まーしゃ

元Uターン兼業農家、アラフォーワーママ。育休復帰転職後、適応障害の診断。根本的に働き方…

まーしゃ

元Uターン兼業農家、アラフォーワーママ。育休復帰転職後、適応障害の診断。根本的に働き方を変える方法を確立すべく、noteに試行(思考)錯誤を書き留めつつ、下げない転職に成功。HSS型HSP。現在ベンチャー企業バックオフィス。

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  • 女子のトリセツ

    アラフォーを迎えたからこそ言える、私が「女である価値」とは…?メンタルの取り扱い方、マタニティ前から知っておいてほしい女子の体のこと、ワーママ時間術や自己投資についてなどなど、個人的な経験をもとに書き留めておきたいです。そして、特に若い世代の方々に参考にしてもらえたら報われるかな、と。

  • 人生の話

    アラフォー女子の、ありきたりなようでいて、数奇な人生にまつわるあれこれ。 人生論から、生活雑記まで、あれこれ。

  • 仕事・転職の話

    大学卒業後30代まで、唯一「長続きした」仕事と言えば、スタバのアルバイトとゆるーい兼業農家。しかし、「続かない=悪」なのか?この歳になって心底思う、本当の仕事の価値を語りたいです。

  • 本を読んで考えたこと

    本との出会いで感じたこと、考察したことをまとめてみます。生活実感と結びつけた形で、カスタマイズした読書体験をシェアしたいです。

  • 育児note

    現在2歳女児、現在進行中の育児日記。低所得でも、夫とふたりで最大限の環境を整えようと悪戦苦闘する毎日…雑食&独学のわが家の実践の数々について、日常や考えを記録したいと思っています。

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固定された記事

低所得、ワーママ、これからの「仕事」を考える。

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【燃え尽き】また戻ってしまった

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有休。通院に保育参観に、普段会えない人に会い、買い物をし、出来れば服のボタンをつけ直したりもしたい。
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育児が始まってから、「ゼロかヒャクか」という選択肢はない。何事もバランスが大事。

まーしゃ
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まーしゃ
2年前
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低所得、ワーママ、これからの「仕事」を考える。

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似たようなこと考えている人、結構たくさんいるのかなぁ(笑)

1 前提:私の仕事

今現在、私は1歳9ヶ月の女児を夫と育てながら、6時間勤務でパート勤務をしています。

37歳。

今は、小学校という公的な職場で、(休憩が心理的に取りづらいことを除けば)福利厚生もしっかりしている職場環境に身を置いています。

ただ、これは、期間限定の仕事。

4月からは、地元のベンチャー起業である進学塾に、事務方

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【燃え尽き】また戻ってしまった

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今後の自分と家族のため、情報と状況の整理のため、似たような症状を抱えて暮らす人たちのため、記録を残しておこうと思う。

燃え尽き

2024年6月13日、休職開始。
6月25日、心療内科受診、心身過労で就業に支障をきたすとして、1か月休養の診断。
当日中に上司に受診結果と診断書を共有した。

ちょうど2年程前にも、同じクリニックを受診し、適応障害の診断を受けて、3週間仕事を休んだことがあった。

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PMSのやり過ごし方と、「自由であること」の重たさ

PMSのやり過ごし方と、「自由であること」の重たさ

「私はPMSがひどい」と自覚し、思いがけず職場でもそれをオープンにせざるを得ない状況になってから、早数ヶ月が経った。

今回も、どうもひどいらしい。
午前半休を頂き、様子を見てリモートワークさせてもらうことにした。

次のひどい周期のために、教訓4か条。

休息を死守(出来れば有休とる)

家族以外やななるべく会わない

焦って色々しようとしない

起床時の感覚や直感を大切にする

以上4つは、経

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PMSと持続可能な働き方⑥【最終話】

PMSと持続可能な働き方⑥【最終話】

数ヶ月に一回のペースでやってくる、PMSのうちでも、沼の中で息をするような感覚になる、魔の時。

前回のPMSがまさにその時で、さらにそのタイミングで職場でいくつかのことが重なり、カミングアウトをする羽目になった。

結果的に、それは私のこれからの生活にとって良かったと思えているし、必然だったとも感じている。

一月前に起こったことを、その流れや渦中にあっても、ある程度観察して、これからの人生をど

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PMSと持続可能な働き方⑤

PMSと持続可能な働き方⑤

PMSを職場で告白してから、早3週間ほどが経った。

周囲から感じる若干の腫れ物感。

いや、それは私が自分自身に対して取っていた距離感が、他者に反射して返ってきただけだったのかもしれない。

あれからずっと、仕事の量はこれまでの60%程度に抑えていた。
職場にいる時は、前後左右を何回も確認してから、おそるおそるハンドルを握ってアクセルを踏んでいる感覚だった。

「メインストリート」から外れた私は

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PMSと持続可能な働き方④

PMSと持続可能な働き方④

告白から数日間も、不調。

仕事に行く前はどうにも気持ちが塞いで出勤したくなかったし、仕事中は仕事中で、頭が重たく靄がかっているし、体は重だるく倦怠感がひどく、こういう状態のときは「やっぱり重要な仕事をしてはいけないんだ、自己管理も出来ない人間なんだ」と視野狭窄に陥り、セルフコンパッションはどこへやらといった趣だった。

それでもどうにか「魔の時」をやり過ごし…

たかと思いきや、今度は意味不明な

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PMSと持続可能な働き方③

PMSと持続可能な働き方③

いつかは通る道(かもしれない)よ、諸君。

という思いが頭の片隅をよぎる。
透明なドアの窓越しに、部屋に入ろうとしては中の様子を察知してやめた何人かの同僚の気配に気づきながら、私は涙を止めることができなかった。

人生って、辛いことだらけだなぁと、改めて思う。
私が根がネガティブ(駄洒落でなく)だからそう感じるのだろうか?

PMSがこんなに辛いなんて、卒乳前には思ってもみなかった。

もっと言え

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PMSと持続可能な働き方②

PMSと持続可能な働き方②

男性マネージャーに訳を説明しようとしても、どうにも涙と感情が溢れて話すのにも一苦労。
同じ部屋で仕事をしていた年若の事務の女性も目を丸くしている…

そうこうしている間にセクションマネージャーの女性も到着。

計3人の前で話す流れに。

どうにかこうにか、おそらくこんな感じの内容を伝えたように思う(あまり鮮明には覚えていない)。

月経前の7〜10日に、イライラ、集中力の欠如、自己批判、気分の落ち

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PMSと持続可能な働き方①

PMSと持続可能な働き方①

やってしまった。

つい先週の木曜日のこと。
普段なら真摯に受け止める、マネージャーからのフィードバック。

指摘の最中、落涙。

そもそも、指摘の内容自体、PMSに起因するものだったように思う。
ガイドも一覧もなかった、マニュアル類の整理を一人で地道に続けていて、監査の前にその進捗とチームへの依頼事項を共有した内容のメール。

一緒に読み返したら、確かに前後関係が分かりづらくなっていた。
朝イチ

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あなたの理想のリーダー像は?と問われて

あなたの理想のリーダー像は?と問われて

マネージャー二人が、今日そんな話をしていて、なぜかそこに居合わせた私。

部下やメンバーとしての立場から言わせてもらえば、色々な意味で「握り過ぎていない」リーダーが働きやすい。

※私にとっては、まずはリーダー≒マネージャーと捉えて考えてみる。

プレイングマネージャーとして所持諸々の業務を持ちすぎていたり、部下の能力を考慮して結局自分でやったり、依頼するときのリソース(言葉やデータや引継ぎ資料や

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日刊紙に寄稿する

日刊紙に寄稿する

知人の勧めで、久しぶりに原稿というものを書いてみた。

800字の、読書感想文。

以前、ライターとして月刊の子ども向け全国子ども環境新聞に、動物の記事を書いて原稿料を頂いていたことがある。

その時も毎月達成感があり、楽しかった。

今回は、無償。

でも、書いている時は有償の時よりも、大切な何かを得た感覚があった。

思えば、noteを連日書いていた日々もそうだった。

タイパを考え始めれば、

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GWの焦りと、PMS

GWの焦りと、PMS

飲食店勤めの時には想像すらしなかった大型連休、をすべて休めるというサプライズ。

今年は帰省もスペシャルなイベントもなく、日々の延長として過ごしている。

引っ越しを見据えて家の大掃除をしたい。
中古車の見積もとらなきゃ。
初の職場飲み、参戦(思えば妊娠してから初だわ)
運動したいな(≒体重減らさなきゃ)
連休中にしかできないことしたいな。
読書もしたい。
保育士試験の勉強も、
英会話またはじめた

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『現代思想入門』を年始に読んで思うこと

『現代思想入門』を年始に読んで思うこと

10数年ぶりの、家族揃っての年末年始。
夫が私と同じ会社に転職(部門は別)し、年末年始の仕事から解放されたため、今年は本当にゆっくり出来ている。
おまけに、娘がいる。

人生は、常に想像を逸脱し、思いがけない方向に進んでいくなと、最近しみじみと思う。
病、障害、別離、結婚、出産、退職、転職、何かを始める決断、何かをやめる決断、自分で決められること、やむを得ずそうなってしまったこと…
想像や想定はし

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「insight」を読んで~転職から1年を振り返る~

「insight」を読んで~転職から1年を振り返る~

前回記事から丸6ヶ月が経過していた。
計画的に記事を休んで、半年。
と言えば聞こえは良いが、結局は今の自分のキャパオーバーを防ぐために、記事を書く時間と他のこととのトレードオフをした。

また書きたくなったのは、また良書と思える本に出会ったから。

転職後の人間関係や業務内容への新鮮味も薄れ、人の出入りがあって仕事が増えつつあった。
また時間に忙殺されて心身不調の兆しが出始め、不平不満もたまりつつ

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有休。通院に保育参観に、普段会えない人に会い、買い物をし、出来れば服のボタンをつけ直したりもしたい。
お休みの日も詰め込みがちになる。時間を有効に使いたい気持ちと、ゆっくりタイムもほしい本心…
育児が始まってから、「ゼロかヒャクか」という選択肢はない。何事もバランスが大事。

朝の瞑想。終わった後、すぐに動き出さずに、この穏やかな心身の状態を染み込ませるようにしばらく味わうと良いらしい。
久しぶりに、“calm”な状態に浸ったと感じる。自分自身を開いてリリース出来る瞬間を、意識して設けたいなぁ。