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もしもの備え その4.4 海外駐在後 〜保険の考え方 当たり前過ぎて意識しなくなっていること

 もしもの備えとして保険は外せない話題…

考え方が変遷したので…その面白い流れをご紹介しますね…

学生時代から社会人独身時代まではこちらを…

 結婚を機に吾妹の希望を尊重し”自分で自分の保険会社になる“という発想を転換。
死亡保険5000万円
年金保険 終身型
という感じでの契約をしました。

 その4.3は、家族帯同での米国駐在となった時のお話、ご参考にと海外駐在員向けフルスペック保険のご紹介でした。

 今回は、米国駐在を終えて帰国後の話。

 渡航時の目論見通りリンカーンタウンカーとサンダーバードスーパークーペの2台を持ち帰りました。駐在員の帰国には、例えばお米は200Kgまで無税とか色々特典が有りました。自動車は2年間以上米国で使った車の日本への持ち帰り、要は中古車販売業ではなく、全く個人的に持ち帰るという体では無税でした。しかも1年間は転売してはいけないという制約付き。
 輸入は、現地のケーブルテレビでコマーシャルを出していたロサンゼルスの駐在員の自動車持ち帰り専門業者さんにお願いしました。日産自動車の自動車専用輸出船の帰りの空船に乗せることで1台8万円ちょっとで日本に輸送できます。また輸入には型式認定の証明書が必要でした。1回の認定で20台輸入可能で、その枠を中古車業者さんが融通し合っていました。リンカーンタウンカーはそれが有ったので数万円で済みました。サンダーバードスーパークーペは、極めて特殊なバージョンで、スーパーチャージャー、ましてマニュアルシフト(因みに英語ではStick Shift)ということでそれが無く、25万円で新規に取得しました。残りの19台分は私が持っていても仕方ないのでその専門業者さんにあげました。またリンカーンタウンカーは赤点滅ウインカーの補正のみでした。サンダーバードスーパークーペはそれ以外にロケットミラーという流線型のカウルにミラー格納してある空力特性に配慮したサイドミラーが日本では認められていませんので、可倒式のサイドミラーに変更しました。幸い1番お金がかかる日本の排気ガス規制への適用改造は、カリフォルニア州の州法の排気ガス規制(California Emission)適合のマフラーの車なのでそのままで大丈夫でした。
 ということで、日本でも掛かる新車購入時の諸経費という意味では、リンカーンタウンカーが30万円程度、サンダーバードスーパークーペが50万円程度という感じでした。
 これも駐在員としての特権という感じですかね。

閑話
 因みにその年は日本のお米が極めて不作で米不足の年でした。

 カリフォルニア米を無税枠いっぱい、200Kg持ち帰りました。長粒米なのですが、とても美味しいお米です。渡航時炊飯器を持って行来ませんでした。しかし吾妹はお鍋で炊飯器以上に美味しく焚いていました。そんな事もあって社宅のご近所さんに配ったのですが…
「いやぁ…、アメリカのお米は遠慮しときます…」
と何軒かは丁重に断られたそうです。

閑話休題
 損害保険としての自動車保険を掛けたのですが、私のリンカーンタウンカーは通勤にも使い、フル稼働。

通勤に、買い物に大活躍

横浜から神奈川県の綾瀬市まで。しかも次期主力事業の量産工場立ち上げということで、3年間程度は休み無しという感じ。
 その量産工場も30年を経て今はキヤノンさんの事業所に…

今はキヤノンさんの事業所になっています。

 一方で吾妹もサンダーバードスーパークーペは、子育てにフル稼働。私が受験に時間を足掛け10年近く使ってしまったこともあり、小学校から大学の付属校に入れて学業、課外活動、私生活が落ち着いた形の学生時代を子どもには提供したいと思っていました。

 ということで、普通の子育てに加えて小学校受験の為の塾通いも…

 ということで大活躍の自動車。もしもの備えとしては利用頻度の高さを鑑みて…当然自動車保険はフルフルにしました。

具体的に…主なところは
対人無制限
対物無制限 免責なし
人身傷害無制限
車両保険付き

特約も複数の保険でダブらない調整はしつつ
入院時アシスト
弁護士
レンタカー
ファミリーバイク
車内携行品
個人賠償責任補償
地震・噴火・津波危険車両全損時一時金

という感じで、自動車に加えて私のVF750Fと吾妹のGPZ400という二輪車もフルスペックにしました。

 しかもクレスタはそのままなので、自動車は新規に2台、等級の割引無しからのスタートでしたから結構な保険料。ですが、鉄鋼会社の会社員なので、団体割引30%が効いていてなんとかなりました。

会社員で良かった…(笑)




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