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閑話 物理屋の感じた春分 〜小学生の理科レベルですねwww 当たり前過ぎて意識しなくなっていること

昨日は春分。


太陽の動き

出典

 昼と夜が同じ時間になって、今日からは昼が長くなる。素直に明るい時間の方が暗い時間より長いのはいい感じ…

 地軸の傾きの影響で、冬至を過ぎてからは太陽からの熱は増え続けて表面からの輻射による熱の放出を上回り北半球の熱の収支は、暖かくなる方向。大気温度は上昇する感じが肌で分かる季節。

 同じ昼と夜が同じ時間になる秋分の頃は、熱容量の大きな地球が温まりきっていて太陽からの輻射熱が減ってもまだまだ暖かい。

 何でも前向きに捉えるので…

冬至の頃は、気温は下がるけど太陽からの輻射熱は増えてくるので心は春…

春分の頃は、まだ後3ヶ月は太陽からの輻射熱が増えるし、気温も春らしく…

夏至の頃は、太陽からの輻射熱は減り始めるけど気温はまだまだ上昇、夏に向かってる…

秋分の頃は、太陽からの輻射熱減少は後3ヶ月で終わるし、地球はまだまだ温まっていてなかなか冷えないから気温もそこそこ高く過ごしやすい…

なんて感じて、恒星たる太陽と惑星たる地球の相対的関係の変化所以の季節を楽しんでいます。

蛇足
 そして太陽も地球もビッグバン以降の宇宙の拡大の中に身を任せているものの、それは電車の中の位置関係の様なもので、駅や踏切にいる人から見ると殆ど同じ速度で動いているということも想像しながら…

 小学校の理科なんですけど、改めてしみじみ…


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