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『現代思想入門』を年始に読んで思うこと

10数年ぶりの、家族揃っての年末年始。
夫が私と同じ会社に転職(部門は別)し、年末年始の仕事から解放されたため、今年は本当にゆっくり出来ている。
おまけに、娘がいる。

人生は、常に想像を逸脱し、思いがけない方向に進んでいくなと、最近しみじみと思う。
病、障害、別離、結婚、出産、退職、転職、何かを始める決断、何かをやめる決断、自分で決められること、やむを得ずそうなってしまったこと…
想像や想定はしてみるものの、必ずそこには見込みきれない何かが生じて、意外にもそこから機微やダイナミズムが生まれたり、新たな展開につながっていったりする。

「ニ項対立を脱構築する」
「未練込みでの決断という倫理性を帯びた決断」

読みはじめたばかりだが、既に胸が熱くなるフレーズが豊富に散りばめられている。
自分が無意識に前提としてきた(そして今もしている)モノの捉え方の根本に光を当てて、立ち止まらせ、建設的な悩みをもらたしてくれそうだ。

昨年悩みに悩んだ、「曖昧さへの耐性のなさ」。
もしかしたら、私自身の弱さ(と信じていたもの)も、別のアングルから光を当てることができるかもしれないと、そんな予感が既にしている。

アイディアを形にするため、書籍代やカフェで作戦を練る資金に充てたいです…