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つなぐnote、つながる世界。《だいすーけさん》


 その日もわたしは密を避けて、ひとりで遅い昼休憩をとっていた。noteアプリをあけた瞬間、ポップアップが目に飛び込んできて、ドキッとする。
「あなたの記事が話題です!」
 この通知は、いつ見ても本当にうれしい。似たようなポップアップの「特にスキを集めた記事です」も もちろんうれしいけれど、全然違う うれしさです。

 それは「スキ」以上にコメントがうれしいのと、同じかもしれません。誰かがわたしの書いた文章を読み、それについて何かを書いてくれたという事実を、肌で感じることができるからでしょう。何かは解らないけれど、何かがその人に「届いた」のだというリアルな感触。
 その日の通知は、だいすーけさんのnoteに、わたしの記事が貼られているというお知らせでした。

 

◇ ◇ ◇

 

 ここで、だいすーけさんに初めて触れるかたのために、すこしだけご紹介。
 わたしが彼の文章に出会ったころ、彼はたくさんの詩を投稿していました。発表される作品の、写真はもちろんのこと、ことば選びのセンスと掘り下げかた、そして詩の視覚的な美しさに、わたしは魅了されていったのです。

 ここで、たくさんの大好きな詩のなかから、特に見惚れた詩をご紹介。(有料記事も、詩の部分は無料で読めます)

 彼の詩に、もっと触れたくなったかたは、こちらをどうぞ。無料マガジンです。

 

◇ ◇ ◇

 

 通知のポップアップには、相手の記事のタイトルが書かれている。
 彼のその記事のタイトルには見覚えがありました。

「だからスキを手渡したいんだ week2」

その週にスキを押したnoteの中から、毎週5作品程度をご紹介していきます。

 年明けから始まったばかりのこのシリーズ。
 まず、そのタイトルに心惹かれました。
 「スキ」ボタンを押すだけじゃなくて、「スキを手渡し」しようとしてるんです。ひと目で「シリーズの意図」と「週刊であること」が伝わるように作られたタイトルは、どこかキャッチーな歌詞のようでもあり、センスが光ります。

 だいすーけさんがキュレーションした、いわば、スキnote展。week1のセレクトのなかには、すべて記事を読んでいるよく知ったかたもいれば、はじめましてのかたもいました。
 week1で紹介されたnoteを読みながら、わたしは次回を楽しみにしていました。それは、作品をセレクトする視点も、作品を紹介する文章の温かさも、わたしにとって心地よいものだったから。


 

 そして、通知をいただいたweek2。
 ドキドキしながら、その記事を読みに行きました。

 素晴らしいみなさんの作品とともに、ご紹介いただいた作品は、このエッセイです。

射しこむ西日にきらりと光った彼女の手元にあったものが、「酢」なんです。気取らない、カジュアルな、どこにでもあるようなラーメン屋さんだったのだと思うのです。 

 まさかこのシリーズで取り上げていただけるだなんて、思いもよらなかったし、切り取ってくださった場面は、とても大切に描いた場面でした。読んでいて、もう・・・。もう、語彙が足りないけれど、じんわりと胸の奥が熱くなりました。
 いただいたご紹介文、もったいないので一部分だけ引用させていただきました。もし良かったら上のリンクから読んでいただいて、わたしと喜びを分かち合っていただけたら、めちゃめちゃうれしいです!

 

 たしかに、誰かに届いている。それを実感するときって、本当にうれしく幸せなものですね。だいすーけさんが手渡してくださった「スキ」、たしかに受け取りました。
 だいすーけさん、そして、この「忘れられない人」にコメントやTwitterでの帯をくださったみなさん、ありがとうございました!

 

◇ ◇ ◇

  

 ほかのみなさんの作品もみな、素晴らしいです。
「だからスキを手渡したいんだ」シリーズは、1月28日現在、week4まで公開されています。
 あなたも、このシリーズのキュレーター、だいすーけさんの世界に触れてみませんか? 詩も、文章も、写真も、セレクトも、どれも素敵です。

(本日のヘッダー画像は、だいすーけさんの作品です。美しいでしょう? みんフォトで「だいすーけ」とお名前で検索すると探せますよ)

 



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