正道 ©教育参謀
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入社1年目がしておくべき「あなた」を救う最強のマインドセット
はじめに
31.2%
この数字は厚生労働省が「新規学卒就職者の就職後3年以内の離職状況」(令和3年10月22)で発表した、大学を卒業した新入社員の早期離職の割合だ。
約3割の人が新卒で入社した会社を辞めていく。これまではそう思っていた。私が学校法人で専門学校の責任者をしていた頃も、早期離職者は約3割と伝えてきた。
しかし、この数字はあくまで平均だ。実態はもっと深刻だった。事業規模で分類し
本業に集中する仕組みをつくっているか
中途採用者。即戦力として活躍できる人と、既存メンバーが教育に労力を割くことになってしまう人の差はどうして生まれてしまうのでしょうか。前回は、期待する役割を言語化する理由について述べました。
さて今回は、「本業に集中する仕組みを作る」というテーマでお伝えしていきます。突然ですがあなたの会社では、中途採用者のみならず、社員が本業に集中できる環境は整っておりますでしょうか。
「本業に集中する」という
期待している役割を言語化する理由とは
中途採用者。即戦力として活躍できる人と、既存メンバーが教育に労力を割くことになってしまう人の差はどうして生まれてしまうのでしょうか。
前回は、中途採用者であっても事前指導として、自責型思考について教育しておく重要性について述べました。
さて今回は、「中途採用者に期待している役割を言語化する」というテーマでお伝えしていきます。
何を期待して採用したのか、中途採用者にあなたの会社は入社時に伝えて
第十二章 期待を共有する 1 ON 1 をしているか
部下に役割を与えて、苦悩を得てもらい、部下が自らに課題意識を持ち始めたら、次にあなたが取り組むのは 1 ON 1 です。
いわゆる1対1の面談になります。ビジネス用語としての1 ON 1には様々な狙いや効果がありますが、ここで触れる「1 ON 1」 は「部下が役職者への昇進に興味を持つため」という目的に特化してご説明します。
今回のような位置づけの 1 ON 1 で大切なのは、1 ON 1 が