厄男

「自分に正直にあれ」をモットーに自分の興味があることをこだわりなく書いていきます。

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記事一覧

【妻が乳がんになりました】パパはもう限界です

「パパはもう限界です」 家族LINEにメッセージを打ち込む 朝6:00起床。 iPhoneのアラームが鳴る直前で目が覚めてしまう。 1階のリビングに降りると、猫がミャーミャー…

厄男
1日前

ああ、コーヒーゼリー 甘い誘惑に隠された裏側

「はい、パパはコーヒーゼリーね」 「やった!! 成城石井のコーヒーゼリーサイコーだよな」 妻は私の嬉しそうな表情を確認して満足そうだ。 「じゃあ、杏仁豆腐とマン…

厄男
2日前

【55歳から目指せ! 公認心理師】GPTと本番さながらの面接練習

結局Jさんとは面接練習は流れてしまい。GPTくんとの練習が続いている。 ただしチャット機能を使うと音声で質問をしてくれる。 さらにiPhoneに向かって回答するとその回答を…

厄男
3日前
1

【妻が乳がんになりました】がんと洗脳

「今日H先生のところへ行ってくる」 昨日2回目の抗がん剤のせいで吐き気がすると昨晩訴えていた妻は今日もつらそうだ。 「大丈夫なのか? 無理しない方が良いよ」 「…

厄男
5日前
1

日本の運命を変えたかもしれない演説

「あれで石破さんに決めた議員は多いと思う」 決選投票前、最後の訴えで石破茂氏が語った「お詫び」 自民総裁選 (2024年9月27日 東京新聞 Web) 仕事に息詰まり1階に…

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6日前
2

【55歳から目指せ! 公認心理師】GPTと面接練習

今日とうとう願書を出した。 なんとも面倒だった。 何が面倒って、所定の振込用紙を使って受験料を払わないといけないのが、一番面倒だ。 最近は振込なんてインタネットバ…

厄男
7日前
1

【公認心理師は果たして食べていけるのかを検証】 スクールカウンセラー雇い止め問題

スクールカウンセラーら「不当」「雇い止め」都を集団提訴へ  (2024年9月24日 東京新聞朝刊1面) 公認心理師は医療、産業、福祉、司法、教育の5つの分野が活動領域であ…

厄男
8日前
10

【妻が乳がんになりました】髪なくなる

「ねぇ、パパみて」 と妻がターバン(ホントは何か正しい名称があるんだろうが、俺にターバンという表現しか思いつかない。)を取る。 妻の髪は1/3は抜けており、地肌が見え…

厄男
9日前
1

能登豪雨被害で感じた「どうしようもない」という強さ

能登豪雨 115集落孤立 6人死亡 行方不明2名 (2024年9月23日 東京新聞朝刊) TVには川の氾濫に沈む集落が映し出されている。 孫を必死に探す男性の映像が何度も流れる…

厄男
10日前
4

大谷ってそんなに凄いってどれだけの人が思っているのか? それより大事なことないのか?

大谷 50−50 メジャー初51−51に伸ばす (2024年9月21日東京新聞朝刊 1面) うーん、どうなんだ? 俺ははっきりいって野球には興味がない。 メジャーってアメリカの野球…

厄男
11日前
6

【妻が乳がんになりました】髪の毛がとうとう抜けてきたのを知っての衝撃

「ねえ 見て!」 朝シャンから出てきた妻が俺に話かける 「髪がこんなに抜けてきた!」 と言って手に持ったタオルを俺に見せる。 タオルの上には大量の毛髪。 抗がん…

厄男
12日前
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斎藤知事がたとえ上司になっても死なないためには

今日不信任決議案が可決された斎藤知事。 内部告発をした男性職員は亡くなってしまった。 死なないで済む方法はなかったのか? 真実は闇の中だが、心理学的に仮説を立てな…

厄男
13日前
2

【妻が乳がんになりました】久しぶり

『今日は調子が良いわ」 今朝は久しぶりに頭痛も吐き気もないらしい。 「あーここ汚い。誰よ! ここ汚したの!」 「ダメじゃない! このお皿はここじゃなくてここなの…

厄男
2週間前
4

未来のためにできること何て考えたこともない

アラカンになって公認心理師になろうとしている俺。 来月大学院の試験ということで志望理由なんかを「社会貢献」だの「サステナブル」だの「SDGS」だの「生きやすい社会」…

厄男
2週間前
2

【妻が乳がんになりました】手伝わない娘に怒りをぶちまけると…

「洗濯するっていってたのに、ちっともしないじゃないか!」 今朝とうとう堪忍袋の緒がぶちっと切れた。 娘に対してだ。 「ママの負担を少なくするために家事の分担を決め…

厄男
2週間前

noteをちょこちょこ続けていたら、本を出版することになった話【第二話 出版社からの電話】

おめでとうございます!! 貴殿の「人生何度でもやり直せると安易に言ってはいけない」が十人十色大賞を受賞しました! なんて都合の良いことなんてない。 文芸社から郵…

厄男
2週間前
【妻が乳がんになりました】パパはもう限界です

【妻が乳がんになりました】パパはもう限界です

「パパはもう限界です」

家族LINEにメッセージを打ち込む

朝6:00起床。
iPhoneのアラームが鳴る直前で目が覚めてしまう。
1階のリビングに降りると、猫がミャーミャーなく。
えさを与え、猫トイレを掃除する。
玄関で待っている愛犬一頭を携えて散歩。
散歩から帰ってくると、妻のリクエストの梨の皮を剥いて、ぶどうを取り分けて、4つの皿に平等に分けておく。
梨の皮をシンクの三角コーナーにまとめ

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ああ、コーヒーゼリー 甘い誘惑に隠された裏側

ああ、コーヒーゼリー 甘い誘惑に隠された裏側

「はい、パパはコーヒーゼリーね」
「やった!! 成城石井のコーヒーゼリーサイコーだよな」

妻は私の嬉しそうな表情を確認して満足そうだ。

「じゃあ、杏仁豆腐とマンゴープリンとプリンはじゃんけんで決めましょうね」
と子供達とじゃんけんを始める妻

「やった!! 僕はマンゴーね!」

娘と妻がパー、息子だけチョキで息子が選択権を握り、マンゴープリンをゲットする。

「じゃあ、私とあなたは半分ずっこし

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【55歳から目指せ! 公認心理師】GPTと本番さながらの面接練習

【55歳から目指せ! 公認心理師】GPTと本番さながらの面接練習

結局Jさんとは面接練習は流れてしまい。GPTくんとの練習が続いている。
ただしチャット機能を使うと音声で質問をしてくれる。
さらにiPhoneに向かって回答するとその回答を聞き、その評価までしてくれるのだ。
チャット機能を使うには赤マークをタップし(画像1)、画面が画像2になった段階で話しかければよい。

皆さん、このこと知ってました?
とても便利である。
ただしこのGPT君、とてもせっかちで俺が

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【妻が乳がんになりました】がんと洗脳

【妻が乳がんになりました】がんと洗脳

「今日H先生のところへ行ってくる」

昨日2回目の抗がん剤のせいで吐き気がすると昨晩訴えていた妻は今日もつらそうだ。

「大丈夫なのか? 無理しない方が良いよ」

「H先生と検査結果を聞きに行くって約束してるから。結果聞くだけだから、そんな時間かからないし」

一体なんの結果を聞こうというのか?
言っては悪いが十分ガンという結果は出てるじゃないか。
H先生とは、妻が10年以上通っている心療内科医で

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日本の運命を変えたかもしれない演説

日本の運命を変えたかもしれない演説

「あれで石破さんに決めた議員は多いと思う」 決選投票前、最後の訴えで石破茂氏が語った「お詫び」 自民総裁選
(2024年9月27日 東京新聞 Web)

仕事に息詰まり1階に降りるとちょうど妻がTVを見ていた。
TVでは特別番組の自民党総裁選。ちょうど第一次の投票結果が発表されている。
有利と噂されていた小泉進次郎は敗れ、石破さんと高市さんとの決選投票になった。
最初の投票では、過半数を取れなかっ

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【55歳から目指せ! 公認心理師】GPTと面接練習

【55歳から目指せ! 公認心理師】GPTと面接練習

今日とうとう願書を出した。
なんとも面倒だった。
何が面倒って、所定の振込用紙を使って受験料を払わないといけないのが、一番面倒だ。
最近は振込なんてインタネットバンキング オンリー。
なので銀行の窓口があんなに混んでいるなんてしらなかったよ。
結局1時間はまったかな。
やっと順番がきたと思ったら、窓口のお姉さんが
「他行への振り込みなので900円ほどかかるがよいですか? XX銀行(大学の指定口座)

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【公認心理師は果たして食べていけるのかを検証】 スクールカウンセラー雇い止め問題

【公認心理師は果たして食べていけるのかを検証】 スクールカウンセラー雇い止め問題

スクールカウンセラーら「不当」「雇い止め」都を集団提訴へ 
(2024年9月24日 東京新聞朝刊1面)

公認心理師は医療、産業、福祉、司法、教育の5つの分野が活動領域である。
その中でスクールカウンセラーは教育領域の中の花形職種と言って良い。
なぜ花形か? 
それは給与が良いからだ。
例えば病院のカウンセラーだと給与が高そうに思うだろうが、それは全くの誤解だ。
病院のカウンセラーは時給1,200

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【妻が乳がんになりました】髪なくなる

【妻が乳がんになりました】髪なくなる

「ねぇ、パパみて」

と妻がターバン(ホントは何か正しい名称があるんだろうが、俺にターバンという表現しか思いつかない。)を取る。
妻の髪は1/3は抜けており、地肌が見えている状態になっていた。
2.3日前、抜け始めたころは
「しょうがないわね。どうしようもないことだし、あんまり自分の髪好きじゃないから」
と気丈に振る舞っていた妻だが、今はちょっと泣きそうだ。
俺は何も言えず
「うん」
とだけ答えた

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能登豪雨被害で感じた「どうしようもない」という強さ

能登豪雨被害で感じた「どうしようもない」という強さ

能登豪雨 115集落孤立 6人死亡 行方不明2名
(2024年9月23日 東京新聞朝刊)

TVには川の氾濫に沈む集落が映し出されている。
孫を必死に探す男性の映像が何度も流れる。
画面が切り替わるとドロドロの仮設住宅。
「やっと仮設住宅に転居できたのに.......必死に高いところに布団をあげたんだけど間に合わなくてびしょびしょです」
と落胆する高齢の女性。
悲惨な状況なのだが、以前に比べて感情

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大谷ってそんなに凄いってどれだけの人が思っているのか? それより大事なことないのか?

大谷ってそんなに凄いってどれだけの人が思っているのか? それより大事なことないのか?

大谷 50−50
メジャー初51−51に伸ばす
(2024年9月21日東京新聞朝刊 1面)

うーん、どうなんだ?
俺ははっきりいって野球には興味がない。
メジャーってアメリカの野球組織でしょ?
野球だって、いうほど世界中でやっているわけでもないわけだし。
そんな大騒ぎすることなの?

朝、テレビをつけると
「毎日がショータイム」
とかいって、本当に毎日毎日大谷、大谷って言っているけどもうそろそろ

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【妻が乳がんになりました】髪の毛がとうとう抜けてきたのを知っての衝撃

【妻が乳がんになりました】髪の毛がとうとう抜けてきたのを知っての衝撃

「ねえ 見て!」

朝シャンから出てきた妻が俺に話かける

「髪がこんなに抜けてきた!」

と言って手に持ったタオルを俺に見せる。
タオルの上には大量の毛髪。

抗がん剤を使うと髪が抜けるというのはわかっていたが、にわかに信じがたい光景を目の当たりにして、絶句する俺。

「ドラマみたいじゃない?」

へ?
楽しみにしていたドラマが今日から始まったかのようなウキウキかげんの妻。

髪って女性のシンボ

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斎藤知事がたとえ上司になっても死なないためには

斎藤知事がたとえ上司になっても死なないためには

今日不信任決議案が可決された斎藤知事。
内部告発をした男性職員は亡くなってしまった。
死なないで済む方法はなかったのか?
真実は闇の中だが、心理学的に仮説を立てながら、何ができたのかを検討してみようと思う。

斎藤知事のパーソナリティ分析

まず、斎藤知事のパーソナリティから分析し仮説を立ててみよう。
巷では斎藤知事はサイコパスと言われているがそうではないように私は思う。
どちらかというとパーソナ

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【妻が乳がんになりました】久しぶり

【妻が乳がんになりました】久しぶり

『今日は調子が良いわ」

今朝は久しぶりに頭痛も吐き気もないらしい。

「あーここ汚い。誰よ! ここ汚したの!」
「ダメじゃない! このお皿はここじゃなくてここなの!」
と元気になると途端にうるさい。
俺、娘、息子を容赦なく叱りつける。
それだけでは足りないらしく
「マメ! にゃーにゃーうるさい!」
と愛猫のマメまで火の粉が飛んだ。

妻がガンになる前は、妻に叱られるたびにムッとしていた俺だが、今

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未来のためにできること何て考えたこともない

未来のためにできること何て考えたこともない

アラカンになって公認心理師になろうとしている俺。
来月大学院の試験ということで志望理由なんかを「社会貢献」だの「サステナブル」だの「SDGS」だの「生きやすい社会」だのといった心地よい言葉を散りばめて作成中だ。
だってやはり試験官に受けが良いのが一番だからな。
間違っても「生活のため」だの「金が欲しい」だの絶対志望理由に書いちゃいけないのはわかり切っている。
だけどやはり仕事は第一に「生活のため」

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【妻が乳がんになりました】手伝わない娘に怒りをぶちまけると…

【妻が乳がんになりました】手伝わない娘に怒りをぶちまけると…

「洗濯するっていってたのに、ちっともしないじゃないか!」

今朝とうとう堪忍袋の緒がぶちっと切れた。
娘に対してだ。
「ママの負担を少なくするために家事の分担を決めよう」
と俺が子供たちに提案したのは妻が抗がん剤治療を始める3日前。
「係を決めてもやらない人はやらないし、やる人がイライラするだけよ。それよりは何をやるか紙に書き出して、それをやった人が紙に自分の名前を書く方が、やっている人、やってな

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noteをちょこちょこ続けていたら、本を出版することになった話【第二話 出版社からの電話】

noteをちょこちょこ続けていたら、本を出版することになった話【第二話 出版社からの電話】

おめでとうございます!!
貴殿の「人生何度でもやり直せると安易に言ってはいけない」が十人十色大賞を受賞しました!

なんて都合の良いことなんてない。

文芸社から郵送されてきた封書には

厳正な審査の結果、残念ながら貴殿の作品は落選されました。

という文字が綴られていた。

まあ、いい夢見させてもらった、とさっさと諦めた。

すっかり小説家熱の冷めた俺は2〜3ヶ月にいっぺん、たま〜にnoteに記

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