フォローしませんか?
シェア
町谷東光
2024年4月8日 08:00
ぼくの 感じがあなたの 感じに少しでも重なるか ならないかぼくの 感じをあなたが 感じて重なるのならスキをつけてくださるのでしょうありがとう ありがたいそんな機会は時のたつごとに少なくなりぼくの 感じは 宙をさまようそれでもぼくの 感じを文字に 言葉につづりたくてココに刻むきょうの 感じは ココまであすも 何かを感じたい
2023年12月2日 00:30
詩人宣言LV――あなたのおトシはいくつですか4つですね――えっ どういうことですか2020年12月から詩を書き始め20 21 22 23――数え4歳の詩人です――はぁ なるほど 詩人としてはそうでしょうが あなたの実年齢はとっくに還暦すぎ あと半年で63でしょでへへ よくご存じで そのとおりです――4つはいいとして その年齢に応じた詩になってるんでしょどうでしょうか いわゆる現
2023年10月4日 00:30
詩人宣言LIX――おい 詩は書けているかい 書けたのが あるかい ええ まあ あるにはありますが――アップしてくれよ 読ませてくれよ いや あの なんか見せられるのがなくって――どうしたんだよ 書いて書いて 読んで読んでって そんな感じで アップしてたじゃないか 読んでもらえるほどのものが ないから――恥ずかしがってんの? 今更 前は なんでも載せてたよ
2023年9月24日 23:00
詩人宣言LVIIIノートのページを繰り書き残された言葉を見てみるずいぶん間があいたその走り書きを読み返す陳腐な言葉をつぎはぎし詩に…しているそれらを読んで…みるいい…ワケがないいい詩と悪い詩その違いくらい見分けは…できる曲がりなりにも詩を 読み書いてきた3年に足りないとはいえ相当のエネルギーを費やした箸にも棒にもかからない悪い詩…とまでは言
2023年8月31日 00:30
詩人宣言LVII言葉が光を放つすくっと言葉が立つ存在感を持つ言葉自分の中から湧きあがるそんな言葉をうたうひとのこころに 響くうたを――そう思うことはわがこころの 卑しさ さもしさ詩を書くことが自己証明読んでほしいとの承認欲求言葉がオーラを放つ…だと?おこがましい言葉はただそこの光を反射するだけ読み手の気持ちという光に反応するだけ光ろう 目につこ
2023年7月28日 01:00
詩人宣言LVI詩のこと詩を書くことなんだけど毎日勤めに出ていた時のほうがよく書けたな勤めに出なくなって1カ月半働いていない働くために外出しないんだ仕事に出てるっていっても暇でひまで…(過去数年はとくに――)そんなのが多かったんだけどねそんな日常でも仕事に出ているときに詩を読むこと 書くこと と出合ってからは自分の中に何かがたまって言葉 文字となって湧き出
2023年7月2日 22:00
詩人宣言LV満員御礼――東京・両国国技館見た目の入りはせいぜい8割2階席にパラパラと空きがあるそれでも満員御礼垂れ幕が見える定員1万人だから8割の入りとしてこの空間に8千人ほどはいるかぼくは2階の通路を走り回るぼくは走り回る正面から東へ 向正面から西へそしてまた正面へ走る 走る叫ぶ 叫ぶこの中に詩を書いている人はいますかーおーい 詩人さーんこの中に自
2023年6月5日 22:30
詩人宣言LIV現代詩手帖という詩専門誌に載る投稿作品どの詩も 賢しらに見えて最後まで読むことができない広辞苑をひっくり返して探してきたような意味がすぐにわからない言葉改行なしに延々と続く文字の羅列それは言葉のサラダだ読むのは苦行だ選者が1年に1度の交代で自分の作品もひょっとして…日の目を見るかと久々に投稿期待はあっさり打ち砕かれかすりもしなかった何が悪
2023年4月4日 11:00
詩人宣言LIII生きているものは いつか死ぬ生きているものは 必ず死ぬ今ある役割が消え今持つ機能も働かない男としての役割はとっくに終えたよと自分の体がいう鏡の中にはとっくに死んだ血縁ある者たちの面影がぼくの顔に重なる自分の頭の中はどうだ?のぞき見ることはできないその中も役割も 機能も顔 体と同じように老いているのは間違いないああ 坂本龍一が言った
2023年3月16日 00:00
詩人宣言LII心に浮かぶこと瞬時に――瞬時にというのは 目を閉じ開く そのほんの短い あっという間のこと 目が瞬くほどの間一瞬に浮かぶことを書き記すには 一瞬の何十何百何千倍もの時が必要なのだが ぼくの心に浮かびくることは「一瞬」でしかないその心に浮かぶことを 文字という言葉に置き換えて こうして書いているこれをもって 心にポーンッと浮かんだことを書いているだけで そこにはぼくの
2023年2月24日 00:30
詩人宣言LIいつか いつかは小説を書こう そう思っていたいや 現実に小説を書いていたある日 書けなくなった1日 1週間 1カ月 半年 1年2年3年…ぱたりと 書けなくなった書かないだけだ などとうそは言わない書けないまま 年月がたったそれは認める それを認めるぼくは 小説を書けないぼくは 物語は書けない――そこで詩であるいま 本日ただいまこうして書いている
2023年2月8日 07:00
詩人宣言L毎日 ノートに文字を綴る毎日 まいにち何のためか湧きあがり あふれてくる感情を残したいからたしかにそれは そうなのだが毎日 まいにち書くことがある――と 胸を張れはしないただここで記録をとめてしまえばもう書けなくなる――と自分が自分を心配するそしてきょうも とりあえずの気分を文字にしているああきょうはヒラメキもないままだ
2023年2月1日 06:30
詩人宣言ILきょうは特別な日誰も知らないぼくの記念日死んだ母なら憶えているかきょうは特別な日ひとつの志を心に刻みスタートした日36年も前だぼくが大きく針路を変えたその日だ新聞社に入り直し記者として進む先を定めた何にでもなれるのだ とあの日 ぼくは社長になるか局長…まあ部長くらいにはいや やはりジャーナリストは世界が舞台だ 海外特派員だと志があった
2023年1月20日 11:00
詩人宣言XLVIIIぼくは若き詩人である詩を書きだして2年…3年目に入ったぼくは若き詩人である誰も 詩人たる「ぼくの存在」など知らぬだろう関心 共感もゼロとは言わぬが 少ないぼくは若き詩人である不勉強な男である古今東西 詩人の「名詩」を読み自分でそれを読み解き詩作の滋養とすべき――なのかもしれぬが生来の怠けもの「若き」といっても還暦をとうに越えシルバー世代