マガジンのカバー画像

何度でも読みたい

159
何度でも読みたいすてきなnoteたち。
運営しているクリエイター

記事一覧

生きるためのギフトをつくる

生きるためのギフトをつくる

ストンと落ちた。いままで、ずっと掴めそうで掴めなかったもの。

自分は何を受け取って、何をつくりたいのか。

90%ぐらいの惜しい感じで、いつも自分が手にしたり、仕事でかたちにしたりしてたものが「ああ、これだった」と、満たされた感じ。

何のこと言ってんだって話だけど、たくさんのnote仲間がつくって編んで贈ってくれた『ふみぐら小品』の文庫本を手にしてストンときた。

もうね、実際に手に取ってもら

もっとみる
100%の生と死としての情報

100%の生と死としての情報

※センシティブな内容を含んでいる可能性のある記事です。

惨劇が起こる。メディアはセンセーショナルな最新映像と人々の興奮や混乱を流し続ける。そこに何の意味があるかどうかなんておざなりにして。評論家たちは惨劇の背景を探って口々に語る。そこに仕事があるからだ。

犠牲者は数万人以上。数字が増え続けても、映像が更新されても、リアリティは増すどころか希薄になっていく。新しいSFX映画のプロモーションかと思

もっとみる
企業のnoteが10倍読まれるようになるいくつかのヒント

企業のnoteが10倍読まれるようになるいくつかのヒント

企業がnoteを活用するケースが増えてきました。

そこで今日は「企業のnoteをより多くの人に読んでもらうためにはどうすればいいのか?」について書いてみようと思います。

日々、企業や経営者の発信をサポートしている編集者の立場から、なにかヒントになるようなことをお伝えできればうれしいなと思っています。

キーワードは「コンテンツ化」です。

とにかく文章を書けばコンテンツになる、というわけではあ

もっとみる
つなぐnote、つながる世界。《だいすーけさん》

つなぐnote、つながる世界。《だいすーけさん》

 その日もわたしは密を避けて、ひとりで遅い昼休憩をとっていた。noteアプリをあけた瞬間、ポップアップが目に飛び込んできて、ドキッとする。
「あなたの記事が話題です!」
 この通知は、いつ見ても本当にうれしい。似たようなポップアップの「特にスキを集めた記事です」も もちろんうれしいけれど、全然違う うれしさです。

 それは「スキ」以上にコメントがうれしいのと、同じかもしれません。誰かがわたしの書

もっとみる
いちまいごはん、はじめます

いちまいごはん、はじめます

よばれや、のまかないランチこんにちは。よばれや、のヒトミとして初の投稿をさせていただきます。

最近関わらせてもらうようになった「はっぴーの家」に集まるこどもたちや、お母さんたちなどいろんなひとが、お昼を食べたりちょっと休憩したりできるような場所があったらいいな…ってことで、このたびご近所さんでまかないランチをはじめたいと思います。

よばれやってなあに?はっぴーの家に出入りするようになって約4ヶ

もっとみる
世界を見つけるということ

世界を見つけるということ

「木洩れ陽」が好きでよく撮ります。美しいですよね。木々の隙間から光が射して映し出されたそれ。風に揺れるとまるで小さな子供たちがダンスしているようにも見えます。この言葉を生み出した豊かな感性に憧れます。ところで英語では「木洩れ陽」を一言で表せられないそうです。

それは ”sunlight filters through the trees” のようなセンテンスで表現されるそうです。同じように日本語

もっとみる
SNS時代における「表現のコモディティ化」

SNS時代における「表現のコモディティ化」

今回の文章は、この2年ほど色々書いてきた「SNS時代の表現」というテーマの、現状におけるまとめみたいな話になります。最初に要旨を書くと、たった一文でまとめられます。それはこういうことです。

SNSにおける情報伝達の超高速化によって引き起こされる「表現のコモディティ化」に、我々はどうやって抗うのか。

この場合のコモディティ化とは、「ある表現が瞬く間に代替可能品で溢れかえるようになること」を指しま

もっとみる
2020年代に表現するということ(あるいはマイケル・スタイプの電話帳)

2020年代に表現するということ(あるいはマイケル・スタイプの電話帳)

1. マイケル・スタイプの電話帳昨日こんなツイートをふと書きつけました。

伝説として知っているだけで、本当にマイケル・スタイプが言ったのかどうかわかりません。インタビューだったか対談だったか、そんな中で言った言葉らしいのですが、googleで調べてみても出典を見つけることはできませんでした。まあでも、マイケル・スタイプなら確かに電話帳読んだだけでも人を泣かせることができるかもしれないと思わせる声

もっとみる
問題を排除するのが本当に解決なんだろうか

問題を排除するのが本当に解決なんだろうか

なんとかを二度と買いません。なんとかの利用をやめました。

最近多いけど今年は特に多かった気がする。まあ、これ書いてるnoteもそうだったし。

一年の終わり、大みそかに読むような楽しいnoteじゃないので、そういうの嫌な人はここでそっとタブを閉じるの推奨です

こういうこと書くと、まじでめんどくさい(本質的ではないという意味で)のが飛んできそうなんだけど。

いちいち説明するけど、一連の事象(や

もっとみる
みかんせい人から恋愛小説家への手紙① 「バランス?」 #往復書簡

みかんせい人から恋愛小説家への手紙① 「バランス?」 #往復書簡

女性の皆さんなら中学・高校時代、仲良しのクラスメートに授業中に紙を可愛く折って「お手紙のやりとり」をしたこと、あるんじゃないだろうか。時に本音をこっそり忍ばせ・・・

声をかけていただいたとき、それを思い出した。本音の往復書簡、楽しそうじゃないですか。

まずはお礼を。「まともな人認定」して頂けて嬉しいです、変人でもマトモ、それって一番望む自分でしたので。



いただいたお手紙、隅から隅まで首

もっとみる
「はじめまして」じゃないけれど、笑顔で言うよ、「はじめまして」。

「はじめまして」じゃないけれど、笑顔で言うよ、「はじめまして」。

お店に会いに来てくれた人がいました。

「作品ができたので、届けに行っていいですか?」

写真家の斉藤千陽さん。そう、Muse杯でも一緒に運営スタッフとして活躍してくれた、あの千ちゃんです。千陽さんは、写真家として生きるために一度noteから離れることを決断しました。彼女の中にいろいろな想いがあったのだと思います。本当はここで会えなくなることは淋しかったけれど、千陽さんのことばに醸された凛とした美

もっとみる
【ギャラリー・クリオネ 特別展示場】

【ギャラリー・クリオネ 特別展示場】

クリオネです。

漫画の履歴書というタグで熱く語られる漫画への愛、それに触れるにつれわたしも書きたい!そんな気持ちになった先日。

衝動に駆られ数名の猛者の力を借りることにしました。手を挙げてくださった方々とこちらから声をかけさせていただいた方々、妄想で漫画の作風に合わせた似顔絵を描かせていただきました。キン肉マンの友情のトライアングルを彷彿とさせる力強さ。この場を借りて感謝を伝えさせていただきま

もっとみる
炎上しないために、今できること

炎上しないために、今できること

SNSを利用していると、「炎上」という現象をよく目にします。

ぼく自体はこれまでに「炎上」に対して、何か言及してきたことはありません。騒ぎが収まっていく光景を静かに見つめてきました。「関心がない」ということではなく、また、自分の中に考えがないというわけではありません。関心もあれば、考えもある。ただ、何かを発言する際には、できる限り慎重であろうと努めます。そこで燃え上がっている炎は、たまたま自分で

もっとみる
たまにはお金の話もしようかな【エッセイ】

たまにはお金の話もしようかな【エッセイ】

さきほど集計したところ7万5千円だった。

これは私がこの1年間にnote上の記事に金銭支援したお金の総額である。
「この文章は良い」と思えば大体迷わずサポートボタンを押している。
300円だとか500円だとかをサポートしていることが多いので、単純計算でこの1年間に180~190記事にちょっとした心づけをしたことになる。

小銭とはいえこうして集計するとバカにできない金額になってくるので驚きである

もっとみる