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アレコレ楽書きessay

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はてなブログのつぶやきエッセイを転載。イラストエッセイには書かないこぼれ話あれこれ。
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2021年11月の記事一覧

アニメ・まんが・イラストの底力

アニメ・まんが・イラストの底力

Netflixで流行っているらしい
イタリアのアニメをみた。
ローマ方言ばりばり。
早口すぎて集中しないとわからない
そうイタリア人の同僚が言う。

確かに。
20年前の私なら
きっとちんぷんかんぷん。

イタリア人っぽい愚痴。
行動や仕草それから環境。
そういう知識というか
肌感覚で学んだものが
なければ笑えない。

主人公の妄想っぷりや
ストーリーのくだらなさが
リアルな暮らしを
絶妙に再現し

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なにか歪んでいるとわかっていても学ぶことは楽しい・完全犯罪者的なスパイ行為の極意

なにか歪んでいるとわかっていても学ぶことは楽しい・完全犯罪者的なスパイ行為の極意

幼い頃に気づいた。
大人って歪んでる。
その枠に子供を入れたがってる。
それが正しいと信じてるから。

だから半分知らんぷり。
騙されたふりして
真面目に勉強した。
学ぶことは楽しかった。

知らないことを知る。
ことばに置き換えて
表現できることの
幅と深さが広がると
世界がぐんっと開ける。

歪んでる場所でも
学べることはたくさんある。
変だな?と思う感覚は
持ちながらも知識と経験を積む。

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気づかないしあわせと、それから

気づかないしあわせと、それから

知らなければよかった。
気づかない方が楽だった。

そんなことあるよね。

普通に店で売ってるモノの
安全性をこれっぽっちも
疑わない頃コンビニは
なんでも揃っている
天国極楽だった。

何も考えずに
格安商品を買ってた頃は
作っている人々の
労働環境など
微塵も考えなくて
ほんとに気楽だった。

周りの大人の言動に
疑いを抱かない幼い頃は
判断基準がはっきりしていて
選択肢から選ぶ苦労が
あまり

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水をたくさん飲む

水をたくさん飲む

これを実践するために
生しぼりジュースなどを
入れていたガラス瓶を使う。

できることなら
水道水を飲んで
ペットボトルの購入を
減らしたいのだけれど
この土地の水道水は
自分にしっくりこない。

北イタリアの水を
ペットボトルで購入して
料理や飲料水にしている。

お茶やコーヒーが好きだから
ついつい飲みすぎる。

身体の仕組みを
円滑にするには
美味しい水をたくさん
身体に入れるのが理想。

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愛を込めて思惑どおりに人を行動させるテクニック

愛を込めて思惑どおりに人を行動させるテクニック

noteにはてなブログの
記事を転載している。
すっきりしている
発信場所なのでお気に入り。

当初は他のサービスと
すっぱり切り離して
毛色の違うことを
書くつもりだった。

去年他のアカウントと
連携させて
ハンドルネームを
Miki & Luna にした。

誰かにコメントを書くと
律儀な日本人のみなさんは
たいていきっちり丁寧に
「〇〇様、コメント
ありがとうございます」
と返信をし

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1840年4月0日・ルドンの気球とキュクロプスの瞳

1840年4月0日・ルドンの気球とキュクロプスの瞳

今朝起きた瞬間に
「1840年」という年号が浮かんだ。
出来事かホロスコープを
見ろってことかな?

すると「4月29日愛媛県」
情報が追加される。
ホロスコープを見た。
火のエネルギーが強かった。

ところが。
29日と入力したのに
なぜか0日になっている。
そんな日付存在しない。

1840年で検索して
引っかかる出来事を調べる。
フランス人の画家ルドンが誕生。

山田五郎さんのYouTube

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「2×5mmの金メダル」GUCCI・VERSACEをつくる世界の秘密

「2×5mmの金メダル」GUCCI・VERSACEをつくる世界の秘密

華やかなピンクの
シルクのロングドレス。
繊細ドレープの胸元。
あらわな背中に走るクロス紐。

そんなパーティードレスを
いま進行形で作っている。
担当しているのは
直径2mmの紐の端処理。

スカウトされて3年経過。
ミシン作業はやったことがない。
手作業のみの専門職。
こんな世界があると
全く知らなかった。

細かい作業が得意なので
手作業仕事の中でも
とくに数ミリから1mm以下の
極小世界を

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黄色いさんかくの声

黄色いさんかくの声

とある声優さんが
これからその道を目指す
若者たちに話をしていた。

ひとりの男性が質問。
どうやって
いろいろな声を
使い分けるのか?

声優さんは質問返しをする。
黄色いさんかくの声
出してみて?できる?

戸惑う質問者。
声優さんは
黄色いさんかくになって
おしゃべりをする。
会場が感嘆でざわめく。

ある道を極める人は
想像力や直感を駆使する。
ひらめきを使う。

ゾーンに入ったスポーツ選

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飛び級の許可証が解決しないミステリーとして届いた夜

飛び級の許可証が解決しないミステリーとして届いた夜

自分の出生図を使って
少しマニアックな
サビアンシンボルの研究を
していた夜のこと。

いつもと違うサイトで
ホロスコープを出したら
火星の位置が全く違う。

多少の誤差はあたりまえ。
だけどひとつだけ
明らかにおかしい。

他の人のデータで確認。
2つのサイトでの違いはない。
何人も確かめた。
何度も確かめた。

自分の誕生日前後の
データを入れて確認する。
2つのサイトはそれぞれ
キチンと機能

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虹色のうんち

虹色のうんち

雨が降った後
家の門にたくさんの
カタツムリがいた。

セキセイインコの
餌を食べていることに
気がついたある日
わざと門の上に
カラフルな餌を置いた。

食べた物と同じ色の
うんちをする。
そんな情報を仕入れて
試してみたのは小学生の頃。

あるイタリア人デザイナーは
テレビもパソコンもない
静かな家で暮らしている。

彼いわく
「誰かの発信なんて糞みたいなもの」
「他人の排泄物を見る必要はない

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静寂との良好な関係

静寂との良好な関係

5時に起きる。
まだ外は夜の続き。
今朝は西の空に月。
早朝の月光浴。

寝静まった景色。
ゆっくり移動するまるい光。
動いているのは私と月。

時折鳥の声が聞こえる。
遠くでかすかに動く
早起き陣の車のライト。

今朝は風もない。
私が動きを止めると
静止画のなかにいるみたい。

6時になり東の空に
太陽の気配がみえる。
犬の吠える声が
わずかに聞こえてきた。

東と西の窓。
どちらも見える場所

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なんでも屋が器用貧乏ではなく機用富豪になる時代がやってきた

なんでも屋が器用貧乏ではなく機用富豪になる時代がやってきた

ひと昔前の履歴書の
定型枠が合わない時代に
なってきたことを感じる。

性別・資格・学歴・職歴
この枠に収まらない
たくさんの経験をしつつ
人として成長する人間が
増えてきたから。

イタリアに定型フォームは
ほとんど無いに等しい。
やってきたことを
自由に記入できる。

約20年暮らして
イタリア版の履歴書を
初めて作成したのは
3年前の夏の終わり。

今の針仕事を始める前に
比較検討してみたら

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ぐるぐるまわる

ぐるぐるまわる

なんども思考が
同じことを繰り返す。
でも実際は
螺旋階段のように
少しずつ上昇している。

そんな生き方が
私には合う。

ど真っ直ぐに
急上昇したり
急降下したり。
そんなジグザグ人生は
あまり惹かれない。

自分の身体を健やかに。
大地や水をなるべく汚さずに。
でもあまり無理をせずに。

心身ともに健康ならば
余力は周りに配る。
それがいい。
それでいい。

地球や宇宙のこと
命あるもの
姿

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なにげない選択

なにげない選択

あまり深く考えない
さりげないことに
その人のそのときの
状態がすとんと現れる。

自分自身も然り。
noteというサービスに
日本語で発信を始めたとき
他のSNSで使っていない
ハンドルネームを決めた。

ばらばら発信が
心地よくないなと感じて
統合してダブルネームに。

するとその場での
キャラクターが融合されて
葛藤がはじまる。

まるで男女が結合して
子供が宿り生れる前に
子宮内部で育つよ

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