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アレコレ楽書きessay

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はてなブログのつぶやきエッセイを転載。イラストエッセイには書かないこぼれ話あれこれ。
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#生き方

Flower・華やかな日々【理由と根拠を探す左脳に黙ってもらう】

Flower・華やかな日々【理由と根拠を探す左脳に黙ってもらう】

何かを始めたり
やめたりするときに
いちいち説明をつけたがる
左脳の声を聴き過ぎると
ブレーキがかかる。

「楽しそう」
「おもしろそう」
「やってみたい」

始めるときの感覚は
これだけで充分。

「疲れた」
「飽きた」
「他のことがやりたい」

やめるときの感覚は
これだけ。

きっちりとスケジュールを組んで
その通りにこなす快感は
もうたっぷり味わった。

手帳やカレンダーを
選ぶわくわくが

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たくさんのちいさな「できた!」ぴったりのやり方でピアノ・絵・暮らしを楽しむ

たくさんのちいさな「できた!」ぴったりのやり方でピアノ・絵・暮らしを楽しむ

幼い頃にだらだらと
続けていたピアノ。
やめてから数十年。

ジャスピアノを聞いたとき
身体の内側から
こんな感じに弾きたい!と
わくわくが生まれた。

そうか!コード進行を
ひと通り覚えてしまえば
どんな曲でも伴奏できる!

伴奏を弾きながら
歌うスタイルが大好き。
適当に弾けそうな曲を
楽譜なしで身体で覚えた。

最初の曲は欧陽菲菲「Love is over 」
この伴奏を何回も何回も
歌いな

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大好きな人間達が静かに動き出した

大好きな人間達が静かに動き出した

ここ数日感じていること。

しばらくの間
音沙汰がなかったり
公の活動を控えていた
大好きな人間達が
静かに動き出した。

大声をあげたり
仰々しく騒ぐのは
好きではないし
あまり近づかない。

穏やかに確実に歩む人達が
彼ららしく自己主張をする感じが
肌で感じられる。

大騒ぎすぎる孫達を
静かに見守っていた
おじいちゃんおばあちゃんが

「そろそろお片づけの時間だよ」

と、声をかける。
そん

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ぐるぐるまわる

ぐるぐるまわる

なんども思考が
同じことを繰り返す。
でも実際は
螺旋階段のように
少しずつ上昇している。

そんな生き方が
私には合う。

ど真っ直ぐに
急上昇したり
急降下したり。
そんなジグザグ人生は
あまり惹かれない。

自分の身体を健やかに。
大地や水をなるべく汚さずに。
でもあまり無理をせずに。

心身ともに健康ならば
余力は周りに配る。
それがいい。
それでいい。

地球や宇宙のこと
命あるもの
姿

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白い扉が裂ける

白い扉が裂ける

今朝の起きがけに、寝室の白い扉に裂け目が入る光景を脳内のどこかで見た。なにかのヴィジョンが見えるとき、肉体の瞳はほぼ使わない。

ここ数日よくみかける蛹から蝶や蛾が出てくるシーン。それが思い浮かんだ。寝室での睡眠は蛹になることに似ている。現実世界に出たくなくて布団の中でうずくまっていても、やがて扉は裂ける。

時が満ちれば赤ちゃんはお母さんのお腹から出てくる。それは共運動。生まれる・生み出すという

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スキマ

スキマ

片付けをするときに「今」と「これから」を意識する。「これまで」の記憶や思い出は人生のスパイス程度でいい。そうやって取捨選択している。

隙間産業がやがて成長するように、持物の間にできた空間に新しいアイデアが降りてくる。そして広がっていく。

隣の人と肘がぶつかるような狭い空間ではゆったり食事ができない。それとすごく似ている。

とにかくたくさんの素材を抱え込んでいたから、単純に作業がやりにくかった

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あんぱんに胡麻

あんぱんに胡麻

先日あんぱんを作った。日本ではあたりまえに売ってるけどイタリアでは自分で作るしかない。初めて卵塗り仕上げをしてちゃんと胡麻をのせた。

友達はこぞって「売り物みたい」「美味しそう」と褒めてくれたのだがふと疑問が湧いた。日本人にはあんぱんのイメージが胡麻とともに刷り込まれている。

イタリア人はほとんど知らない。あんこの存在すら知らない。所変われば常識が変わる。あんぱんに胡麻はイタリアには全くない概

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日本での定義再考「スピリチュアル」そして依存しない生き方

日本での定義再考「スピリチュアル」そして依存しない生き方

スピリチュアルという言葉はあやしさを伴うイメージが日本ではまだ根強く定着している。目に見えないモノに頼る。科学的根拠のないモノゴトに金銭が動く。だから詐欺まがいの世界。そう信じる人が多いから。

瞑想に関してはやっとマインドフルネスという言葉と概念が認知されることで「怪しい宗教感」から脱却したように観察される。

「スピリチュアル」という言葉はそもそも精神性・霊性といった他力本願ではない各個人の肉

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普段の生活で多重人格を演じきる

普段の生活で多重人格を演じきる

自分の本当の姿を見失ってしまうとき、たいていは自分以外の周りの誰かや世間の通説にはまり込もうとして、きゅっと魂も心も縮こまっている。

もともと誰でも多面性を持っている。だったらいろんな顔をちゃんと使い分ければいい。

相手の望む姿を演じるのではなく、自分がやりたい役を選んで全力で本気でなりきる。どんな設定でもかまわない。ただし自分で選んで決める。

好奇心旺盛で多面的な要素が色濃い自分を持て余し

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万人にぴったり完璧なやり方などない

万人にぴったり完璧なやり方などない

「絶対にこうやって」「勝手にアレンジしないで」「これが正解、他は間違ってる」

こういう決めつけのセリフを繰り返す人や教えには近づかない。

これさえやっていれば必ず成果がでるという強力なエネルギーに惹かれる人は多い。選択肢が自動的に消え去ることで迷わなくなるから。

本当はその「やり方」が唯一の方法なのではなく、絶対にうまくいくと曇りなく信じる意識が現実的に達成を引き寄せる。

そのやり方が「世

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暗い場所を抜け出して心地よいことをして生きていく

暗い場所を抜け出して心地よいことをして生きていく

与えられたチャンスを逃した。信じていた人に裏切られた。ひどい環境で育った。辛い体験をした。

こういう経験を苦々しく大事に抱きしめている人がいる。それを言い訳にして次に進まない理由の筆頭に掲げて後生大事に保存する。まるで悲劇の主人公のように。

現実生活で理想の人生を歩んでいる人、歴史に名を残す傑作を生み出した人、楽しげな毎日を送っている人。

こういう人達はたいてい、ものすごい数の挑戦を繰り返し

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