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8401日生きててくれてありがとう。生かしてくれてありがとう。

この世界に生まれて8401日目の3月21日。私は23歳になりました。
「とりあえず20歳までは生きる」で過ごしてきた私が、3年も延長しています。
「早くいなくなりたい」がいつの間にか「生きていたい」に変わった1年、それが22歳でした。

精神疾患になってからどの年齢も目まぐるしい1年を過ごしている気がします。
1日1日を細かく見ていったら確かにどん底な日も沢山ありますが、全体で見たらきちんと前進していました。

22歳は障害者手帳の等級が下がったり転職したり…そして最後に精神薬完全ゼロにもなりました。
22歳、この1年は大成長です。よく頑張ったね。

私は今、胸を張って「幸せ」と言えます。
障がい者でもお金がなくても障害者雇用でも、私はそれでいい。
私は私になれてよかった、この人生でよかった。

あんな事がなければ・あの人と出会わなければ・あの選択をしなければ、って過去を振り返ったりもしていた22歳でした。
でも、その当時は苦しかったりしんどかったり居なくなりたかったりしていたけれど、その時間(出来事)が1つでもなければ今の私にはなれていない。出会えていない人や感情や出来事があったかもしれない。
だから過去の沢山の嫌な出来事にも感謝しています。そして何より、当時生き残ってくれた自分に感謝しています。

23歳になった21日の0時。大好きな人たちからLINEが来ました。
私のことを想ってくれている人でどん底の私から離れずにそばにいてくれた人で人生の半分以上を一緒に過ごしている人。
そんな人たちに「琴音最近本当に笑顔が増えて幸せそうだね!」とか「琴音と一緒に過ごせて嬉しいよ〜」って言われました。
ありがとう、幼馴染の3人。3人に出会えてよかった。病状MAXだった時は「縁きる!もういなくなる!消えるから!」って言ったりして沢山傷つけたのに、離れずに見守ってくれてありがとう。嫌な顔一切見せずに仲良くしてくれてありがとう。
やっと笑顔をきちんと見せれるようになって薬も無くなって毎日幸せに過ごせるようになって、恩返し少しはできているかな。今年に入ってから3人に頼られることもあって、嬉しいな。もっと私は幸せになりたい、そして3人のことを幸せにさせたい。ずっと一緒にいてくれてありがとう。

そして誕生日の21日と前後の計3日間は彼氏が一緒に過ごしてくれました。
20日はディズニーに連れていってくれました。
正直ディズニーに行っても周りの人を軽蔑し「私は幸せじゃない」などと今まで想っていました。でも2年ぶりに行ったディズニー。今回はとっても幸せで本当に夢の国でした。
彼のおかげで更に病気が快方に向かったのかも、と病院や友達に言われています。初めて家族全員・主治医と心理士・友達…全員から「いい人じゃん!!」と言われて大絶賛で。
私自身今の彼が1番好きで1番信頼できる彼氏です。私の本来の素の姿を引き出してくれます。
「あの琴音がタバコ辞めてメンヘラにならないなんて!!どれだけすごい彼氏なの!?」と言われます。笑
今の彼とずっと一緒にいたいし、手放したくない。だから過去の病状MAXの私に戻らないようにしようって思えています。


ディズニー。

インスタグラマーや20代の綺麗な女の子にはなれなくて、
私は常にベラベラ喋ってゲラゲラ可愛くない笑い声上げて時々メソメソ泣いている人間。そんな私のことを「好き」と言ってくれる周りの人たち。
ずっと一緒にいたい。

人生で1番幸せな誕生日でした。人生で1番「生きててくれてありがとう」と言いたい日でした。
23歳も喜怒哀楽豊かなそのままの私でいたい。
よろしくお願いします(^-^)

琴音

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