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クラシノイロ
2024年3月15日 19:01
船乗りは船を忘れてもうずいぶん前からこの言葉だけが浮かんだままだったでもそこから次の言葉がなかなか出てこないこの絵にはどんな物語があるんだろうそんなことを思いながら ずっと探していた無理に引き出すことはせずいつまでも待っていたら船乗りは船を忘れて旗を振る言葉が生まれ絵の物語が聞こえてきた船乗りは船を忘れて船乗りは 船を忘れて 旗を振る遠い昔
2024年2月25日 23:23
遠い街のあの子が手を振っている「調子はどうだい?」あの子が僕に話かける「赤と黄色、それから青、白が混ざり合ったような、そんな気分だよ」僕がそう答えると、あの子は言った「僕が暮らすこの街にも、赤と黄色、それから青、白が混ざり合ったような、そんな空があるよ」そういってあの子は笑う僕の中にある遠い記憶の街であの子は今でも僕に手を振っている遠い街のあの子
2024年2月23日 20:24
前回、旅と音楽をキーワードに物語を作っていると書いたのですが、朝、絵を少し描きながら、物語(旅する楽団)のことを考えていたら、こんな場面がふと浮かんできた。楽団がある街に着いたとき、テントの前に少年が立っていた。少年はテントの中に入るとこう言った。「僕を楽団に入れてください」楽団の一人がこう言った「それでおまえは何が出来るんだい?」「絵が描けます」少年が言うと、
2024年2月20日 22:36
Freely(自由に 気ままに)枠にとらわれないで、気ままに制限なく、絵の中で自由に遊ぶ制限なく絵の中で自由に遊ぶ初めは画用紙に枠を描いて、その中に絵を描いていたら・・・絵が、枠に収まらなくなり、画用紙いっぱいに絵を描いたら・・・その画用紙にも収まらなくなり・・・(笑)画用紙より大きいダンボールがあったので、そのダンボールに画用紙を貼り付けて描いた(笑)絵
2024年2月19日 22:34
最近は何か分からないものを作ることが多い。そもそも何も考えないで作り出すからだ。手に取った切れ端を、貼ったり、切ったり、塗ったり、ただ指先にまかせてみる。そこには、失敗や成功したなんて感覚もなく、これは何だろう? そんなことを思いながら、目の前に現れたイロとカタチを、色んな方向から眺めて味わう。きっとこの絵も、何かになろうなんてしてないのだろう。でも息づかいは感じる
2024年2月16日 09:59
久しぶりに絵の具を使って絵を描いた。僕は絵を描くと、ほぼ同時に言葉も出てくることが多い。この絵を眺めていた時、王様は「はれ」を祈った・・・この言葉が頭の中に浮かんできた。初め「はれ」は天気の「晴れ」だったが、もうしばらく眺めていると、天気のことではないとわかった・・・「ハレ」は王様の中にある、とても大切なもの。王様の中にもあるが、生きるもの全ての中にある「ハレ」そ
2024年1月4日 20:52
ジョングルール(Jongleur)は フランスで大道芸人のこと大道芸人のエヴァは 今日もどこかの街角で踊っているそんなエヴァの物語ですBGM「Serene」/作(編)曲 : すもち
2023年4月25日 18:08
カケラぼくのカケラ ここにあった ぼくのカケラ また見つけた ここにも ぼくがいた カケラが言った やっと会えたね 色になって 溶けていく ぼくのカケラ指先から 生まれた線は いつか誰かの線と出会う そしてカケラに雨が降ると生き物たちが 目を覚ます 目を覚ました 生き物のたちは ぼくの世界で遊ぶ カケラとひとつになって カケラを描く カケラと踊る カ
2023年4月14日 13:32
先日、息子は春休みということで、家でごろごろしながらゲームをして遊んでいた。そしてそんな息子の隣で僕は、絵を描いて遊んでいた(笑)子供のように絵を描いて遊ぶ父ちゃんを息子はどう思っているんだろうか・・・ (´ ∀ ` *)無邪気に色を塗ったり、ぐちゃぐちゃ線を描いたりして、 思いっきり遊ぶ。そんな父ちゃんを見ていた息子が、僕にこう言った。「父ちゃん、いい絵描けた?」「う
2023年2月28日 22:17
衝動に駆られて踊り出す衝動に駆られて走り出す奥さんがこの絵を見て、「なんかこの絵、細胞みたいだね」って言った。この絵を描いている時、僕の細胞はこんなふうになっていたのかも。細胞が走り出す細胞が踊り出す細胞が目を覚ます
2023年2月21日 14:31
ぼくはカメラを持って散歩するのが好きだ。カメラを持つと、普段気づかずに通り過ぎていたものに目が行く。垣根に咲いている花や、水溜りに映る空、ひなたぼっこをしている猫など、見渡せば、その一瞬の光景の中にも物語がたくさんあることに気づく。さらにぼくがカメラを持つことでいいと思うことは、「今ここ」にいれること。ぼーっとしている時でも、ついつい頭の中は「今ここ」ではないどこかに飛
2023年2月7日 15:18
いつか、ある老人が、僕にこんな話をしてくれた。その老人の頭の中には演奏家がいるのだという・・・老人はこう言った。頭の中の彼は、どんな楽器でも弾くことができて、わたしの可笑しくも切ない人生劇場をいつも最高に盛り上げてくれるのだ。わたしがやらかしてしまった時、彼は、とても切ないチェロを奏でて、どこまでも、わたしを落ち込ませてくれる。わたしが恋をした時、彼は、とても軽
2023年1月13日 22:51
オトコは羽になりたかった・・・危うさの中にある美
2022年7月28日 12:57
暑い日が続くようになりましたね。なのに…こんなに暑苦しい太陽を作ってしまった…もっと爽やかな太陽になるはずだったのに(笑)そしてこの太陽、見た目だけでなく、態度も暑苦しいのです。ふと目が合うと僕にこう言うのです。「わしどない?イケてる?」「う、うん、イケてる・・・と思うよ」「どのへんが?」しつこい、う、うざい(笑)でもどこか憎めないこのおっさん太陽、そう思っている時に