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ほとんど、うだうだしつつ、時々本気なライターの日々のあれこれをエッセイで。主にくだらないことでいっぱいの私の日常を、気軽に面白く、失笑してもらえたらよいです。
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他人からの「いいね」より、自分の「すき」に正直でいたい
ちいさいころにすきだったことを
おとなになってもすきでいてもいい
なんて、誰も教えてくれなかった。
たとえば、
さむぅい朝に、バリバリと霜柱を踏むこと
足がしびれるまで、しゃがみこんで公園のアリをながめること
水しぶきが空中で玉になる、一瞬のキラキラを逃さずみつけること
雲の形がなににみえるか、空想してあそぶこと
「もう、おとなだから」
というよくわからない理由で
「すき」を諦
光を見る前、いちばん深い"よる"に襲われる
あお、みどり、ぐんじょう…
薄い、薄い色を幾重にも重ねるようにして
壊れそうに繊細な"よる"は、仕上がった。
やがて
美しく深い闇は、街に影を落としていく。
しくしくと泣きたくなるようなよるも
あの人の声がききたくてヒザをかかえるよるも
わけもなく消えたくなるよるも
すべてはいっときの夢のような、あの深い闇のなか。
耳鳴りがきこえるほどの静寂のなか
不安やおそれ、見えないものへの
不便を楽しむ。その①ーふろおけ選手権
「幸せってなんだろう…」
突然ソクラテスモードに突入し、答えのない哲学を延々と考えはじめては眠れない夜を過ごすことが、ままある。(※多分、人よりソクラテス多め)
最近みつけた「幸せ」に対するひとつの答えは、不便を最大限、楽しみに変える工夫そのもの。
それって多分、人間的幸せのひとつなんじゃないかと思う。
「不便を楽しむ」なんて、掃除機も洗濯機もない時代の人からしたら贅沢いってんじゃねーって