水野うた
何度でも読みたいなぁ・・・と思ったnote、トラックバックのように大々的に紹介はしないけれど、誰かにもおすすめしたいなぁ・・・と思ったnoteを、そっとしまう場所です。ときどき、気まぐれに引き出しを整理します。
LGBTQ+やジェンダーなどに関するnoteを、幅広くピックアップしています。
フトした事からはじまる もう出会うことのない貴方へ 手紙のような小説 珠玉の一編をお届けします #手紙小説・メンバーで運営中
1枚の写真とちいさな物語
日々是好日。 出会う物事から、ちょっぴり思いをめぐらせて。 感じたことを、思いのままに綴っています。
かたちと軽さが好きで選んだプレーントゥ。けっこう難ありのわたしの足をやさしく包んで、くるぶしもアキレス腱も指の付け根も痛くない。でも、たくさん歩くと疲れてしまう。そんな靴だった。 今では仕事にも履くし、遊びに行くときも旅行でも履く、お気に入りの一足になった。どれだけ歩いても、足は痛くならないし、疲れない。変わったのは、3年前。ぜんぜん違う靴を買いに出かけたのがきっかけだった。 ❅ ネイビーの甲にシルバーが効いたウィングチップ。同僚が光沢のあるバルーンスカ
梅がひらいた。 中庭の八重の梅。この花がひらくと、春が来た、と思うのです。前の部署にいたときは窓からこの梅がよく見えて、蕾がふくらんでいくのを待ち遠しいような、それでいてそのままでいてほしいような気持ちで眺めていました。 この梅の下でお見送りしたことが、何度かあります。年度の変わり目は余裕のない部署でしたから、送別会は、お弁当を取り寄せての“ちょっといいランチ”。握手を交わし、肩を抱き合って、すこし涙目で梅をバックに写真を撮りました。 梅の見えないフロアへ異動した
お別れする時期が来た。 ありがとう。ありがとう。もう、ここへは来ない。 わたしが大切にしたいものは、きっとここにはないから。 ❅ 初めて電話をかけたとき、とても勇気がいったことを覚えている。7~8年前だろうか、何度目かの美容院難民になっていた頃だ。自宅にほど近いサロンは4階建てのビルの1階にあって、天井からドライフラワーの花束がいくつか下がっている。店のホームページを見ると、そのいわれが書いてあった。数ヶ月前のオープン時に祝花を頂いて、その気持ちを取っ
寝る前に日記帳を開いて、その広さに驚いた。これ、昨夜の話です。 今年の元旦から「ほぼ日5年手帳」を使い始めました。1ページで5年分の今日を書けるやつ。毎年、その日の過去の自分に会えるって思ったら、面白くないですか? もちろん、わたしが書くんだもの。会えるのは自分だけじゃない。過去のドラゴンズにも会えるわけです。以前から使ってるスコアボードスタンプも健在。 2月29日のページは、2024年と2028年しかないんですよね。だから、今年だけで1ページの半分も書けるスペースが