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obentoシーズン到来

お弁当については、我が家は色々と不安定です。継続的に作っているのは、自分のための昼食用のお弁当だけになりました。それまで、学童に通う子のためにお弁当を作ったり、仕事で昼食が抜けてしまうことが多い妻のために作ったり、それを見つけた子がずるいと言うから朝ごはんをお弁当に詰めたりと、お弁当を巡っては色々とありました。

そして、秋。

秋といえば、遠足シーズンです。また、”遠足”という名前ではなくとも、外出する機会が増えてくる子どもたち。子が通う、小学校でも例外ではありません。”まち探検”とか”縦割り活動”などという名前で、一見するとお弁当が必要そうに聞こえないイベントでも、不意に「お弁当だからね!」と言われたりするのです。

お弁当は、キャラ弁や栄養バランス抜群や、それこそ”映え”を求めて作らない、というのが家訓です(いま決めました笑)。子どもたちが、食べ切れる量と内容を事前のリサーチで掴み、さらに親心を少しばかり詰め込んで、手軽に作れて再現性の高いおかずを採用することにしています。この前のお弁当美味しかったよ!と言われたら、次もほとんど同じような内容で作るのです。

そんなわけで、冷凍食材だけでなく、冷凍食品もあまり抵抗なく使うようになりました。もちろん気になることはあるけれど、同じものを作るにはとてつもない手間がかかるし、かけたところで実は子どもは分かっていない部分もあるからです。何よりも、楽に作らなければお弁当作りが続けられないのです。

保育園の遠足から数えて5年目のお弁当は、中身だけでなく、お弁当箱、そして使用するピック(食材に刺す飾り)まで指定されていました。毎年、変な緊張感とともに作っていた弁当は、今年はすべてが指定されていたこともあり、サクッと作ることができたのでした。

というのも、これには前日譚がありまして。

前夜、僕の仕事がなかなかに爆発してしまい、年に何度かしかしない深夜に及ぶ残業につながってしまったのです。いい加減、仕事のやり方というかもっと視野を広げたり、先を見通したりしたいのですが、目の前のことに精一杯すぎて、どうもうまくいかないのです。

お弁当のための食材は、事前に週末に揃えておいたのですが、いざ詰めるものを確認するを怠っており、帰りの電車では、大まかに作って、朝に本人に聞いて調整しようと考えていたのでした。

帰宅してみると、台所の調理台の上にはお弁当のリクエストシートが。

たまごふりかけおにぎり2つ
たまごやきだしまき
ロースかつ3つ(これは冷凍食品でした)
ブロッコリーとコーンのマヨネーズあえ
トマト2こ
ピックは4本 これをつかってください(4本貼り付けてありました)
マイメロディのべんとうばこ

お弁当箱は、サンリオピューロランドで食べたランチボックス。いつしか4種類ほどになっていて、マイメロが現在のお気に入りなのです。

翌朝の起床時間が心配だったので、あらかじめブロッコリーを解凍しておき、冷蔵庫のコーンのそばにセット。ご飯があることを確認して就寝。翌朝は、少し遅かったけれど、リカバリーできる時刻に起きて、お弁当を最優先で準備し、あっという間に詰め終わることができました。

スペースが狭いため、基本立てて詰める。・・収納術みたい。

慌てて作ると、調味料を入れすぎる傾向があって、だし巻き卵は白だしを入れすぎて、塩辛くなっていました(子は喜んでいた)・・。指定されたピックも、色合いを考えて飾り、冷めたところでフタをしました。

子が文字通り目を擦りながら起きてきて、お弁当を包み始めました。

「あれ?中身、見なくていいの?大丈夫?」

食べ残しにつながる、本人が期待していないものはないか(リクエストだけしか入っていないから、あり得ないけれども)、ちょっと不安になって声をかけました。

「いいの!お弁当の時間まで中は見たくないの!」

と、嬉しい返答。そのあとはお弁当の中身の話題はせず、あまりものを朝食に出すこともせずに、出勤したのでした。

結局、ちゃんと全部食べ切って帰ってきたお弁当箱に、ホッとする思いでした。とはいえ、また来週もお弁当の日があって、さらにはそのイベントの予備日である来月にもお弁当の日があるんですよねぇ・・本人が飽きなければ、同じ中身でいいか。


#お弁当 #料理 #子ども  

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