長野充宏

出版作品2016「織姫」2020「東京リストカット」 Amazon 楽天 三省堂オン…

長野充宏

出版作品2016「織姫」2020「東京リストカット」 Amazon 楽天 三省堂オンラインで発売中 大切な人を亡くし それから この世に何かを残すために書いてます。  読んで頂いた みなさんに感謝します。 管理美容師免許 DTM環境音楽 ねこ好き🐈‍⬛

記事一覧

口紅

私はある日 ドライブをしていた お気に入りの音楽をかけて とても楽しい時間だった 山の緑を見ようと 車を走らせているときに 持病のてんかんのせいか その後のことは覚え…

長野充宏
1日前
39

生命は風に乗って

はなのいのちは くりかえし  めぐるみどりに きをとられ すぎるじんせい たいせつに にんげんらしさ おうかする すべてのみらい かがやいて はなのいのちも ほほえ…

長野充宏
6日前
56

カナリアは空へ

音大を卒業したおばあちゃんが 隣の部屋で歌ってる カナリアはカナリア 85歳のカナリアは 大空にその歌声を響かせて

長野充宏
3週間前
133

AM5.00

静寂の中で ジタンに火をつける まだ薄暗い窓の外 始発列車の走る音 未来が動き出す

長野充宏
3週間前
60

笑顔のエイリアン

初めて見た 宇宙人が 一見優しそうだったので 近づいてみたら 派手にレーザービームぶち込まれた おわた おわた おわた あんなに優しそうだったのに

長野充宏
3週間前
43

短歌 人生は変わる

花になれ 光の下で 咲き誇る 優美な花と 君は変わるさ

長野充宏
4週間前
58

君に花束をわたそう

君に会えない悲しみは 時とともに縮まるよ 君のそばに近づくから 時が近づけてくれるから 終わりだってもう怖くないよ 今も何処かで 赤ちゃんのうぶごえ。

長野充宏
1か月前
112

ぼくの人生

小学一年生の頃 父親にこう言われた もう500円しかない みんなで死のうか その絶望感は 今でも心に残っている なんとか大人になって 父ももう死んだけど この人生でも…

長野充宏
1か月前
163

夜空の月

今の人たちは ロマンチックな表現をしたら どういう意味ですかと聞く 月が綺麗だねって言ったら 月を見てどうするんですかという 僕が子供の頃は よく夜空の月を見て…

長野充宏
2か月前
156

傷跡

お互いの 手首を切ってつなぐ手を 誰が離せるものでしょう やがて2人はどこかに消えていった その手首に 傷痕だけを残し

長野充宏
2か月前
79

命の重さ

人は死ぬと 身体の重さが 21g軽くなるという その21gに その人の思い出 夢の記憶や 楽しかった日々や 生まれてから 死ぬまでの すべてが詰まった その人すべてを意味する…

長野充宏
2か月前
107

涙の意味

悲しみは あなたと同じ 泣きぬれて また来る朝に 忘れ去り 涙の痕も どこかへと 君の分まで 生きるから 泣いてる日々が 続いても 明日になれば 新しい 自分にかえる …

長野充宏
2か月前
94

まもなく晴れ

自分だけが 被害者じゃないんだ 世の中には 被害者はたくさんいて みんな涙をこらえて 我慢して生きているんだ 当たり前のように見える世界が 平和であることも 我慢して…

長野充宏
3か月前
106

散歩道

野に咲く花の 尊さに 自分の命 儚さと 重ねる今日の 大切さ 明日に続く 未来へと

長野充宏
3か月前
113

道すじ

人はなぜ同じ過ちを 繰り返すのだろう それしか人生の選択肢が なかったわけじゃないのに それが成長なんだろうか 答えはもう分かっているのに

長野充宏
3か月前
129

こころのつぼみ

春よ来いと まださみしそうな 桜の木に 美しい花を想像する 静かに時を待つ桜の木は 今年も みんなの期待だ 桜は一年に 一回しか 花は咲かないけど 人間の心は いつでも…

長野充宏
3か月前
47
口紅

口紅

私はある日 ドライブをしていた
お気に入りの音楽をかけて
とても楽しい時間だった

山の緑を見ようと
車を走らせているときに
持病のてんかんのせいか
その後のことは覚えてない

あれから何年経つだろう
誰も来ない谷底で
私は腐敗して行く

寄ってくるのは鳥や虫ばかり
誰か私を見つけてくれませんか
私は何もできないんです

今の私のお願いを聞いてくれますか

お願いです誰か私のポーチの中から
鏡を取

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生命は風に乗って

生命は風に乗って

はなのいのちは くりかえし 
めぐるみどりに きをとられ
すぎるじんせい たいせつに
にんげんらしさ おうかする
すべてのみらい かがやいて
はなのいのちも ほほえんで
いきものみんな さきほこれ

笑顔のエイリアン

笑顔のエイリアン

初めて見た
宇宙人が
一見優しそうだったので
近づいてみたら
派手にレーザービームぶち込まれた
おわた おわた おわた
あんなに優しそうだったのに

君に花束をわたそう

君に花束をわたそう

君に会えない悲しみは

時とともに縮まるよ

君のそばに近づくから

時が近づけてくれるから

終わりだってもう怖くないよ

今も何処かで
赤ちゃんのうぶごえ。

ぼくの人生

ぼくの人生

小学一年生の頃
父親にこう言われた

もう500円しかない
みんなで死のうか

その絶望感は
今でも心に残っている
なんとか大人になって
父ももう死んだけど

この人生でも
他の人生でも
この人生をやはり選ぶと
じぶんは思う

夜空の月

夜空の月

今の人たちは

ロマンチックな表現をしたら

どういう意味ですかと聞く

月が綺麗だねって言ったら

月を見てどうするんですかという

僕が子供の頃は

よく夜空の月を見て

うさぎさんをさがしたものだ

命の重さ

命の重さ

人は死ぬと
身体の重さが
21g軽くなるという

その21gに
その人の思い出
夢の記憶や
楽しかった日々や

生まれてから
死ぬまでの
すべてが詰まった
その人すべてを意味する
21gなのかもしれない
それは魂が宿っていた
間違いない証拠なのだろう

涙の意味

涙の意味

悲しみは あなたと同じ

泣きぬれて また来る朝に

忘れ去り 涙の痕も

どこかへと 君の分まで

生きるから 泣いてる日々が

続いても 明日になれば

新しい 自分にかえる

未来への チケット買って

お互いに 明日にとびたて

悲しみを 知っているから

喜びを 伝えれるんだ

まもなく晴れ

まもなく晴れ

自分だけが 被害者じゃないんだ
世の中には 被害者はたくさんいて
みんな涙をこらえて
我慢して生きているんだ

当たり前のように見える世界が
平和であることも
我慢している人がいて

いつも笑っている人でも
どこかに悲しみを 背負っているものだ
みんな何かを 犠牲にして生きているんだ
いつか報われて 君に青空が微笑みますよう

君よ未来の青空を 希望の瞳に焼きつけて進め

道すじ

道すじ

人はなぜ同じ過ちを

繰り返すのだろう

それしか人生の選択肢が

なかったわけじゃないのに

それが成長なんだろうか

答えはもう分かっているのに

こころのつぼみ

こころのつぼみ

春よ来いと
まださみしそうな 桜の木に
美しい花を想像する

静かに時を待つ桜の木は
今年も みんなの期待だ
桜は一年に 一回しか
花は咲かないけど

人間の心は
いつでも花を咲かせる
事ができるんだ

人間も花を咲かせると
輝いて見える
人生でいくつ花が咲くだろう
大きい花や 小さい花や
あなたの心の花が咲いて

人を幸せにできたなら
それを感じた人も幸せになり
幸せは無限大に広がるんだ