、はじめて聞いたのにどこか懐かしいメロディーと、少しずつ大きくなっていく男たちのかけ声。

暑い夏の入り、地域の祭りを始める「御神輿」の音の記憶が僕にはあります。僕が生まれた頃から住んでいたのは、団地でした。団地は大きくて、その団地だけで町内会がひとつできていました。

お祭りは地域ごと、そんなことを知ったのは小学生の頃でした。時期も違うし、やることも違

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えんそくべんとう、おしまい

えんそくべんとう、おしまい

あと5回くらい寝たら、遠足なんだよねえー。

え?いまなんて?

家族で食卓を囲んで夕食を食べていた時、子が具体的な数字とともに、遠足が近いことを教えてくれた。詳しく聞くと、平日で数えてあと5日だった。

そういえば、保育園にも修学旅行のように、最終年齢のときに「おわかれえんそく」があったのだった。

その時は、全く覚えていなくて、こんな年度末の迫りつつあるタイミングで遠足なんて、ましてこの状況で

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