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未来のためにできること何て考えたこともない

アラカンになって公認心理師になろうとしている俺。
来月大学院の試験ということで志望理由なんかを「社会貢献」だの「サステナブル」だの「SDGS」だの「生きやすい社会」だのといった心地よい言葉を散りばめて作成中だ。
だってやはり試験官に受けが良いのが一番だからな。
間違っても「生活のため」だの「金が欲しい」だの絶対志望理由に書いちゃいけないのはわかり切っている。
だけどやはり仕事は第一に「生活のため」だし、仕事をやるからには楽して「金は欲しい」そして上司や部下から認められたいものさ。
若い時分は特にな。

だが、今はアラカン。56歳だ。
おかげさまで子どもも手が離れたし、昔ほど金が必要なわけじゃない。
さらに他人様に認めていただけるほど能力があるわけじゃないのはとうに気づいている。

そんな俺が公認心理師を目指しているのは、単純にこの世の中に俺が生きていたという爪痕は残したいだけなんだ。今のままだと
「XX会社の厄男さんはいい人だった」、とか逆に
「XX会社の厄男さんはとんでもない奴だった」
といった。常に「XX会社」という冠が俺の名前の前についてしまう。

そうじゃなくて会社抜きの「厄男」で勝負して爪跡を残したいんだ。
俺の死んだ後の未来なんてどうでも良いが
「あいつバカだったすごかったよな」
って感じで言われるようになるのが今の目標なのさ。


#未来のためにできること

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